これからベンチャーをスタートしようと考えている全ての若人へ

今すぐ、この記事を読むべきです。



スタートアップを殺す18の誤り



個人的に興味を覚えたのは以下のポイント。



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1. 創業者が1人

 う〜ん、私は一人で会社を始めたので何とも言えないなあ〜。特にこれというビジネスアイデアを持っていなかったので、とにかく自分の力で何が出来るのか未知なる航海に踏み出した、というだけだった。明確なアイデアがあるなら、賛同してくれる仲間を集めるべきだね。



2. 立地のまずさ

 神戸で何とか良い成果を出したいと思っている身からすると少し酷な意見。日本なら東京でないと成功しない理屈になってしまう。ただ、自分を見失うリスクもあるんだよね。東京ってとこは。



3. 小さなニッチ

 これは多分その通り。「大きな変革チャンスは既存の大マーケットの周辺にある」という言葉を知っているかな?



4. 模倣したアイデア

 何かもマネではなく、「こんなモノがあったら良いのにな」という素朴なアイデアが大事。じゃないと、何を成すべきか指針を見失ってしまうと思う。だってマネをした相手がすぐに無くなっちゃう世界だもの。



5. 頑固さ

 確かに、最初のアイデアがそのまま実現する事はまずない。正しい方向に進んでいれば、必ず”手応え”が生まれる。それが得られないなら、自分たちが間違っている事に早く気付いた方が良い。



6. まずいプログラマを雇う

 これはプログラムとかシステム開発の仕事に携わった事が無い人にはまず無理な命題。自身が良いプログラマーで無いなら、良いプログラマーに巡り会うのは運しか無いかも知れない。ウチ? 運かなあ〜。(笑)



7. 不適切なプラットフォームの選択

 これは今時WindowsでWebサービスを立ち上げるボンクラは居ないだろうから略。もしいたらセンスないから早く仕事を探した方が良い。



8. 遅すぎるローンチ

 ある程度不完全でもローンチした方が良い。問題点に早く気付ける。



9. 早すぎるローンチ

 でもあまりに早過ぎてしょぼいサービスしか見せられないと誰にも相手にされない。難しいね!



10. はっきりしたユーザ像を念頭に置いていない

 これ、大事。だからNo.4の自分たちの欲しいサービスを作れ、という事になる。計器飛行だけではおぼつかないのだ。



11. あまりに少ない資金しか調達しない

 必要と思える資金を集めるのは難しいけどね。ウチは年間の経費が約1億円必要と思えた時に、売上が5千万円しか見えていなかった。だから資金を4千万円集めて、何とかおカネが尽きる前に離陸できた。事前に1年間の助走期間があった事と、収益の下支えをしてくれる自社サービスが既に作れていたから出来た事。それと資金的に余裕のある身内の存在が大きかったね。普通はそうは行かないかも。だから本当の意味のベンチャーキャピタルが必要なんだけど、日本には殆ど無い。

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う〜ん、殆ど全部に言及しているね。(笑)

それだけこの話しが正鵠を射ているということ。



言い忘れたけど、一番大事なのは、

ある意味で、スタートアップを殺す誤りというのは1つしかない。ユーザが欲しがるものを何も作らないということだ。あなたがユーザの欲しがるものを何か作るなら、他に何をやろうがやるまいが、あなたはたぶんうまく行く。そしてあなたがユーザの欲しがるものを何も作らないなら、他にどんなことをやろうがやるまいが、あなたはうまく行かない のだ。


だからね。

お忘れ無く。



これ以上の詳しい相談に乗って欲しければいつでも訪ねてきて下さい。(^^)

料率か回収期間か?

今、新サービスの決済システムを設計しています。

大きな岐路として浮かび上がった問題は、決済に伴う手数料率が安い方が良いのか、多少料率が高くとも回収期間が短い方が良いのか、という選択です。



これ、なかなか深いんですよね。



ぱっと思い付くのは手数料の安い方を優先する考え方ですが、従来のおちゃのこネットでの決済サービスの選ばれ方を見ていると、必ずしも手数料率を優先していない様です。

そもそも利益率の低い商材を扱っていると、リアルに店舗があるショップは実績に基づいた決済料率はかなり安いはず。

(2〜3%台かな?)

