電子書籍の読書体験

頼んでいたKindle Paperwhite 3Gが届きました♪ 発売初日に出遅れたので年明けに発送予定だったんですが、早まったんですね。早速数日使った感想です。(画像は、右からKindle Paperwhite、Galaxy Note(初代)、HTC Butterfly、iPhone 4S)



■端末について

・Kindle Paperwhite 3G

さすが、電子書籍のパイオニアであるAmazonです。素晴らしい出来です。中身はAndoroidタブレットなんですが、独自のカスタマイズをしてあり、余計な動作は一切させません。そのお陰でユーザーは箱を開けたらすぐに使い始めて本を読むことが出来ます。そもそも注文した時のアカウントを工場出荷段階で設定して送ってきてくれるんですから、親切ですよね。E Inkという表示方法が非常に目に優しく、長時間読んでいても疲れません。最初に開封したばかりのKindleを見て、紙が貼ってあるのかと思いましたから(笑)。これは日本でもバカ売れすると思います。3G回線付きで12,980円というのも格安。ようやく日本に電子書籍端末の本命が登場してくれて嬉しい限りです。サイズも丁度良いし、手に持っても重くなく、電池の持ちも凄い。文句の付けようがありません。3G回線モデルを買って、外に持ち出すのがベターです。白黒コンテンツはこれで見るのが一番良いでしょう。

ちなみに、カラー版のKindle Fireはあまりオススメしません。これなら普通にiPadのKindleアプリを使っている方が良いと思います。



・HTC J butterfly

5インチクラスの大画面スマホの先鞭をつけたのはGalaxy Noteでした。当初はあまりの画面の大きさにおいおいとツッコミを入れたものですが、今となっては先見の明があったのだと感心します。事実市場ではかなりヒットしました。HTCのこの機種は最新の大画面スマホですが、評判に違わぬ使用感と画面の綺麗さはとっても好印象です。ただ、やはりこの画面サイズではマンガコンテンツは厳しい。吹き出しの文字が小さくて読みづらいです。文庫本はOKですけどね。



・iPhone

あのJobsのプレゼンを見て、ずっと最新モデルを買い続けてきました。世界中を熱狂の渦に巻き込みましたが、さすがにiPhone 5でその魔法も解けちゃったみたいですね。butterflyを使ってからiPhoneに戻ると「あれ、こんなに画面小さかったっけ?」と愕然とします。相変わらずその操作感やユーザー体験は高いのですが、そろそろAndoroidとの差が小さくなってきましたね。これで電子書籍コンテンツを読むのはちょっとツラい。やはり画面は大きいに越したことはないのです。予想では、次のモデルあたりから画面サイズにもバリエーションを持たせるのでは? カラー展開はするみたいですから、iPodチックになっていくんでしょうね。



・iPad

今でもRetinaの画面は綺麗ですし、動作のキビキビ感は他の追随を許しません。多機能・マルチ用途タブレットとしては一番のオススメです。ただ、問題は重さです。これは出張や旅行に持って行くには少々重すぎる。私にとっては自宅専用モデルになってますね。カラーのコンテンツを見るには今でもベスト端末なのですが。あ、iPad miniは買ってません。あれならNexus 7を選びますね。解像度など、ちょっと中途半端かな。





■Store

・Apple App / iTunes Store

日本でのオープンが早かったこともあって、現時点での浸透度では一番ですね。Apple製端末の出来の良さと相まって、非常に高いレベルのユーザー体験を実現しています。お持ちでない方には、是非Apple TVを試して頂きたい。8,800円であなたのTVが時代の最先端モデルに生まれ変わります。映画のレンタルサービスを一度使うと、もうDVDメディアには戻れません。TSUTAYAとか、この先シンドいでしょうね…。最近Huluも始まりましたので、海外ドラマにハマっている人にはもってこい。正月休みは一歩も外に出ないかも(笑)。個人的には、音楽と映画コンテンツはAppleで満足ですね。街からCD屋さんとレンタルビデオ店がなくなるのも遠い日ではありません。



・Amazon

これはもう鉄壁です。残念ながら音楽・映画ではAppleに市場を持って行かれましたが、書籍コンテンツは世界を制覇してしまいました。Kindle Storeもスタートして、布石も盤石。書店はCDショップの後を追う運命でしょう。ここはもう引っ繰り返らないと思います。



・その他

どことは言いませんが、日本の電子書籍ストアの出来は酷い。本当にユーザーの立場でサービス設計しているのか? 今のところここにしかないというコンテンツがあるのでしょうがないですが、必要に迫られない限り絶対使いたくないです。





というところですか。何だか一杯おもちゃ買った子供みたいになってますが、これから一気に世間に普及していくのだと思います。最初のハードルを乗り越えるまでが少し抵抗ありますけど、一旦越えたら後は底なしだと思います。興味はあるけどまだお持ちじゃない方、この年末・年始にお試しになってみて下さい。大人買いの魅力にハマっても責任は取りませんが(笑)。

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