ハードウェアとソフトウェア

この15年ほどずっとソフトウェアに関わる仕事をしてきました。

(私は営業職なので自分でPGが出来るわけではありませんが…)

最初は制御系のシステム開発と、若干の組み込みソフト。(カーナビシステムの開発なんかを受託で請けていました)

そして今は純然たるWeb系開発。



この15年で、果たしてどれだけソフトウェアの技術進歩があったのか、考えてみました。



開発言語はかなり変遷がありましたね。

当初はCオンリーで、場合によってはアセンブラなんてのも用いていた事がありました。

業務系では丁度オフコンからオープンシステムに移行するタイミングで、COBOLのプログラマーがVisualBasicに慣れるのに四苦八苦していましたね。

しばらくはVB全盛の時代が続き、1995年あたりから少しずつインターネットの世界が拡がってPerlが使われ出しました。

Javaこそが世界を変える、なんて言われてたりしましたっけ。

今はPHPやRubyが手頃でもてはやされていますね。



さて、肝心の開発効率はどうなりましたか?

15年前にCASEツールなんてのが話題になり、人が手でプログラミングする時代はすぐに終わる、と言われていましたが、結局日の目を見ず。

相変わらずコツコツとデバッグに勤しむ毎日です。



そう考えると、この15年間に果たしたハードウェアの進歩は本当に偉大です。

単純な計算能力の進歩を比べれば、今のノートパソコン、いや携帯電話でさえ一昔前のスーパーコンピューターの能力に匹敵します。



一体、この潤沢な能力はどこに消えているのでしょうか?



せっかくのハードウェアの進歩を食いつぶして、大して生産性も上がらないソフトウェア業界は多いに反省すべきですね。

まだまだIT革新はほんのスタート段階にしか無いのかも知れません。

そう考えると、未来に希望が持てますね。(^^)

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