写真を撮る対象は正に十人十色で、お花・鳥・星・風景など多岐に渡ります。私はいわゆるストリートスナップという街中で目にした気になるものを撮るのが中心なんですが、前からやってみたかったのがポートレート撮影。まあカワイイ女の子を撮るのは愉しいに決まってますよねw 最初はカミさんを撮っていたんですが、モデルさんを撮ってみたくて探したのがREMEMBERというモデルマッチングサイト。こちらで沢山の登録者からお好みのモデルさんを探すことができます。私はVelmaさんに依頼することにしました。
次に撮影場所なんですが、室内スタジオを借りた方がいいのかなと思い、探したのがinstabaseというレンタルスペースマッチングサイト。今どきはなんでもネットで探せちゃいますねー
安くて良さそうなスタジオが天満にあったので予約して当日を迎えます。待ち合わせはドキドキしますね。ネットで見るのと実際に会うのは印象が違いますから、どんな人かなと。お会いして、想像通りの方だったのでひと安心。早速スタジオに入って撮影開始です。
ちなみに機材はFUJIFILM X-H2 + XF50mm f1.0。このレンズが使いたくて買ったようなものなんですよね。
勝手も分からずにただシャッター切っただけなんですが、途中途中モデルさんと撮れた画を確認しながら進めていくのが共同作業という感じでとても楽しかったです。スタジオ撮影は想像以上にバリエーションを作るのが難しく、事前に小物を用意しておかないとすぐに手詰まりになります。それに比べると外は色んなシチュエーションが街に転がっているので、映えそうなスポットでシャッター切ればそれなりに撮れちゃいます。何よりポートレートはモデルさんの魅力次第だということがよく分かりました。極論誰が撮ってもモデルさんが可愛ければ出てくる画は可愛いんですよねw 実際に撮ってみて感じたのは、ポージング指示の難しさ。プロのモデルさんや女優さんレベルのビジュアルだとどの切り口で切り取っても美しいんでしょうが、そこは一般人の限界でイケてるショットには限りがあります。人間の顔ってちょっとした角度で全然見え方が変わるんですよね。なので慣れているモデルさんだとシャッター音を聞きながら適度なリズムで少しずつ角度を変えて、勝手に映えるポージングを取ってくれます。それが難しいモデルさんだとカメラマンが細かく指示を出さないといけないんですが、こちらに引き出しがない。ここは場数が必要ですね。
実はこの一枚は息子が撮ったもの。悔しいですが完敗です。部屋の外に出てガラス越しに表情を収めるというアイデアが私にはなかった。最後にモノを言うのはセンス、ということなのでしょう。
写真の道は奥が深いですね。
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