対して、ネット上の決済サービスは安くとも4%。

(おちゃのこネットの場合はGMOペイメントさんが最安で4%)

このクレジットカード手数料を負担できない業態も多いと思います。

(ウチのカーナビ販売なんかはまさにそうです)



片や自前の商材で、特にオリジナルの手作り品なんかだと、決済料率なんてはっきりいって誤差の範囲。

決済サービスを選ぶポイントは、知っているブランド名(UFJとか)や親近感(クロネコとか)が決め手になるんでしょうね。



意外と大事なのは回収期間なのかも知れませんね。

末締めの翌々月末振り込みだと、10/1のお買い物の代金が手元に回収できるのは12/31になってしまいます。

これではツラい…。



で、両方を上手く解決できそうなスキームが実現できそうなので、真面目に商売をお考えの方には良い仕組みをご用意できそうです。

こういうところを比較検討で良く見て頂きたいですね!

新庄、やったゼ!!

おめでとう!!

北海道日本ハムファイターズ、44年振りの日本一です。



いやあ、新庄、やるなあ〜。

今日は早めに帰宅して、新庄の最後の晴れ姿をしっかり見てました。

もうね、8回の最後の打席からボロ泣きですよ。

こっちまで泣けてくる…。

引退を表明したのは4/18でした。

どうせ日ハムじゃ、パッとしない成績だろ、と思ってたんですが、日本一ですよ!

そういう星の下に生まれてきたとしか言いようがない。



でもね、一つだけ大事な事。

彼はいつも明るいよ。

皆に勇気をくれる。

だから応援したくなる。



前評判低いのに、独りでメジャーに行ってね。

帰って来る時は、最初に手を挙げてくれたからって、縁もない北海道に真っ先に行って。

それでこの最後。

カッコ良いよ。

良くやったゾ!!!

NTTさんが取材に来られました

今日、NTT地域会社の方が取材に来られました。

何でも地域ポータルを各県別に展開しているらしく、地元企業のインタビュー記事として掲載したいと。

正直NTTに対しては色々と思うところがあるので考えたのですが、タダで宣伝して頂くのは有り難いのでお受けしました。



四名ほどお越しになって、インタビュー自体は滞りなく終わったのですが、しかし何のためにNTTが地域ポータルの運営をするのでしょうかね?

殆ど収益には結びついていないとか。

そりゃそうでしょうね。

どこも上手くやっているところはありませんから。

で、最後に地域のサッカー協会向けのASPサービスについて意見を求められました。

これも意味不明。

お付き合いでシステム開発を請けたから余所にも展開しようと思ったんでしょうが、どうしてそのビジネスをNTTが手掛けるのか根拠が不明です。

現場の人は悪い人じゃないんですが、組織として方向性を見失っていますよね。



そんなことする前に、無線LANのサービスを日本中に普及させて、ネット接続エリアを可能な限り100%に近づけて欲しいです。

通信の世界でやること、まだまだ一杯残ってますよ、NTTさん!!

月刊アスキー創刊号の原氏インタビューより

月刊アスキーが、ビジネス誌として新創刊されました。

(本日発売です)

早速買い求めて、デフタ・パートナーズの原丈人氏のインタビュー記事を読みましたが、これが秀逸!

アメリカの行きすぎた株主資本主義に対してはっきりとNoと言っています。

そして、長期展望で経営を考えられる日本の優位さを指摘して、新しいWeb3.0と呼べるポスト・マイクロソフト/インテル時代を見据えた企業育成に取り組む姿勢を語っています。



う〜ん、この記事良いですよ。

PCが計算機としての成り立ちによる限界を抱えていて、ネット時代=コミュニケーション時代を迎えた今その役割を終えようとしている、と。

時代のデバイスを模索して、CPU・OS・UI・DB・ネットワークの全ての次代のタネを世界中で探しているとは何とスケールの大きな話しか。



まだ前半ですが、来月号のインタビュー後半も必見ですよ。

ロイヤルホテル、立て替えと新ホテルを計画

ロイヤルホテルと森トラスト、大阪で新ホテル建設計画(日経新聞夕刊)



今日の日経夕刊一面でした。

う〜ん、経営危機が噂されていた企業なのに…。

東京資本はカネの使い方が違いますね〜。



でも、大阪の企業はあまりに冒険し無さ過ぎると思います。

経済って、結局は投下した資本以上の利益をどう回収するかの勝負であって、何もないところから花を咲かせる事では無い。

関西人はケチ過ぎるんですよ!

結局自分の頭でものを考えられないということなのかなあ。

寂しいです、ハイ。

耐震偽装疑惑再燃?

