最近驚いたことがありまして、「月に100人のWebデザイナーを卒業させるスクールがある」と。そんなこと可能ですか?
まあ今どきはオンラインコンテンツも充実してるから、対面のスクールではなくて完全リモートで卒業までいけちゃうんですかね。実際にそういうスクールを卒業した自称Webデザイナーさんとお話ししたんですが、スクール受講期間は45日だったそうです。そこで学んだのはPhotoshopとIllustratorの使い方で、本人はWordPressも触ったことないと…。さすがにカリキュラムが薄すぎませんか…
気になったのでYouTubeを検索してそれっぽい動画を見てみる。うーん、これが今どきのWebデザイナーの仕事なんですね。要するにWordPressにElementorを組み込んで、パーツ配置して、要素を微調整して一丁上がり、と。まあこれが技術の進歩なのかもしれません。生産性は高いとも言えます。しかしこうやって量産された”Webデザイナー”にどれほど本格的な仕事ができるのでしょうか
こうなると出来映えを左右するのは、
- 使いやすいツールを選定する見極め
- 綺麗なテンプレートを選ぶセンス
- 映える写真を選ぶセンス
ということですね。まあそこにも個別のデザイナーのセンスは確かに出る
なんか仕事がどんどん薄っぺらくなってる気がしますが… あ、「使いやすい、選ばれるプラットフォームを提供する努力」には敬意を表します
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