2021年を振り返って

2021年も年の瀬。今年もコロナ禍に振り回された一年でしたね。しかしオミクロン種は感染力は強くても毒性は弱い模様。こうやってインフルエンザと同じポジションに収束していくのなら、とうとうこの世紀のパンデミック騒ぎに終わりが訪れるんじゃないでしょうか。国境が完全に開いて人の行き来が自由になるまでにはもう少し時間が掛かるでしょうが、生活と経済が正常化していくといいですね。

おちゃのこネットは、かなり開発陣容を整備して、だいぶ会社らしくなってきたと思います。ここ何年か大きな懸案事項を片付けてきているのですが、今年も検索の大改良とカート離脱フォロー機能の投入が大きなトピックスでした。あとは、デザインプランのご支持が予想を上回る強さでした。来年はセミナーも復活しますし、新たな取り組みで「商売人さんを笑顔にする」ご支援に注力して参ります。恐らく世界中でECは追い風だったと思いますが、ちゃんとDXをカタチにできたところは体力が強化されて、ますます業績好調に向かう流れ。努力がちゃんと報われるのがECの世界だと思いますので、ご一緒に頑張りましょう。

CARZYもお陰さまで少しずつ認知が広がって、取引が活性化してきた年だったと思います。恐らく2022年度からは各種イベントも開催されると思いますので、これから各所でお目に掛かることも増えるはず。世の中はEV化一辺倒の流れですが、新エネルギー政策がセットで提供されない限り絵に描いた餅。私は核融合発電が普及しない限り、EVは時期尚早だと考えています。どちらにしろ、クラシックカーや趣味車の領域は絵画や骨董品と同じ好事家の世界。メインストリームにはなりませんが、需要と供給バランスが逼迫すれば価格は高騰するのが当たり前。ひっそりと、でも熱烈に盛り上がる分野だと思っています。

楽らクラウドは手探りの一年でした。SESという業界特有の事情に気持ちが落ち込むこともありましたが、システム開発が世の中の発展に寄与し続けるという部分は今後も変わりません。そこで働くひとりひとりのエンジニアに心地よい仕事環境を提供したい。そして良いサービスの開発に関わりたい。その気持ちを大事に前に進もうと思います。外国人エンジニアの採用など、面白い切り口も見えてきましたので、来年は楽しみです。

私自身も周囲の人も、年々年を重ねて健康状態が気になるようになりました。一番大事なのはストレスを抱えないことだと思っています。皆さまも、事業やご家庭など、それぞれにお悩みを抱えてらっしゃることと存じますが、少しでも状況が改善して明るくお過ごしになりますことをお祈り申し上げます。「笑う門には福来たる」が真理ですよね。

では皆さま、良いお年を!

日本の若者気質

今の若い人には信じられないかもしれませんが、つい30年ほど前は日本はアメリカを追いこす勢いで経済発展してたんですよね。当時はエコノミックアニマルとか揶揄されて、家庭崩壊も顧みずに滅私奉公するジャパニーズサラリーマンは世界の脅威でした。今の韓国人猛烈社員のイメージですかね。日本の勤勉な労働力、マネージメント、政府の適切な産業政策などは経済学の教科書に沢山取り上げられるお手本だったんですよね。書いてて私も信じられませんがw

その後のバブル崩壊以降長く停滞状態の日本ですが、日本のストロングポイントって今でもあるんだろうか、なんて考えてました。何も自信を持てるポイントがなくなっている自信喪失状態なんですけど、もし今でもあるとするなら、それは”安全”なのかもと思っています。元々治安は世界最高レベルに高かったんですが、低いのは犯罪発生率だけじゃなくて、いわゆる揉めごとそのものが圧倒的に少ないですよね。それは若い世代になるほど顕著で、明らかに昭和とは世相が変化しています。身近なところでウチの息子や娘を見ていても感じるんですが、彼らはとにかくトラブルを嫌がります。まあ陰湿なイジメは結構ありますけど、いわゆるケンカとか大声で怒鳴るシーンなんて若者の間でまあ見ないですよね。裏を返せば草食系で頼りないとも言えるんですが、これは実は強みなんじゃないかと思っています。



まあこういうのは一例ですが、昔は日本人女性が外国人にモテるというのはよく聞きました。今は日本人男性も外国人女性にモテる時代なんですね。多分若者限定ですがw 見た目が清潔でオシャレ、しっかりしている、健康的、などの指摘はなかなか自分たちでは気付きませんよね。でも今の日本の若者は、脱毛したり、化粧水使ったり、ファッショナブルで、浪費やギャンブルなんてせずに将来設計を真面目に考えていて、食事も生活スタイルもヘルシー。昭和世代の我々とも行動パターンも価値観も違っていて、中性的な気がします。多分これって進歩なんですよね。

バブル期までの日本はハードな経済パワーに頼った成長。バブル崩壊後はソフトな文化パワーが牽引する洗練さ。ベクトルは全然違うんですが、今のソフトパワーを身に付けるのはとても難易度が高いことな気がします。そういう意味では凄い財産を得ているんじゃないでしょうか。日本の価値を過小評価しているのは、日本人自身な気がします。

おちゃのこネットのカート離脱フォロー機能について

おちゃのこカート離脱フォロー

おちゃのこネットでは今年の8月より「カート離脱フォロー」機能をご提供しております。お陰さまで好評なのですが、改めてご紹介をさせていただきます。いわゆる”カゴ落ち”対策ツールなのですが、弊社ツールの特徴は下記の通りです。

1.圧倒的なコストパフォーマンス
 「カゴ落ち対策ツール」とかでググっていただくと有名なサービスが幾つか見つかると思いますが、概ね月額数万円かかる料金設定ですよね。おちゃのこネットのカート離脱フォローツールは、月額1,000円(税別)という低料金でご利用いただけます。何でも有料オプションかよ、という突っ込みもあろうかと存じますがw、開発に結構な工数を掛けておりますのでそこはご理解くださいませ。有料でもこの内容をこの価格でお使いいただけるのは相当な価値があると自負しております。

2.手が掛からない
 いくら有用なツールでも、設定や使いこなすのに複雑な手順やノウハウが必要では宝の持ち腐れ。弊社ツールは、基本的にボタンクリック一つですぐに開始できる簡単さ。いかにシンプルにお使い頂けるかにこだわりました。

3.高機能
 弊社ツールは、カート内表示、メールフォロー、の二つの機能から成り立っています。カート内表示は基本放置でOK! そしてメールフォロー機能を使えば、もっとも効果的なフォロータイミングをシステムが自動判定して、関連商品やクーポンをメール配信できます。

弊社が実際のショップさんで計測したデータによれば、実際のカゴ落ち率は51%ほど。世間で言われている70%ほど実際のカート離脱率は高くはないのですが、それでもカートに入れた商品の半分以上が落ちているというのは結構な衝撃ですよね。おちゃのこネットでは有料でご利用になる前に、実際のカート離脱状況を画面でモニタリングできるようになっています。ぜひご自分の目で、ご自身のショップでどれだけのカート離脱が起きているのか、お確かめになってみてください。きっと千円程度の費用は安いものだとお感じになると確信しています。