今年を振り返って

27日で仕事納めです。

今年一年お世話になりました。

ありがとうございます。

今年を私的重大ニュースで振り返ってみたいと思います。





1.おちゃのこネットスマートフォン版のリリース

 今年も沢山の機能追加を行ってきましたが、一番大きかったのはスマートフォン版のリリースです。取り掛かったのは年始でしたので丸々一年掛かりのプロジェクトでしたが、丁度年末に各社からAndroid携帯が沢山発売になりましたのでタイムリーだったかなと思います。他にもおちゃのこ倉庫便とか、Googleショッピングサーチへの対応、Facebookやtwitterなどソーシャルサービスへの対応などなど、盛り沢山の一年でした。



2.タスカンの納車

 これも昨年の5月に購入を決めてから手元に来るまで8ヶ月も掛かりました。イギリスから並行輸入でインポートして、ガス検を通し、納車されるまでのプロセスも非常に大変で良い勉強になりました。そして納車されてからはめくるめく旧車ライフのスタート。TVR乗りの皆さんと沢山お友達になり、あちこちのミーティングに顔を出し、極めつけは鈴鹿サーキットの走行。クルマ離れが騒がれるなかでクルマが持つ本当の魅力を存分に楽しませて頂きました。クルマをスポイルしているのは自動車メーカー自身なんじゃないでしょうか。まだまだクルマは廃れていませんよ。



3.イギリス・フランス旅行

 ヨーロッパをレンタカーで廻る旅もこれで三年目。初年度のドイツ、昨年のイタリアに次いでイギリス・フランスを廻る事で、一応ヨーロッパの主要先進国を一通り制覇した事になります。ヨーロッパを回って感じた事は、歴史景観への配慮が行き届いた綺麗な街並みと、改めて実感する日本の魅力です。各国の歴史に全く引けを取らないこの国の伝統、そして食文化。もっともっと世界に評価されてしかるべき日本の底の深さを再認識しました。この国に生まれて良かった。





こうして書いてみると、改めて好きな事ばっかりしてるなと気付きます。

Webとクルマという好きな事を仕事にして、海外に触れながら日本の良さを堪能する幸せな人生です。

お客様と、スタッフと、そして家族に感謝。

こちらをご覧の皆様全てにとって来年が素敵な年でありますように。

メリークリスマス!!

不景気な昨今ではありますが、クリスマスって意味なくテンション上がりますよね。

プレゼント買って、ケーキ食べて、家族や好きな人と大切な日を過ごすというそれ自体に価値があると思います。

社会を構成する最小単位はやはり家族であり、夫婦。

全てはここから始まりますから、特に商売をしている方はここが上手く行っていないと心の安定がもたらされないと思います。

皆さんはどうお過ごしですか?

地方格差というチャンス

私は三重県のど田舎の出身です。

今でこそ市町村合併で津市に併合されましたが、元は一志郡一志町という回りは田んぼと山ばかりの過疎地です。

近くに近鉄の駅があるんですが、私が大阪に出た後に無人駅になっちゃいました。

一応盆暮れくらいは孫の顔を見せに実家に帰るんですが、本当にいつまで経っても発展しません。

日本、という言葉でくくれるほどこの国は単純ではなくて、都市と地方、都市の中でも東京と地方の政令指定都市、更に地方の中核都市と周辺部、と多様な顔があります。

意地を張って、という訳でもないんですが、ずっと地方に拠点を置いて商売をしていると、本当に東京との温度差を感じます。

私の関西の知り合いが、「たまに東京行くと人が多くて今日は何の祭りかと思うわ」なんて言ってましたけどw、本当にそんなカンジなんです。

ネットとITの普及で地方格差が無くなるなんてのは本当に誤解も良いとこで、近い将来リニアモーターカーなんて出来たら益々大阪は日帰り出張圏に堕して過疎ると思います。



じゃあ地方は未来がないのか、と言えばそうでもなくて、状況を逆手に取る事でチャンスが生まれたりもします。

私がいつも思うのは、地方で都会感覚の気の利いたサービスを提供すればめちゃくちゃ流行るんじゃない、という事です。

これは戯れ言じゃなくて、実際に多く見掛ける事実です。

例えば、美味しい飲食店。

地方は基本クルマでの移動が前提なので、都会部では考えられないくらい遠距離からお客がやってきます。

だから、ちょっと美味しくてサービスが行き届いているレストランは常に予約が取れないくらい一杯です。

他にも、矯正歯科とか、先端のサービスを提供しているサービス業は千客万来状態がずっと続いています。

これ、一種のタイムマシン経営ですよね。

東京や関西の大学に出て、そのまま都会で就職すると、都会のサービスレベルを知る事が出来ます。

その感覚を故郷に持ち帰れば、結構高い確率で成功出来ると思うんですよね。

他にも、例えばオシャレな男性向け美容室とか、本当にレベルの高いケーキ屋さんとか、高級クリーニング店とか、色々タネはあるんじゃないでしょうか。



不景気を嘆いていても誰もあなたを助けてくれません。

自分で出来る範囲で、人の後追いじゃなくて、少し発想を転換してリスクを取ってみる。

得られる果実は想像しているより多いかも知れませんよ。

ボーナス

皆さんの会社でももう支給されましたか?

貰う方が嬉しいですが、経営者さんにとっては一年で一番頭の痛い時期ですよね。

いつも、「これさえ無ければ資金繰りが楽なのに〜」って思っちゃいます。(笑)



最近、若者の〜離れ、って良く言われますけど、基本的にはお金が無いんですよね。

勿論お金を掛けずに遊べる、もしくはそれほど高いものでなくても満足出来る、という時代特性はありますけど、やっぱり良いモノはそれなりに対価を払わないと手に入りません。

バブルがもう一度来ないのは良く分かってますけど、それでも一定の経験値を得るために皆がお金を使ったあの経験は、今でも意味があったんだと思っています。

こちらに年代別の保有資産残高のグラフがあります。



60代以上の保有金融資産が全体の6割以上。

不動産は含まれていませんから、本当の意味の資産はもっと年配層に偏っていると言えましょう。



お金を使って経験値を上げる貴重な体験が本当に活きるのは若いウチ。

もっと若年層にお金を回すように国の仕組みを変えないと、活性化しないのは当たり前と思います。

若年層が一番手っ取り早くこの状況を回避する手段があります。

何でしょうか?



答えは、起業すること。

一定の社会経験を積んだ人はドンドン起業にチャレンジしましょう。

最初はお金無いでしょうから、親に頭下げて出資してもらうのが近道。

あ、銀行からお金借りちゃダメですよ!

他人のお金を入れるなら、あくまで出資してもらう事。

で、さっさと年寄り中心の会社ピラミッドから脱出しちゃいましょう。



一定の成果を挙げるには、それなりのリスクを背負わないと!

大丈夫、失敗しても今の日本でホームレスになるなんて事はありませんから。

師走ですね

今日から師走ですね。

今年も残すところあと一月。

年内に大きなリリースを予定しているので、きっちり仕上げて年を越したいと思っています。

来年はコンタクトにとって大きなチャレンジの年になるでしょう。

ドキドキ、ワクワク。