アニオタパワー?

反日デモで叫ばれる「日本鬼子」を萌えキャラ化→中国人困惑



これ、まあどうでも良いと言えばどうでも良いネタなんですけど、思わず笑っちゃいました。

こういうの、斜め上の対応、っていうんでしょうね。(笑)

いわゆるジョークの精神というのはこういうものだと思います。

バカにしがちですけど、アニメとかのサブカルの外国への浸透度は想像以上です。

日本がハリウッド映画やアメリカンポップスでアメリカに親近感を抱くように、各国で日本への親近感を醸成しているなら、それは得難い文化的外交成果なのかも知れません。



でも君たち、ちゃんと表に出て働いてね!

野球とサッカーの差

パ・リーグはロッテがCS優勝ですか。

後はセ・リーグの結果待ちですが、どうもCSの仕組みそのものが釈然としませんね。

一時は劣勢だった日本のサッカー界ですが、先の南アフリカW杯での好成績から俄然息を吹き返しました。

日本の野球界とサッカー界を比べてみて、どちらが上手く運営されているかといえば、それはやはりサッカー界ですよね。

確かに選手の平均年俸は野球界の方が上でしょう。

決して財政が潤沢ではない下位のJリーグチームの運営を見るに、辛そうな感じは受けます。

それでも両者の決定的な違いは、世界と繋がっているかどうか、にあると思います。

方や最高峰のW杯やチャンピオンズ・リーグ/クラブW杯といった世界一への道のりがはっきり見えている世界。

もう一方の野球界は、相変わらず日本国内で閉じた世界で、外の世界との接続が不充分です。

MLBへの移籍こそ増えてきましたけど、大部分の選手は国内でプレーしてる訳で、日常の延長に世界の頂きが見えているのといないのとでは感じるスケールが違うと思うんですよね。

野球界全体にとって良い仕組みを構築すべき、というのは関係者全員が分かっているはずなんですが、何年経っても抜本的なグランドデザインを描けていません。

ポテンシャルを持てあましているという意味では、日本経済の現状とダブる気がします。



やっぱり老害の排除が必要かな…?

女流トップ棋士がコンピューターに敗れた日

ニュースで話題にもなりましたのでご存知の方も多いでしょう。

女流棋士のトップ、清水市代女流王将がコンピューター将棋の「あから2010」と対局して、敗れました。

分かり易く解説してくれているサイトをご紹介しましょう。



ハートキャッチあから?!



なるほど、コンピューター側は単一のソフトではなくて、有力なソフト4種類の合議制だったんですね。

これは新しい切り口。

途中の指し手選択のプロセスも面白いですね。

意見が分かれても合議を重ねて、収束させていく。

単一のプログラムでも強力なのに、これは脅威です。



ある程度将棋を指される方はこちらに棋譜がありますので、是非一局を追い掛けてみて下さい。



世紀の対決??あから2010対清水女流王将 棋譜をみた感想。 棋譜を公開しています。



なるほど、、、

これは清水さんの手落ちを鋭く咎めたコンピューターの快勝譜ですね。



ちなみに私はピーク時にアマチュア三段の棋力でしたが、最近のコンピューターには勝てません。

特に終盤に猛烈に追い込みを掛けられて逆転を食らう事が多いのです。

終盤になるほど計算で局面を絞れますから強いのは当然なのですが、中盤の手の多い局面でも確実に手の選択が賢くなっています。

恐らく近い将来、人間を凌駕する事になるでしょうね。

技術の進歩を喜ぶべきなのでしょうが、正直、寂しい気がします…。



ただ、羽生名人のコメントには思わずにんまりしてしまいました。

問い:もしコンピューターがプロを破るようになったらどうしますか?

羽生名人:その時は桂馬を横に飛べるようにすれば良い


なるほど。(笑)

まあ、人がクルマより速く走れないからといって100m走の価値が無くなるわけでは無いのと同じで、人間のドラマを我々は期待しているわけですから将棋が廃れる事はないでしょう。

コンピューターと上手く付き合っていく事が21世紀のテーマですね。

オープンイノベーションシンポジウム in 京都

オープンイノベーションシンポジウム in 京都



久し振りに京都に向かい、上記のイベントを覗いてきました。

イベントの参加者に、アメリカ・カナダ・イギリス・フィンランド・ルクセンブルグ・フィリピン・オーストラリア・ニュージーランドと各国領事館の商務部から担当者が来ており、これだけの数の相手先と一度に面談出来る機会は貴重だと思います。



目的は、おちゃのこネットに実装する海外ユーザーさん向けの決済手段の情報収集です。

国内向けには既に沢山の提携先があって選択肢が豊富なのですが、現在のところ海外ユーザーさん向けにはCyber Source社しか選択肢がなく、PayPalとAmazon Checkoutで何とか誤魔化している状態です。

他に幾つか決済手段を模索してそれなりにコンタクトも取ったのですが、意外と導入までのハードルが高いんですよね。

多いのが、アメリカ・イギリスもしくは他のEUに法人登記がされている事、という制約です。

これだと東南アジアや中東欧のお客さんが使えないので、非常に困ります。



今回のシンポジウムに参加してみて思ったのは、やはり国によって対応には大きな差があるな、という事ですね。

日本とのビジネス誘致や取引活性化が各国商務部の共通の目的のはずですが、イギリスなんかは個別の事案には踏み込めないので情報の入手先を紹介するにとどめる、なんてスタンス。

これに比べてフィリピンなんかは講演会場の大きさからして気合いが入っており、領事館スタッフだけではなくフィリピン政府の担当官が出向いてましたし、紹介内容も実務的な内容に踏み込んだ対応でした。

個人的に印象に残ったのがルクセンブルグですね。







Skypeを生み出した国だということは知ってたんですが、結構大手企業の本拠が集まっているんですね。

法人登記も非常に簡単で、数日で完了するとPRしてました。

ウチの会社自身もEUに法人登記を求められた事もありますので、必要性があればここは候補地ですね。

で、思うのは、人口わずか50万人のルクセンブルグがこれだけビジネスシーンで存在感を示せるのであれば、日本もやりようは幾らでもあるのだということです。

中国に絶対的なグロスのパワーで負けても、質の高いビジネス拠点として魅力を追求していく事は充分可能だと思えます。

但しそれにはマーケットを理解するセンスと、規制緩和、スピーディな動きという今の日本が苦手にしている部分を幾つも乗り越える必要がありますが。

技術、資金、人、の三つのリソースが豊富に手に入るアジア圏のビジネスハブというのが今後の日本が目指すべき方向性だと思います。

いつまでも閉塞感に囚われていないで、前向きなロードマップを描きたいですね。

ザックジャパン、アルゼンチンに勝利!

いやあ、今回の新代表、良いですね!

何よりあれだけW杯で苦労した守備が、アンカー(ボランチの後ろに配置した守備的なMF)無しでアルゼンチンを封じ込んでいます。

デンマーク戦の冒頭はアンカーを外してあたふたしてすぐに元のフォーメーションに戻していましたからね。

短期間でこれだけ守備のバランスを調整出来るとは、ザッケローニ監督ただ者ではない。

そりゃあアルゼンチンのコンディションが悪いとか、暫定監督の下で体制が固まっていないとか、色々理由はあるでしょうが、今までそんな事関係無しに一蹴されてきた力関係ですからね。

長足の進歩を感じます。

監督の大人の態度を見るに、ああ良い人を連れてきたのかも知れないな、と原技術委員長の働きに感謝。

GJです!