弊社採用への応募について



ウチは今、会社の今後を左右する非常に重要なタイミングにある。

そのため、必要最小限の人員に陣容を押さえ、効率的なリソース配分を行っている。

今働いてくれているスタッフは皆数年来の同志的存在であり、非常に有能なスタッフ揃いである。



あまり積極的な採用活動は行っていないが、たまにひょっこり応募者が現れることがある。

どう対処するか、難問である。

「本当に有能なスタッフなら採用はしたい。しかし現在のバランスが崩れたり、本人のスキルの育成や会社の雰囲気に溶け込むのにあまりパワーが掛かるようならご遠慮願いたい。」というのが本音である。



私が一番気にする判断基準は、”腹が白くて、抜け目ない”かどうかである。

想像して頂きたい。

腹が黒くて抜け目ない人物は新聞やテレビでいくらでも見受けられる。(いわゆる悪人である。)

腹が白いが抜けている人物はビジネスに向かない。



そして、本人の情熱とやる気。

実はスキルはその後なのだ。

ただ、本気でこの業界で仕事したいならそれなりのスキルを身に付けてから応募してこい、とは言いたいが。



この様な思いを込めて、応募者には冷たく当たるようにしている。

特に応募に当たって給与や休みなどの条件面を気にする方には特にハードルを高く設ける。

選考の早い段階で断念する方は、その程度の思い入れしか無かったのだな、と判断している。

こうしないと、採用しても結局続かないのだ。

こちらに既にスタッフが複数いて会社の下地がある以上、会社という器に合わせてもらうしかない。

後から入社してくるスタッフの顔色を皆が伺わなければならないなんて事態は避けたい。





魅力的なサービスの提供を通じてウチの存在が有名になり、上記の私の思いを共有できる新しい出会いを待っている。