高機能ならいいというものでもない

少し前に知人に「カメラマンを紹介するサイトを作りたいんだけど」と相談されました。要件としては、

  • 複数のカメラマンを紹介したい
  • 仕事を請けたい

というもの。自分とこのサービスを勧めるのもアレだと思い、ChatGPT先生に尋ねてみました。真っ先に挙がったのは

Elfsight JA
予約受付ウィジェット — Webflowに予約システムを埋め込み Webflow予約カレンダーをコード不要で追加し、クライアントがスロットを予約できるようにしましょう!Webflow予約システムで計画を強化!

海外製のCMSに予約モジュールをプラグインで組み込むという提案みたいです。なるほど。今どきは一杯CMSあるものね。人に紹介するのに触ったこともないというのもマズいと思い、実際にアカウント登録して使ってみる。

うーん、ムズい…

まあWYSIWYGというやつで、見たまんまで該当箇所を編集できるというスタイル。それはトレンドなのでいいとしても、画面上の要素をどう扱うのか、このツールのコンセプトを理解するだけでひと苦労。これ、初見で使える人なんておらんやろ…

こういうこと、結構多くないですか? そりゃ確かに何でもできるといえば、できる。その代わり、激ムズ。よほどそのツールに習熟した経験値の高い人でないと、とてもじゃないけど使いこなすなんて絶対ムリ。制作会社のデザイナーとかなら自分が得意なCMSの一つや二つないと商売にならないと思うけど、一般のユーザーがそんなものに費やす時間も労力もない。やりたいことはそんなに難しいことじゃないのに、ハードル高すぎ。欲しいのはもっとサクッとできるツールなんよー

というわけで、一周回って、おちゃのこネットって悪くないんじゃないかなとw まあ今どきのツールと見比べるとUIに古さを感じるのは否めない。だって、ウチ20年前からサービスやってるんだもん。最新トレンドの三周くらい前のテイストにはなっちゃってる。でもね、やりたいことを実現するために必要にして充分なモノは揃ってる。若干ジャパニーズドメスティック臭はあるけど、それでも一回馴染めば、どこで何をすればどうなるかは直感的にわかる。マニュアルなんて読む必要ないし、そもそも用意もしていないw

「こんなんでいいんだよ」 世間の多くの人もそう思ってるんじゃないのかな。過ぎたるは及ばざるがごとし

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