ブロックチェーンの未来

ブロックチェーンによる新規事業開発

知人が主催してくれたセミナーに参加してきました。国内のブロックチェーンに対する最新の知見が得られてとても有意義でした。国内有数の規模でICOしたALISの安さん、中部電力、富士通、Amazon、という登壇者の顔触れは今の日本で一番詳しい方たちなのですから、これが日本の最前線です。しかしながら正直申し上げて、アプリケーションはまだ全然ダメです。「それ、ブロックチェーンを使う意味がありますか?」と尋ねたくなるものが多かったです。

この先のビジョンはまだ誰にも見えていないのかも知れなません。インターネットの世界における下位レイヤーが実装されつつある段階で、ブロックチェーンの価値を体現するアプリケーションはまだこれからなのだとAmazonの塚田さんが語っていましたから、そうなのかも知れない。実は皆の期待通りには立ち上がらないかも知れない。それでも登壇者はディスラプションの可能性をポジティブに信じていました。(セミナーの最後に私が質問しましたw) 私が考えるビジョンは、芝麻信用のモデルです。

「信用」が中国人を変えるスマホ時代の中国版信用情報システムの「凄み」

個人を中心にした社会モデルの実現。その基盤がブロックチェーンなのなら、確かにインターネット以上のディスラプションなのかも知れない。少し気持ち悪いところもありますが、それでも組織から個人へのパワーシフトは止まらないと思いますし、最終的に個人ベースに価値が収斂していくのは正しい流れに思えます。

今は仮想通貨で手っ取り早く儲ける怪しい輩が跋扈していますが、こんな状態が続くわけがありません。私はまともなブロックチェーンの使い方を探っていきたいと思っています。

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