採用は自社サイトから!

中小企業も大企業も、大きな経営課題は人の採用です。特に知名度のない中小企業は良い人をなかなか採れない悩みを抱えています。ウチの取り組みをご参考までにご紹介しようと思います。

グループ内に楽らクラウドというSES会社があります。まだM&Aした直後は勝手がわからないので、旧親会社グループの採用方法をそのまま踏襲して某大手求人媒体に出稿していました。幾らとは申しませんが、かなりの金額で年間一括契約。それなりの反応はありましたが、多かったのがミスマッチ。こちらの求人原稿の作り方もまずかったのですが、応募者の抱くイメージと実態のギャップが大きくて、面接をしてもしても決まらない…。一年間かけて採れた人材はたったの一人でした。(Eさん、よくウチに来てくれました!)

その反省から採用手法を見直して、今は知人の人材教育サービスを利用させていただいています。つまり、その会社で求人キャンペーンを打ち、応募者を一定期間トレーニングして、その間にスキルのポテンシャルと人柄を見極めます。そこで見込みのある良い人だけを紹介してもらって紹介料を払うシステム。これがなかなか効果的です。何より成果報酬ですから、採れなければコストは発生しない。しかも知人の目で一定の期間人物の観察をしてもらえるのが有り難い。やはりどんなに注意しても、短時間の面接を数回する程度ではその人の本質までは見極められないのです。結果的に非常に質の高い採用が実現できています。しかしこれは特別なリレーションがある会社があるからこそできるスキームで、普通は優先的に良い人を紹介してもらうなんてことは期待できないので無理があります。

では一般企業にもできる質の高い採用手法とは何なのか? それは自社サイト採用だと思います。つまり、リクナビやマイナビ等の媒体に頼らず、自社の求人サイトをキッチリ作る。これは自社媒体なので、掲載期間の成約も文字数やクリエイティブの制限もありません。好きなだけ自社の魅力を語れるし、状況に応じて内容を柔軟に変更できます。

その場合の集客はどうするのか? ここが最大の問題ですが、今どきは採用もマーケティング。リスティング広告、SNS広告(Facebook・Twitter・Instagram・YouTube)、更にはIndeedを活用します。右の画像(出典)をご覧いただければお分かりの通り、今や各媒体を圧倒的に凌駕するアクセス数があるので、Indeedの活用がコストパフォーマンスのよい採用集客導線のキモなんですよね。いわゆるSEO的なIndeed内での上位表示ノウハウなんかもあるので、採用に強い会社と組むのが早道です。

採用は長期的にその企業をつくる基礎になります。良い人材は必ず成果をもたらしてくれますから、採用も人件費もケチっちゃダメなんですよね。コロナ禍で大変な今こそ、良い人材を採るチャンスでもあります。伸びる企業は必ず世間の逆張りをしています。リスクを取って前に進みたいですね。

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