日本の閉塞感の正体

定期的にチェックしているBLOGにこんな記事がありました。



日本国内に鬱積する閉塞感に息が詰まりそうになって、皆がストレス発散の対象を探しているんですね。

その対象は後ろめたさを感じずに叩ける方が都合が良いに決まってますから。



で、思うのですが、日本の戦後今までの成功ストーリーは、少数のリーダーの後追いをして、右へ習えしているだけで平均以上(他国と比べて)の果実が手に入ったという状況だったと思うのです。

それがバブル崩壊後に国内の成長スピードが国際標準以下に落ち込んで、簡単には明るい展望が持てない訳です。

今の大衆心理には、「こんな世相の下で成功しているヤツは何かズルい事や、うさんくさいことをやってるに違いない」なんていう疑念が渦巻いている気がします。

だから、馬脚を現す様な失態に「それ見たことか」とばかりに大叩きするのでしょう。



でも、この状況がしばらく続くと、実はちゃんとした成功例も結構数多く存在することに皆が気付き出すでしょう。

だって、日本国内が停滞しているだけで、海外マーケット全体は成長チャンスは幾らでもあるんですから。

そうなると、「実は閉塞感を感じているその個人に才覚がないから停滞しているだけなんだ」、という事実が共有されて騒ぐのが恥ずかしくなる日がそのうち来ると思います。



今日本人に必要なのは、「他人の価値観で考え、人の後追いをし、リスクを取らない生き方」から、「自分の頭で考え、独自の方法論を模索し、リスクを取って行動する生き方」への転換だと思います。

その為には、"まともな成功例"を身近に作っていくこと、が大事だと思います。

うさんくさいことをやって儲けるのではなく、ちゃんとしたビジネスの成功例ですね。



学生がいつまでも大企業に就職したがっている様じゃダメだと思います。

カッコイイ中小企業を沢山作らないとね!

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