産休

ウチのプログラマーの女性スタッフの産休入り祝いでした。

彼女はもうかれこれ6年ほど、システムの中核スタッフとして活躍してくれました。

その間色んな事がありまして、せっかく採用した新卒PGが揃って辞めちゃったり、大規模なトラブルがあったり、頼りになるチーフが事情でフルタイム出勤出来なくなったり…。

殆ど彼女独りでシステム対応してくれていた時期もあり、その間のプレッシャーは相当の重圧だったと思います。

でも彼女、そんな状況でも投げ出さずに留まってくれたんですよね。

苦境の時に人の本性が分かると言いますが、この時の経験で彼女への信頼は盤石になりました。



そんな彼女に赤ちゃんが出来ました。

昨今の少子化の社会情勢を考えると本当に目出度いことです。

そして産休・育児休暇の期間を過ごして、また復帰してくれると言ってくれています。

本当にありがとう!

凄く嬉しいです。

会社として可能な限りサポートして、働くママさんに優しい仕事環境を整備したいと思います。

元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

お疲れ様でした!!

頑張れ、男子君!

コンタクトおちゃのこネットの両社で求人をしておりまして、現在面接中です。

で、感じるのは、専門性の追求意欲が大事だと言うことです。

プログラマー・サーバー管理者・デザイナーといった専門職については求めるスキルと本人の現在位置が比較的明確なので、割と採用もやりやすいんですよ。

ダメならダメと最初からはっきり分かる。

問題は、営業・マーケティング職。

これ、私みたいに昔から営業畑で来てる人間からはめちゃめちゃ専門性高いんですが、一つ間違うと一般事務職の延長みたいな捉えられ方をするので、特に未経験者でも可能という露出をすると全く適性が合わない方が応募して来たりします。

お互い不幸です。

で、あまり専門性を問わずに、現時点での人柄ややる気、基礎的な実務能力で計ると、圧倒的に女性が優位。

オトコノコ、頑張りましょー



若者たち、ボストン来訪



まあ、↑こんな若者もいるので全部がダメとは言いませんが、草食化ってのは決してメディアの中だけの絵空事ではない事を実感しております。

逆に言えば、しっかりした男性はどこの会社も引く手あまたなので、やる気のある人にとっては未来は明るいんですよ!

創造性と継続性

永らく通っているレストランのシェフが代わったみたいで、味が落ちていました。

よくある話ですが、悲しいですね。



同じ事はどの事業でも起こりうることです。

キーとなる担当者が退社してしまったり、事業方針が大きく変更されたり、ユーザーには無関係な領域での出来事がユーザー体験に大きな影響を与えてしまいます。



片や、創造的破壊というケースもあります。

こちらはむしろ前向きな取り組みなので歓迎すべきなんでしょうね。

過去のしがらみに囚われていると大きな変更や新しい機能・サービスの追加が出来なくなるので、反発を覚悟の上で思い切って導入する事になります。



どちらのケースも、大事なのはプロダクトマネージャーの存在かも知れません。

最終的にそのプロダクトに責任を持つ人間が、長期間にわたってコミットし続けていれば、現場の担当者の異動や新機能の追加等に最良の判断を下すことが出来ます。

組織の大きい・小さいに関わらず、顔の見える運営が大事なんじゃないでしょうか。

特にこれだけネットで情報がシェア出来るようになると、皆提供者のことを良く知るようになりますからね。

逆に言うと、プロダクトマネージャー的ポジションにある人は、より積極的に情報発信をしていかなければならない時代なのでしょう。

お腹が…

上海から戻って、スタッフの半数以上がお腹に変調を来しております。

やっぱり…。



駐在員さんのご苦労をお察し致します。

台風

関西は大した事ありませんでしたが、関東方面の皆さん大丈夫でしたか?

帰宅出来ずに駅で途方に暮れている方が多く見受けられましたし、TwitterやFacebookで折々の状況が伺えたので心配しておりました。

日本は昔から天災の多い土地柄。

台風・地震・雷・水害などなど、人間の力では抗えない自然の猛威を前に大きな力に逆らうのではなく受け入れる民族性を培ってきたと言えるでしょう。

謙虚さなんてのも、他の国にはない日本の大きな美徳で、多分それは幾ら世代が新しくなっても簡単にはなくならない。

それはこの地理的要因が変わらないから。

中国との性格の違いはこんなところからも来てるんだろうな、なんて考えちゃいました。

大事ありませんように!

上海訪問

週末の三連休を利用して、上海に社員旅行に行ってきました。

私自身初めての中国、上海。

毎日目にするニュースと実態が同じなのか、異なるのか、自分の目で確かめる良いチャンスでした。



まず浦東空港の大きさに驚く。

規模は関空の数倍? もっと?

で、到着した途端に、あの早口の中国語のシャワー。

パワフルな雰囲気に圧倒されます。

で、人民広場近くのホテルに到着。

いきなり問題発生。

部屋が取れていない!

えっ、これJTBのパック旅行ですよ?

聞くと某日本メーカーの展示会と重なり、オーバーブッキングになったとのこと。

で、何とスイートにアップグレード!

