「MTV MUSIC」

MTVが20,000↑曲のPVを無料公開/ブログ貼り付け可能



最近YouTubeがJASRACと著作権料支払いスキームで合意したというのは聞きましたが、MTVは独自に権利関係の調整をクリア出来たのでしょうか。

MTV MUSIC」に少なくとも洋楽については膨大なPVが網羅されています。

これはスゴイ!

やっぱり本場のサービスはひと味違う

今日は色々とアメリカの決済サービスを見ておりました。

おちゃのこネットでは既にPayPal決済がご利用頂けるのですが、他の決済サービスも実装すべく準備中です。

やっぱりアメリカのITサービスは進んでおりますね。

実装の仕方も複数のパターンに対応しており非常に柔軟で、何より決済料率が安い!

概ねアメリカ現地のマーチャント&購入者間だと2.9%という安価な設定が標準です。

(日本のマーチャントだとマージンを0.5%乗っけられて、最低が3.4%ですね…)



こういうところは本場の良さをドンドン取り入れたいと思います。(^^)

iPhone vs. Android

哲学的背景がまったく異なる「Android」と「iPhone」



Android携帯の使い勝手については手元に実機がありませんので確かめようがありませんが、上記の記事に見る両社の思想の違いというのは面白い観点ですね。

第三者の活動範囲を厳しく制限して全体を厳密にコントロールしようというApple。

対して、OSへのパッチまで即日出回る状況を歓迎するAndroid。

一見して閉鎖的なAppleが長期的には立ち後れるかに思えるかも知れませんが、Appleの今日のブランド価値が品質をコントロールしてきた彼らの戦略によってもたらされた事を考えると、一概にどちらが良いとは言えません。

Mac OSとLinuxの違いに例えるのが分かり易いと思いますが、少なくとも現時点ではMac OSの方が革新的でUI含めて顧客に高い価値をもたらしていると私は感じます。

革新的なアイデアって、誰か特定のクリエイターが先頭に立って引っ張らないと実現しないものですよね。



Windows対AppleのPCプラットフォーム戦争はWindowsの勝ち。

Google対Yahoo!/MSNのネットプラットフォーム戦争はGoogleの勝ち。

さて、モバイルデバイス&ネット環境プラットフォーム戦争の勝者はどこになるのでしょうか。

「参加型社会」という潮流

ダウンロード違法化はついに何かの引き金を引いた



まだ正式に決定した訳では無いと思いますが、どうやらコンテンツのダウンロード禁止が法令化されることが確実な模様です。

何年か前に読んだ本に、「これからの時代は、限られた出し手による情報発信を一方的に受け取る事から、全ての消費者が自ら情報の発信者として舞台に参加する事がトレンドとなる」という趣旨の事が指摘されていました。

TVの素人参加番組の増加・BLOG/YouTube/2ch/ニコニコ動画等に見られるCGM(Consumer Generated Media)の台頭は上記の指摘が正しかったことを証明しています。

高いお金を出してプロ野球を見にいくより、自分たちで草野球やったほうが楽しい


という表現は、是非はともかく分かり易くトレンドの本質を言いあらわしていますね。



腕力で水の流れを変えようというのは愚者の試みに見えますが…。

Androidの出来映えは?

[WSJ] iPhoneのライバル、Googleケータイ初号機「G1」を試す (1/2)



こちらの記事を読む限りでは完成度という意味でiPhoneにはまだまだ及ばない模様ですが、これでWindows Mobile/iPhone/Androidとモバイルコンピューターのプラットフォーム大手三社が出揃いました。

この三つに、少しのマイナー商品(BlackBerry/Symbian等)が混在して発展していくんでしょうね。



残念ながら、ここでも日本メーカーはメジャープレーヤーとしての地歩を固める事が出来ず、日本というローカルマーケットと下位製造メーカーというポジションに甘んじそうです。

昔は製造メーカーという役割があったのですが、そこは完全に台湾メーカーの独壇場になってしまいました。

もうちょっと日本勢には存在感を見せて欲しいけど、無理かな…?

「群衆の叡知」の行方は?

Diggのゆくえ



世界で最も成功しているといわれるWeb2.0系サービスの一つにこのDiggがありますが、上記のエントリーを読む限り色々と深刻な問題を抱えている模様です。

そもそも無料で利用できるサービスは収益を広告モデルに頼らざるを得ないわけですが、媒体としての価値の根拠となるサイトの影響力がごく少数の利用者に左右されているとしたら広告価値は激減してしまいます。

実のところ私は、メディアが民主的であればあるほど、ある種の情報操作に脆弱なのではないかと考えている。「群衆の叡智」と言ったところで、実情はごく少数の意見がストレートに大きく投影された影絵のようなものでしかない可能性があるわけだ。むしろ、なまじ「『みんなの意見』は案外正しい」などと素直に思い込んでいると、誰かの仕込みに容易にひっかかってしまいそうである。こうした陥穽を、どこまで技術的な工夫で避けられるかが、今後ソーシャルニュースサイトを設計運営する上で大きな課題となると考えられる。


技術的な工夫で避けられるなら良いですが、そこが実現困難だという結論になるとWeb2.0的なサービスの根幹が揺らいでしまいます。



誰かが良い解決策を提示できるかな?

それができたら新ヒーローの登場だ。