[ポートレート]ホテル富貴

ちょっと趣向を変えて、レトロラブホで昭和っぽい撮影をしてみました。大阪の京橋には情緒のあるラブホが残っていて、撮影スポットとしても有名になっています。今回のモデルはNyaさん

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ホテル富貴 大阪京橋にあるホテル富貴のウェブページです。

機材はFUJIFILMのX-H2+XF50mm F1.0とX-E4+Voigtlander Nokton35mm F1.2、これにNONLITEのPavoTubeを使っています。衣装はモデルさんの私物とSHEINで調達したものの組み合わせ

こういう撮影で大事なのは、やっぱりモデルさんとの呼吸。表現力の高いモデルさんは色んな表情を持っているのでとても助かります。本来は被写体の魅力をどれだけ引き出せるかがカメラマンの腕なのですが、まだまだですね…

衣装と小物はとても大事で、そのチョイスもカメラマンの大事なスキルなんだと思います。事前にイメージを膨らませながら選んでいるときがまた愉しい

本来はポージングの指示もカメラマンの仕事なんですが、モデルさんの力量で勝手に色んなポーズを取ってくれるととても助かるのです。なので突っ立ってるだけの素人モデルさんとは引き出しが違うのです。当然撮れ高に直結するので、良いモデルさんを選ぶのも大切。ここは場数を踏むしかありません

ほんの少しの目線と手の動きで全然表情が変わってきます。これができないモデルさんが多いのです

ここからはマニュアルレンズを使います。連続的にセッションをしているポートレート撮影では、MFのピントをいちいち合わせていられませんので外しているものもありますが、気にせずに流れを重視。少し絞り気味で被写界深度を深めにすることで大体の距離は合わせられます

鏡を使ったり、現場で咄嗟にイメージを膨らませるには日頃のトレーニングが大事。大事なのは何よりイマジネーションなのです

ポートレート撮影って、カメラマン独りでは撮れないモデルさんとの共同作業なので、息の合ったセッションができるととても達成感があります。それなりにコストも準備も必要ですが、まだ撮ったことのない方は一度チャレンジされても愉しいんじゃないでしょうか

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