う〜ん、またきっこの日記で耐震偽装疑惑が再燃してます。

怪しいソースなんだけど、ウソとも本当とも言い切れない…。

本当ならヒューザーどころではないインパクトなんですが、さてどうなんでしょうか。



マスコミ報道が思っていたほど信用できないものだ、という事はネット時代に消費者が学んだ最大のポイントだと思います。

最後に判断するのは個人の問題、ということですね。

ノルマは嫌い

私は元々営業マン出身です。

どこからシステムの仕事をするようになったのか、その潮目は微妙ですが、今でも営業マンという仕事には誇りと尊敬を抱いています。

その最大のポイントは、クリエイティビティ。

何も制作物を作るだけがクリエイティブな仕事なのではありません。

どういう戦略で、どういうターゲットを攻め、どういう成果を導き出すか。

その思考過程とプロセスは創造性無くしては決して実現できないのです。



私は昔から数字でノルマを設定されるのが大嫌いです。

人にあれこれ指図をされるのも大嫌いです。

ただ、その前提として、健全な危機感が必要だと思っています。

私は、のんべんだらりと同じ事の繰り返しをする事が耐えられません。

何か新しい事、昨日と違う事をするのが好きなのです。

だから常に、今何が必要か、何を成すべきか、自問自答を繰り返しています。

この感覚が無くて、数字のプレッシャーも無ければ、そりゃグダグダの毎日になってしまうでしょう。



私は正しい事をしていれば、数字はそのご褒美として後から付いてくると思っています。

追い掛けて実現した数字には嘘くささも感じます。

身の丈以上に作られた虚像はいつかはげ落ちるもの。

大きな成果を手にしたければ、自分の器自体を広げるしか方法は無いと思うのです。

背伸びせず、妥協せず、毎日をちゃんと過ごす。

そう言う事を大切にしたいと思っています。

(分かるよね?)

洋雑誌の購読

カーナビの仕事で調べたい事があり、大阪の紀伊國屋書店に行ってきました。

神戸市内には殆ど品揃えが無いので関西で洋書の取り扱いには実績がある梅田の紀伊國屋へ行ったのですが、やはり種類は豊富ですね。

事前にアメリカのAmazonで良く売れている雑誌をチェックしていったので、ピックアップはすぐに出来ました。

が、何ですかこの値段は!?

現地価格$3.99が1,229円ですか…。

今回はサンプル調査なのでしょうがないですが、定期購読をするならこちらの洋雑誌購読サイトとかを利用するのが賢そうです。

(Amazon.comも試しましたが、雑誌の海外販売はエラーになるみたいですね)



まあ、今でも内外価格差が残っているジャンルというのは数多くありますので、こういう経験一つ一つが商売のチャンスに繋がりますね〜。(^^)

Macの買い時が見つからない…

最近WindowsからMacに乗り換える人が増えているそうです。

OS Xの出来の良さもさることながら、実はWeb上のサービスが充実してきて、OSに依存しなくなって来ているのが大きいと思います。

OS XはFreeBSDベースですから、PG開発者に取っては手元に実行環境を構築しやすいという事もあり、シリコンバレーでは非常にMac率が高いとも聞きます。



で、本気でMacを物色しているのですが、これがなかなか決まらない。

やっぱり家で使うし、もうデスクトップのメインマシンが一台あるから、候補はノートになりますよね。

ところが、CPUがスペック的に遅れているとか、発熱問題とか、音がうるさいとか…。

新モデルが出ても、それはそれで初期不良があるから落ち着くまでは見送りだとか…。

で、新しいCPUの出る噂だけですんごい2ちゃんねるのスレが盛り上がってたりするのを見てると、何かユーザーというより信者という言葉がぴったりで痛々しい気がしてきます。(笑)



オシャレなんですけどね、客観的に見ると同等スペックのWindowsノートよりも数万〜10万円程度割高な気もします。

それでも人を惹きつける魅力があるのはスゴい事だと思いますが。

こりゃ、新しいモデルが出たら常に買い換える”王様買い”しないと一生安心出来ないですね…。

北海道日本ハムファイターズ、優勝おめでとう

今年のパ・リーグを制したのは、北海道日本ハムファイターズでした。

予想を覆して、と言って良いでしょうね。

ロッテ・西武・ソフトバンクの前評判が高い中、シーズン前に日本ハムの優勝を予想した人は少なかったと思います。



勝因を分析した記事を読むと、



 ・生え抜きの若い戦力の成長(特にピッチャー)

 ・ヒルマン監督の采配

 ・新庄効果

 ・北海道へのフランチャイズ移転



というポイントがあるそうです。

目立ちませんが、北海道へのフランチャイズ移転が大きな影響を及ぼした、というのは良い着眼点だと思います。

考えてみると、日本ハムはずっとジャイアンツと東京ドームをシェアしており、どちらかというと間借りのイメージが強かったと思います。

思い切って北海道に移転し、外国人監督を招聘し、自前の戦力を育てる。

最後は、球団の華としてメジャーで活躍し、全国区の知名度のある新庄の獲得。

見事に球団と現場が噛み合った勝利でした。



王監督に晴れ姿を見せたかったソフトバンクの戦い振りも見事でしたが、今年の日本シリーズは実力のある顔合わせで、中身の濃いシリーズになりそうです。

う〜ん、野球はやっぱり日本文化に浸透してるんですね〜。

サッカーも頑張れ!