うーん、結果オーライなんだけど、こんな事も初めてです。



かなり詰めて、著名な観光地を一巡しました。

豫園・外灘・東大路・田子坊・新世界、そして100階建ての上海環球金融中心の展望台と、有名な上海雑伎団。

実は一番印象に残ったのは、各地を移動するのに使ったタクシーの運転の荒さだったりします。

あれで中国の中ではマナーが良い方だと言うのですから驚きですね。

まあアジアはどこもあんなものだという話もありますが。



初期の驚きと感動が一段落して、冷静になってくると、細部が見えてきます。

壮大な高層建築の間に存在する昔ながらの古くてぼろい庶民の住まい。

現地の人がこぼす物価高への愚痴。

確かに経済の発展振りには目を見張りますが、想像していたよりも粗が目立ちます。

都市の集積度合いはNYの方が上だし、経済・文化・インフラの充実度合いはまだまだ東京に及ばない。

ロンドン・パリ・ローマといった歴史の積み重ねが醸し出す風格も備わってはいない。

何よりも、あの雑多で協調性を知らない大衆が、洗練を身に付けるのには長い時間が必要だと痛感します。

一言で言えば、「超スケールの発展途上国」。

諸手を挙げて持ち上げる論調は行き過ぎなのではないのか?

私ははっきりと、過大評価である、と言いたいですね。



こんな話も良く耳にしますが、正直中国共産党幹部の行政手腕は凄いと思っています。

あの国を、何とか大衆の不満を抑え込みながら、経済成長を失速させずに運営していますからね。

アクセルとブレーキを同時に踏み分けるような力量は、日本の政治家にはとても真似出来ません。

そういえば、中国とアメリカは似ていますよね。

現場のクオリティは雑だけど、エリート層のリーダーシップが凄い。

日本の強み・弱みの対極にあります。



ま、色々批判めいたことを書きましたが、これからの時代はもう中国と無縁ではいられません。

古代より中国の発明に大いに助けられて発展してきた歴史があるのですから、今後も上手に付き合っていきたいものです。

やはり自分の目で実際に確かめることは大事だなと実感した旅でした。

社員旅行

週末の連休を利用して、上海に社員旅行に行ってきます。

私自身も中国に初めて行くので、楽しみです。

イマドキの若者就職事情

世界へ羽ばたく外向き・肉食日本人学生たち



私には小学生の息子と幼稚園の娘がいます。

子を持つ親として、彼らが大人になった時に良い社会を受け継がせてあげる事が出来るのか、心配がなかなか解消しない情勢が続いています。

弊社でも数は多くありませんが、人材の採用活動を行います。

応募してくる若者(に限りませんが)のプロフィールを読んで、彼ら・彼女らの歩んできた人生を想像してみます。

私が過ごしたバブルの恵まれた時代とは全く異なる、厳しい時代の荒波に揉まれて苦しんでいる姿が浮かびます。

キャリアや専門性の浅さを揶揄することは簡単だけど、それは私達も同じだったはず。

考えてみれば、よくこんな新入社員に手間暇お金を掛けて教育してくれたものですよね。

しかもそのご恩をお返しすることもなく、私自身たった三年で新卒で就職した企業を退職してしまっています。

どの口で今の若者を嗤えましょうか?



人生は逆算で川上に影響が波及します。

自分が年寄りになって人生の最後をいかに迎えるかという想像から、老後の資産形成と貯蓄行為が生まれるのです。

定年退職を無事に迎えられるかどうか、逃げ切れるかどうかが転職に真剣に向き合うかどうかの分水嶺でしょう。

そして今、どんな就職をゲット出来るかを考えて、若者は進路の選択をする時代になっています。

その結果が冒頭の海外留学組の増加に結びついているのだと思います。

健全な危機感と経済的な余裕を持つ親は、子弟に世界で勝ち残れる可能性の高い教育環境を用意しようとします。

バブル期に比べて留学生の数が三倍に増えているのは驚きでしたが、自分が取るであろう選択肢を考えてみれば納得の結果です。

教育にも大きな格差が生まれてきているのですね。



身近で一つ嬉しい話がありました。

元同僚の息子さんが難関を突破して調理師として就職が決まったそうです。

おめでとう!

前から思ってるんですが、料理人ってもっと評価されても良いですよね。

現場の職人で生きるも良し、独立して開業すれば経営者。

求められる資質は文化・歴史・経済への深い洞察。

限りなく奥が深い、人生を掛ける価値が大いにある職場だと思います。

有名レストランのオーナーシェフが得ている社会的プレゼンスって今でも絶大ですけどね。

その辺のサラリーマン大企業社長なんて目じゃないです。



若い人は変に不景気だの先行き不透明だのといったネガティブな風潮に惑わされずに、自分の未来は明るいと信じて可能性を切り拓いて頂きたいものです。

頑張っている人を放っておくほど回りの大人の目は節穴ではありませんよ。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。

そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。

小林一三

営業協力

某ビッグネーム企業さんと、営業協力のご相談など。

弊社は基本的に営業マンという存在がいません。

ネット上のマーケティングだけでここまで来ましたので今後も大きくスタイルを変えるつもりはありませんが、従来の手法でリーチ出来ていない層にアプローチ出来る可能性が広がるのは良いこと。

有り難いお話しです。