"楽天あんしん支払サービス"がお使い頂けるようになりました!

楽天あんしん支払サービス



背景等含めて、補足説明させて頂きます。従来我々のようなショッピングカートサービスは、どちらかというと”アンチモール”の立場を取っていました。その姿勢は基本的には変わっていませんし、今後も変えるつもりはありません。ただ、インターネットの世界をそもそも論で語れば、全てのサイトは繋がっている訳です。外部との連携を拒んでいるモール形態がむしろネットの世界における異形であり、例外です。我々「おちゃのこネット」の使命は何かといえば、それは”最高のショッピングプラットフォームをご提供すること”にあります。そのためには、外部のソーシャルネット(Facebook・twitter・mixiなど)とも繋がるし、有力な決済サービスと提携するし、足回りの配送系だって開発します。今後は広告や集客系の機能開発・改善も必要でしょうし、取り組んでもいます。付け加えれば、海外への販路拡張の為の機能もご提供しています。つまり、ショップオーナーさんの商売に繋がる前向きな事にはタブーを設けずに取り組みましょう、というのがウチのスタンスなのです。



実は楽天さんから決済サービスの提携のお話しを頂いた時、正直驚いたんです。それはモール形態の否定ではないのか、と。楽天さんのお答えは、モールとバッティングする部分はあるかもしれないが、決済サービス自体を拡げていきたいので前向きなスキームと考えている、というものでした。それでもしばらく半信半疑でしたが(笑) おちゃのこネットの様な外部の独立ショッピングカートが楽天の決済を使えるという事の意味は大きいと思います。楽天市場は既に日本国内でこれだけのポジションを占めてしまったサービスですから、これから全部を引っ繰り返すということは難しいと思います。現実は現実として受け入れて、膨大な数の楽天アカウントを有効に取り込む方向で考えるのがショップオーナーさんにとってのベターだと判断しました。



考えてみて下さい。今回導入した”楽天あんしん支払サービス”をおちゃのこネットで使えば、消費者へのアピール効果は高いと思いませんか? サイトに
”楽天でお支払い出来ます”

”楽天ポイントがつきます”

”面倒なクレジットカード番号入力は不要です”

”楽天に登録したアドレス帳がそのまま使えます”
と明記出来るのは訴求力あると思うのです。しかも楽天市場への出店手数料は不要なんです。勿論クレジットカード決済手数料(とポイント原資)は必要ですが、それはどこの決済代行会社を使っても同じ事ですからね。楽天と外部ショップの良いところ取りのスキームだと自負しています。



今後も、ショップオーナーさんにとって何がベストか、という視点を大事にしていきたいと思います。そして、消費者目線でのお買い物体験の向上も追求します。それがきっとお店の為になりますからね。

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コメント

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通りすがり 日時 :

支払い方法がたくさんあるのは良い事だと思います。

非モール店の場合は支払い方法にクロネコ@ペイメントやNP後払いがあると消費者は安心して非モール店で買い物をする気になれると思います。

通りすがり 日時 :

追記で恐縮ですが

モール店が流行り非モール店があまり流行らない理由は、日本が中間共同体中心社会だからだと私は思います。

阿部謹也一橋大学名誉教授(故人)は「世間とは何か」(講談社現代新書)という本で以下のように述べています。



「日本は"世間"という中間共同体中心社会である。そのため、日本人は自分以外の他人について判断を下す際に、その人がどういう人か?ではなく、その人がどこの共同体に属している人か?で判断する傾向がある」



つまり、モールとはネット上の中間共同体であり、モール店は中間共同体に属している店だが、非モール店はどこの中間共同体にも属していない店だからあまり流行らないのではないでしょうか。



モール店が流行る本当の理由は、日本人の人間関係が近代化していないからだと私は思います。そしてこれは決して好ましい状況だとは私は思いません。

CONTACT岡野 日時 :

日本が中間共同体社会であるという指摘には頷きますが、モールの利用に共同体への帰属意識が反映しているというのは無理がある論拠だと思います。モールが使われている理由は、ひとえに「それが便利だから」でしょう。Googleに代表される検索エンジンが、ものを探すのにあまりに不便な状況を放置してきたからこそ育った”徒花”だと思います。日本だけの特異現象に見えますが、eBayなんかは海外におけるモールとしての役割を果たしているのではないでしょうか。



非モール店が流行っていないというのも一概には言えません。独自の集客で売上と利益を確保している優良店は沢山あります。ただ努力がモールよりもより反映しやすいので、差が大きく付く世界なのです。



モールは今強力な営業力で顧客を開拓していますが、利益確保の難しさは増すばかりですから、今後は脱落するお店が続出するでしょう。まだまだECの世界は流動する余地が沢山あると思っています。

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