最後はアナログかも?

来年の年明けにアメリカ出張の機会があり、久し振りに航空券やらホテルの手配をしております。

基本はネット上で情報収集&予約をするのですが、実は問い合わせてみるとネット上の情報をちゃんと更新していない旅行社も多く、



「その便は満席です」

「えっ、サイト上には空席あるじゃないですか?」

「申し訳ありません。更新が追いついておりませんで…」



なんてケースが多発してます…。



で、結局前から付き合いのある某エージェントに手配を任せる事に。

う〜ん、運用するのが人間である以上、最後はアナログな処理が決め手になるのはこの先も変わり無さそうですね。

ま、全部完全にシステマティックになっちゃったら面白みが無いとも言えますが。(^^)

明日は我が身と心得よ

最近のソニーの凋落振りは、見ていて痛々しいほどです…。



ソニー、パソコン用電池不具合で外部機関に調査依頼



ソニー、「ブルーレイ」録再機も出遅れ



かと思えば、ついこの前まで絶好調だったはずのデルでさえ、



精彩欠く米デル、ウォール街はロリンズCEOの去就に注目



と、散々な評判になっています。



両者に共通するのは、製造業の本質である製品の品質低下が深刻な事。

デルのパソコンはウチも創業以来ずっと使い続けていますが、初期不良の割合が増えたり、コールセンターが中国に移管されてレベルがガタ落ちだったりと昔の栄光はいずこへ、といったカンジです。

SONYは一時は松下をしのいで日本の電機メーカーとして栄華を極めた感がありましたが、明らかに技術力・開発力が落ちていますね。



これだけ規模の大きな企業が、こんなに早くおかしくなる昨今。

規模の小さな組織やショップが信用を無くすのは一瞬です。

調子の良い時に浮かれずに足元を見直す姿勢を忘れない事。

難しい事ですが、人間謙虚さを無くしたらダメ、という事ですね。

円は過小評価?

過小評価の「円」:「ビックマック」が世界で一番安いのは東京



まあビッグマック指数にどれだけ信憑性があるのか分かりませんが、好調な貿易黒字を見ると今後は円高基調になって行くのかも知れませんね。

円が強くなって物価が安くなると良いと思うのですが、実感としてある国内の物価高感は、殆どが首都圏に過度に経済集中しているのが原因に思えます。



「自社商品+地方在住」というトレンドに持って行きたいと思っているのですが、道は遠いですね…。

ハードウェアとソフトウェア

この15年ほどずっとソフトウェアに関わる仕事をしてきました。

(私は営業職なので自分でPGが出来るわけではありませんが…)

最初は制御系のシステム開発と、若干の組み込みソフト。(カーナビシステムの開発なんかを受託で請けていました)

そして今は純然たるWeb系開発。



この15年で、果たしてどれだけソフトウェアの技術進歩があったのか、考えてみました。



開発言語はかなり変遷がありましたね。

当初はCオンリーで、場合によってはアセンブラなんてのも用いていた事がありました。

業務系では丁度オフコンからオープンシステムに移行するタイミングで、COBOLのプログラマーがVisualBasicに慣れるのに四苦八苦していましたね。

しばらくはVB全盛の時代が続き、1995年あたりから少しずつインターネットの世界が拡がってPerlが使われ出しました。

Javaこそが世界を変える、なんて言われてたりしましたっけ。

今はPHPやRubyが手頃でもてはやされていますね。



さて、肝心の開発効率はどうなりましたか?

15年前にCASEツールなんてのが話題になり、人が手でプログラミングする時代はすぐに終わる、と言われていましたが、結局日の目を見ず。

相変わらずコツコツとデバッグに勤しむ毎日です。



そう考えると、この15年間に果たしたハードウェアの進歩は本当に偉大です。

単純な計算能力の進歩を比べれば、今のノートパソコン、いや携帯電話でさえ一昔前のスーパーコンピューターの能力に匹敵します。



一体、この潤沢な能力はどこに消えているのでしょうか?



せっかくのハードウェアの進歩を食いつぶして、大して生産性も上がらないソフトウェア業界は多いに反省すべきですね。

まだまだIT革新はほんのスタート段階にしか無いのかも知れません。

そう考えると、未来に希望が持てますね。(^^)