7年ぶりのアメリカ

モントレーカーウィーク訪問のためにサンフランシスコに来ています。前に来たのが2011年だったので、7年ぶり。うっかりESTAの申請を忘れて大騒ぎになりましたが、ひとまず家族を置いて独りで現地入りしました。

まずはサンフランシスコ国際空港の規模からしてデカい。このサイズ感がアメリカです。SUVを借りましたが、インフィニティのQX80とかいう初めて見るアメリカ仕様モデルがまた無駄にデカい。大体において近年の日産デザインはどうも違和感があって好きになれませんが…。久し振りの海外でのレンタカー運転なので慎重にスタートしますが、アメリカのフリーウェイは広くてやたら車線が多いのです。結構みんな飛ばすので、恐る恐る一番右側をゆっくり走る。荒れた路面、ゴミだらけの路側帯、フリーウェイ脇の景色。ああ、良くも悪くもアメリカだな、と実感します。今回は久し振りの家族旅行を兼ねているので少し張り込んでリッツ・カールトンを取りましたが、古いんですね。丁寧なスタッフの応対に、伝統あるホテルに勤めるプライドとホスピタリティを感じました。そうそう、チップを用意しておかないと…。

荷物をほどいて、ネットに繋いで、メールとSlackをチェック。ちょうど時間が合ったので、会社のスタッフとリモートでスクラムミーティング。これが本当のリモートワークですね。ネット回線がしょぼい(2Mbpsも出ない…)ので音声が通りにくいですが、それでもビデオで顔を見ながら太平洋を挟んで打ち合わせできるのは凄いこと。ローミングしている携帯には普通に日本から用事の電話が掛かってきますし、海外に来ても普通に日本国内の出張と同じ感覚で仕事ができちゃいます。

一通り用事を片付けて、お腹が空いたのでYelpで近くの良さそうなレストランを探す。このYelpが日本における食べログみたいなサイトで、場合によっては連動しているOpenTable経由で予約も完了します。22時で閉まっちゃうらしいので少し急いで向かうと、ほぼ満席状態で賑わってました。アメリカ南部料理のレストランだったので、セントルイス・スタイルのリブステーキを頼んでみる。美味しい。やっぱりアメリカに来たらお肉が外れなし。しかし街は景気が良さそうなのに、やっぱり道中のシャッターの蔭には必ずホームレスの姿があり、勝ち組と負け組の明暗がはっきりしているアメリカらしさを実感します。彼らにも再挑戦のチャンスが与えられることを願います。

明日には家族が遅れて到着する予定なので、またサンフランシスコ空港に出迎えに行きます。今週一週間はアメリカを堪能することにします。というか、サンフランシスコは寒い! マジで夜は上着を羽織らないと冷えます。日本の暑さがちょっと懐かしいカンジ。