ネットショップと決済

ネットショップにとっては、決済と発送が二大付帯業務です。

どちらも必ず必要な機能で、その使い勝手がお店の売り上げに大きく影響します。



カーナビのショップでは、今まで



●決済:銀行振り込み/代引き/ショッピングクレジット(UFJニコス)

●発送:佐川急便の宅配便(メール便は使わない)



という構成だけでやってきましたが、今回ようやくクレジットカード決済を導入しました。

従来は、佐川のEコレクトによるクレジットカード代引きだけを限定的に使ってきましたが、結構割高についていたのです。

佐川によれば、「代引金額の4.0%」が必要なので、仮に5万円の商品を決済すると、



 ・商品代金    :50,000円

 ・代引き手数料  :  630円(*1)

 ・決済対象総額  :50,630円

 ・カード決済手数料: 2,025円(*2)

 ・総決済手数料  : 2,655円(*1+*2) ← 5.31%に該当



となってしまいます。

安売り競争の激しい家電ジャンルでは、決済に5%以上持って行かれては利益を出すのが大変ですよね。



今回ウチは、独自の料率を交渉して、UFJニコスのメール方式でカード決済を導入しました。

同等の事が一般のお店でおちゃのこネットのカートに組み込めるよう、モジュール組み込み形式の提供をUFJニコスに働きかけていますが、さてどうなるか。



セミナーではパターンレーベルさんが、後払いを採用しているとおっしゃっていましたが、知名度の低いショップはNP後払いを導入すると効果的でしょうね。



最近PayPalが日本語画面をリリースしたので、国内の普通の決済でもPayPalの利用が高まることは間違いないと思います。

閉鎖的な日本の金融サービス会社は、これからPayPalに対抗する商品開発をしていく必要がありますが、対抗出来ますか?

おちゃのこネットは、PayPalの組み込みに対応をしていきたいと準備中です。

まだまだ、日本の金融サービスはアメリカに比べると”ぬるい”ところが多くて、改良の余地が沢山ありますね!

2ちゃんねる悪玉論

日本のWebコミュニティがネガティブな空気にあふれていてジメジメしていることは、心ある人は皆認識している事と思います。

個人的にはやはり原因は2ちゃんねるにある気がしています。

問題は匿名性にあるのではなく、法という人間社会の規範を作っているルールを逸脱してもペナルティを受けないという悪しき風潮です。

2ちゃんねるの全てを否定はしませんが、明らかに行き過ぎの行為が目に余ります。

その象徴が管理人の賠償金不払いという姿勢です。



自分は身の安全を保証された対岸にいるくせに、面白半分で人の不幸に塩を塗り、ボヤに油を注いで騒ぎを大きくする。

陰湿で唾棄すべき、日本の汚点です。

海外にこんなコミュニティはあるんでしょうかね?

悪意の増幅装置に存在意義は無いと思います。

やってはいけないことが世の中にはある、という事を住人が学ぶ日が早く来て欲しいです。

アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ--無償版として提供予定

アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ--無償版として提供予定



えっ、あのAdobeが、それもよりによってPhotoshopを無料化とは!



Macromediaを買収して、クリエイティブ業界では敵うモノ無しのAdobeを知っている人には驚きのニュースだと思います。

しかし最近の無料Webアプリ化のトレンドは止まるところを知りません。



米Microsoft、オンラインサービス「Windows Live」「Microsoft Office Live」を発表



↑これは、元Lotus Notesの開発者であるレイ・オジーが主導する戦略と言われています。



MSを動かしたレイ・オジー氏の影響力



少し意味は違いますが、あのSUNがSolarisを無償でソース公開する時代。



サン、ついにSolaris 10を無償公開



全ての企業が、「Webの向こう側」で収益を上げるビジネスモデル構築に向けて突っ走っています。

正に、「ダウンサイジング」に次ぐ二度目のパラダイムシフト。

従来の枠組みがリセットされる瞬間に、今全ての人が立ち会っているわけです。

これは別にソフトウェアやITサービスを提供している会社だけでなく、全ての企業に投げかけられた課題です。



さあ、あなたの会社はどんな対応を取りますか?