パーソナル検索サービス「Greplin」

検索の残り半分:Greplinはクラウドのためのパーソナル検索エンジン



なるほど、これはアリですね。

確かに自分がどこかでやり取りした覚えはあるけど探せないモノってありますよね。

MacならSpotlight、WindowsならGoogleデスクトップ検索とかでメールやWeb履歴は探せるけど、ログインしないと見れないクラウド上のデータは探せない。

どんどんSNS上の活動が増えていくでしょうから、Twitter/Facebook/Gmailその他のパーソナルアカウントを横断して検索してくれるサービスは重宝しそうです。

誰でも考えそうだけど、無かったサービス。

やっぱりアメリカは凄い。

ソーシャルメディアのポジティブな影響

転換は確実に起こっている



さとなおさんのコラムより。

ソーシャルメディア(特にフェイスブックやツイッターは)はいままでのネット上のコミュニティと違って、リアルな人間関係をそのまま持ち込みやすいし、持ち込む人が多い。そうなると人は「社会的な行動」をとるようになる。つまり「目を背けたくなるような口汚い言葉・罵詈雑言を言いっぱなしにする」ということが減り(友人たちに見られちゃってるからね)、真っ当な発言が多くなるのである。批判するにしても建設的なものが増えてくる。



そして、助け合いも起こる。自浄作用も起こる。貢献意識も起こる。ツイッターもフェイスブックも「人間ってこんなにいい人ばっかりだったっけ?」と不思議に思ってしまうくらいポジで性善説で明るいコメントが多い。掲示板系の荒れた言説を知っている人にとってはこの転換は劇的だ。


そう、Twitterやmixi/FacebookといったSNSの良いところはここ。

2ちゃんねるの荒れた土壌とは決定的に雰囲気が異なる。

本来ネットは完全匿名の世界じゃないんだよね。

ISP通じてIPアドレス調べれば、身元は特定出来る。

なのに場を荒らして何とも思わないのは、見られている実感がないから。

これからネットの良い効果が世の中に広まっていくと良いな。

まずはマスメディアの在り方から。

これは確実に進行している。

子ども達の時代が今より良くなるという前向きな展望を持ちたいモノです。

Facebook上のショッピングのあり方は?

本当につい最近になってからですが、Facebookの波が日本でも来ていますね。

さて、我々の課題はFacebookとECをどうマッチさせるか、です。

パターンとしては、ファンページもしくは自身のウォールに商品を並べる疑似ショップ開業アプリを提供する事。

しかし私はそれはちょっと違うのでは、と思っています。

だって、最終的に誘導したいのはショップですよね。

なのにファンページやウォールへの集客に更に四苦八苦するのは本末転倒だと思うんですよね。

ウチならではの解をご提示したいと思いますので、しばしお待ち下さいませ。

B to Bの可能性

とある会社さんから協業のオファー。

すぐにお目に掛かっても良いんだけど、一応食い違いがあると勿体ないので事前に提案内容の骨子を伺う。



ん、B to Cじゃなくて、B to Bの提案ですか。

しかも決済?

んー、どうなんだろ…?



しばし考えて、スタッフと相談。

すぐに以前提案頂いた他社さんのB to B向け決済サービスの資料を出してくれた。

おー、全然覚えてなかったよ。

ちなみにそのサービスとは、↓こちら。



NP掛払い



なるほど。

確かに、販売先を限定して、会員制で卸に特化する業態なんかでは使いでがあるかも知れない。

ネット上でモノを仕入れると基本はキャッシュオンデリバリーなので、掛で仕入が出来るのは資金繰り的に助かる。

普通は信用調査とか、一定の取引実績が無ければ掛で売らないんだけど、間に決済会社が入って与信をくれるのは理にかなってる。

ただ、ウチのお客さんでB to Bを本気でやってるところはそんなに無いと思うんだな。

本来世の中の取引は圧倒的にB to Bが多いと思うんだけど、ネットはどうも小売りに偏重している気がする。

もっと力を入れて開拓すべき領域なんだろうか。



ご要望が多ければ導入検討しますが、如何でしょうか?

Facebookとmixiの違い

元々生まれた国が違うんだからサービスの思想も異なって当たり前ですが、同じSNSでも随分使用感が異なりますよね。

Facebookを西洋の家、mixiは日本家屋と表現した人もいますが、確かにmixiはウェットな印象です。

どこからその印象が生じているんでしょうか?

