「Line」のマネタイズは?

僕の「LINE」考察 ~成功要因とマネタイズ~



Skype、Viber、Tangoと来て次はLineですか。

いわゆるIP通信アプリが次々登場していますが、ビジネスモデルに興味があります。

今のところSkype以外ははっきりしたマネタイズモデルを構築出来ていませんので、どこでお金を取るかが難しい制度設計になります。

上記のエントリーにあるように、1.広告モデル 2.有料会員(月額課金)モデル が従来のマネタイズモデルだったと思うのですが、3.アイテム課金モデル というあたりが今風でしょうか。

ここまでが課金の基本パターンですね。

4.プラットフォームモデル というのは、結局のところ大規模にサービスが使われる土壌を醸成して、その上で最終的には1〜3の基本課金パターンを採用する、というところに落ち着くのだと思います。

プラットフォームとして定着しつつあるFacebookにしても、最終的には1.の広告モデルに落着でしょうからね。



それにしても、はっきりしたマネタイズモデルが確立する前にサービスの規模を追求するあたりが、シリコンバレースタイルですね。

シリコンバレーは将来の収益性に期待する投資家のエコシステムが既にあるので出来る話なのですが、Lineの提供元であるNHN Japanはゲームビジネスで得た収益を新規事業に再投資するモデルです。

こういうケースは、そのビジネスを専業で立ち上げようとするベンチャーに比べて、どうしても姿勢が甘くなって中途半端に終わる事が多いのですが、どうなりますか。

部門のマネージャーがベンチャー創業者並みの執念を持てるかがキーでしょう。

しかし、通信なんてとっくに枯れたビジネスと思うところからこういうホットなサービスが生まれてくるのが面白い!

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