Twitterのマネタイズは成功するか?

TwitterがGoogleにデータを渡すのは自殺行為だ



今Web業界で最もHotなサービスはTwitterなのですが(というか単に他に見当たらない…)、文中にあるように非常に多くの利用者と大量のトラフィックを生み出す事には成功していますが、ビジネスとして利益を出すには至っていません。

収益モデルを確立して自分の足で立てるようになるのか、過去にYouTubeがそうだったように巨大資本に買収される事を望むのか、それともNetscapeの後を追って伝説になるか…。

ま、どこかは買収に手を挙げるでしょうから消える事は無いんでしょうけどね。



こういう時いつも日米の違いを考えてしまいます。

アメリカにあって日本にないのは、先行した成功者の存在ですよね。

アメリカにはGoogle・Microsoft又は経験の豊富なベンチャーキャピタルがいるから、リスクを取って資金を出せる。

日本で金があるのは伝統的な大企業だけですから、どうしてもリスクを取れない。

過去にlivedoorが新興企業を買収しまくっていた時期がありましたが、あの時には確かにIT業界全体に活力が満ちていました。

それは話の分かる資金提供者に巡り会った幸福感がもたらしたのだと思います。

本気で日本のIT業界を育成するならそんな「活きの良いお金(で且つブラックじゃない)」が必要なのだと思いますが、見当たりませんね…。

Yahoo!/ソフトバンクグループはそういう役割を担える数少ないプレイヤーだと思いますが、今は通信キャリアとして生き残るのに必死で余裕がありません。



楽天に見識があれば…。