やはり足跡とログイン時間の表示機能でしょうね。

表に現れない行間を読む行為と言いますか、暗黙の合意と言いますか、何せ解りにくいんですが相手の行為に重大な意味を投影する機能ですよね。

自分が日記を書いたとき、誰がいち早く見に来てくれているか、または見に来てくれていないのか。

ログインしていないならしょうがないけど、ログインしているのに見てくれていない。

又は、見ているはずなのにコメントがない。

やれ読み逃げだ、mixi村八分だ。



あー、やだ。(笑)

そりゃmixi疲れにもなりますわね。

これからは公式にはFacebook、極私的利用の場としてのmixi、なんて棲み分けになるんでしょうね。

mixiは自分のポジションをよくよく理解しておかないと、存在感が低くなる一方と思います。

頑張れ!

Facebook浸透中?

徐々にFacebookの波が来ている実感があります。

正直、使いにくい。

日本人向きじゃない。

でも、それ以上にmixiがダメ。

誰かが書いてたけど、Facebookは目新しいサービスではありません。

スタートしたのは2004年で、mixiとほぼ同時期。

既に先行していたMySpaceを参考に、mixiは日本人向けに日記という形式を中心に据えるサービス設計をして大成功しました。

その後にもっと緩い繋がりを特徴とするTwitterが普及して、ある意味日本人はSNSの未来を先取りしてしまっています。

で、今頃Facebookに戻るのは先祖返りの意味があり、日本人を考慮していないのだから使いづらいのも当たり前ですね。



ただ、mixiはあまりに色々な事を失敗しすぎです。

日記を書く行為を活性化させる、未知の出会いを演出する、のが使命だったはずなのに、ことごとく逆を行っている。

ボイスを導入する事で日記離れを促進し、アプリを持ち込んでSNSとしての空間を変質させ、利用者の気持ちを逆なでするような機能追加で信頼関係を損なっています。

サービスって、コアな利用者層が活動低下しちゃうと、途端に魅力が減退しちゃうんですよね。

だから、決して積極的に皆がFacebookを支持しているとは思えないんだけど、消去法でマグマ溜まりが移動しているような感じがしています。



というわけで、少しFacebook向けの機能開発もしてみようかと思っています。

電子書籍市場の互換性について

電子書籍市場の混迷 続き



これ、現場は本当に困っています。

Apple向けはまだ良いです。

問題はAndroid市場。

端末のハードウェア規格も、コンテンツのフォーマットも、流通市場も、課金システムに至るまで、全てバラバラ。

どうしろと…。

例えるなら、家電各社が全く互換性の無いDVDプレイヤーを作ってばらまいている状態。

端末を買い換えたら、今までに買ったコンテンツが見れないという全く消費者の利益を考えていないカオス状況です。



う〜ん、これじゃあ本格的には拡がらんなあ。

状況が落ち着くまで、ウチはiPad/iPhone向けコンテンツだけに展開をとどめておこうと思っています。

どんなコンテンツを出すかはお楽しみに。

百度(baidu)大丈夫か?

百度(baidu)の新サービスが違法すぎてヤバイ



ご存知、中国最大の検索エンジン「(百度)Baidu」が新サービスを始めたんですが、これが非常にまずいのでは、という記事です。

う〜ん、本当に著作権処理とか全くしてないのか?

内情が分からないと何とも言えません。

が、無断でやってるなら大問題。

いくら全文ではない(書籍の冒頭数十ページ分だけの掲載みたい?)とはいえ、これをサンプルと言い張るのは無理がある。

(英語コンテンツには全文掲載されているものもあるらしい)

もし本当にこれが中国政府の意向に沿った、もしくは黙認の元の施策なら、諸外国からの信任はいつまでも得られないでしょう。



最近、中国に対する風当たりが強まっていると聞きます。

経済実態に応じた責任を引き受けていないというのが、その論拠です。

確かにクルマの販売台数ではアメリカを抜いてついに世界トップに躍り出ました。

もはやどの国も、どの企業も、中国市場を無視しては成り立たないでしょう。

しかしそれはいつまでも続くものなのでしょうか。

右肩上がりで成長しているうちは誰も耳の痛い話をしないかも知れません。

が、一旦踊り場に差し掛かったら、成長の天井が見えてきたら、途端に手のひらがえしが起こるのでは無いでしょうか。

明らかにリスクの先送り、問題からの逃避です。



だから、ウチはおちゃのこネットの中国語版は出していませんし、当面対応するつもりもありません。

責任のある、まともな政治体制にならない限り、手を出さない方が良い領域だと思っているからです。

そしてそれはそう簡単には実現出来ない、時間の掛かるテーマなのでしょう。