毎年GW前の日曜日に京都の北野天満宮でスーパーカーを集めたイベントを開催しています。今年もお天気に恵まれ、素晴らしいクルマが80台集まりました。まずはエントリーしていただいたオーナーさまに感謝。そして快く裏方を買って出てくれる素晴らしい仲間たち。イベントに出かけるとあちこちでみんなの顔が見れて嬉しい。そして愉しい。
どうしてスーパーカーに感動するのかを考えてみたんですが、多分「そこに類い希な情熱があるから」なんじゃないでしょうか。考えてみてください。スーパーカーは二人しか乗れません。荷物も詰めません。燃費は極悪。維持費もバカ高。そして今どきアクセル踏み込める環境なんてない。無い無い尽しのクルマたちを、それでも愛情を持って飼い慣らし、愛おしく愛でるのは、その存在が普通じゃないから。合理的に考えればプリウスが正解なんです。そんなことはクルマに乗ってる人はみんな知ってる。それでもスーパーカーが、スポーツカーが欲しい。それは何よりカッコイイから。常識や世間体なんてガン無視で、ただ早く走る、ただカッコイイ、だけを目指してこの世に生み出されたクルマたち。その向こうには、普通じゃない情熱を持って関わった沢山の人たちがいる。そりゃいつもいつも成功なんてしない。歴史の舞台から消えていったメーカーも多い。でもクルマ好きはその存在を忘れない。人は、常識に感動なんてしないんだ。ゲージを振り切った情熱だけが、人を熱くさせる。多分、普通の人もその情熱の熱さだけは感じるんじゃないかな。
来年もぜひ会場でお目に掛かりましょう
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