人事便り

特にキリの良いタイミングとも思えないのですが、続けざまに何人かの知人の異動の知らせが届きました。

転職する人あり、独立する人あり。



人ぞれぞれに事情があるので一概に言えませんが、何度か環境を変えざるを得ないシチュエーションを迎える人は、積極的に独立・開業の道を選択した方が人生幸せに送れると思っています。

だって、折り合いが付けられる人は付けてますからね。

付けられない人は、ある意味ピュアであり、他人に迎合しきれない性格なのです。

どんなに気が合うと思える人ととでも、永らく一緒にいれば必ずズレを感じる時が来るもの。

それを放置できないのであれば、最終的に自分が全ての責任を負う立場になるしか解決策が無いと思います。



独立という事を必要以上に大変で危険な事と思う人が今でも多いですが、実はやってみれば何とかなるもの。

私も開業前に、「スズメでもその日食べる事に困ったりしないんや。人が真面目に働いて食い扶持にあぶれる事なんて無いよ。」と言って大先輩社長に励まして頂いたのを覚えています。



ともあれ、新しく踏み出した人生に幸あれ!(^^)

Netscapeラブ!

皆さんは、今この画面をどのブラウザーでご覧になっているでしょうか?



IE?

一度他に乗り換えを検討してみましょう。



Firefox?

まあ、妥当ですね。



Safari?

私もMac乗り換えを目論んでます。(笑)



私ですか?

ず〜〜〜〜〜と、Netscapeなのです!!



こちら(PDFファイルが開きますのでご注意)にブラウザーの歴史がありますが、これをご覧になればNetscapeこそがWeb本流である事をご理解頂けるはず。

確かにIEとのブラウザー戦争には負けましたが、実はひっそりと非IEブラウザーのシェアが高まりつつあり、はっきり言って今IEを使っているのは素人です。(言っちゃった…)



Firefoxの豊富な拡張をうらやましく思いつつも、このデザイン性の高さに惚れている身としては、当分浮気はしません。

興味のある方は、是非どうぞ

(あ、地道にNetscape8.1.2がリリースされましたよ!)

安倍新内閣発足

ぱっと見た印象は地味なメンバーですね。

しかしこれでも安倍さんより年下は高市さんだけ。

若い宰相というのは、傍目で見るより色々やりづらい事も多いのでしょうね。

基本的には小泉改革の路線継承の方針とか。

内閣が替わるたびにころころ政策が変わるのはどうかと思いますので、しばらく改革の手は緩めないで欲しいと思っています。



個人的には教育改革に期待します。

ま、我々は目の前の仕事を真面目にやるだけですが。(^^)

全力投球してますか?

グーグルの特異性と強さ



梅田望夫さんのコラムはいつ読んでも質が高くて楽しいですね。

Googleという会社のこの緊張感の高さはどうでしょうか。

指折りの才能の持ち主達が全力で走っているのですから、そりゃ他の企業が対抗するのは並大抵の事では行きませんね。



こういう話を読んだ時に重要なのは、自社のスタッフに無い物ねだりをしない事です。

「もっと優秀な人材が欲しい」などと不平を言うトップの会社の社員は、必ず役不足でクサっているのです。

やりがいの少ない仕事に嫌気を覚え、自分がいつまでも評価されない環境に未来展望を持てなくなります。

能力の高い人が嫌々する仕事よりも、飛び抜けた才能の持ち主でなくても没頭して取り組んだ仕事の方がはるかに高い成果が出るに決まってます。

そういう環境を用意できるかどうかで、社内の雰囲気や会社の将来が決まっていくのでしょう。



「好きこそ物の上手なれ」



真理ですよね。

そしてそれぞれが自分が楽しいと思える事を仕事に選ぶ。

幸せな人生を送るための重要なポイントだと思います。(^^)

大相撲に学ぶ国際化

所要で三重の実家に帰省しました。

久し振りに大相撲を見たのですが、本当に外国人力士が増えましたね。

しかも、上位で活躍している力士が多い。

数えてみたら、大関以上の6人中3人、幕内42人中13人が外国人です。



mixiのCTOはインドネシアからの留学生でしたし、私も前職では中国人エンジニアとみっちり開発した経験があり、能力のある外国人エンジニアは語学の壁が多少あってもメリットの方がはるかに大きい事を経験しました。



外国人の就労が増えると、日本人の職が奪われるとか治安の悪化とか言われますが、高度な知的職業への就労者は大歓迎すべきと思います。

社内の文化的な深みも出ますので、是非採用に踏み切りたいですね。

ゲーム業界に学ぶ未来

登録ID数150万を突破したガンホーが見る先は?



ゲーム業界は利用ユーザーの忠誠心が高く、リテラシーが非常に高い事が特徴です。

非常に活発なユーザーが多いので、熱烈なファンの行動特性は未来の鏡である事がしばしばあります。

上記の記事中で面白いと思ったのは、

・本当の意味でのブレイクスルーというのは、正直まだ来ていないと思っています。ただ、だからといって停滞しているのかというと、決してそうではない。企業の成長というのは、大抵曲線を描くものなのですが、それが直線を描いて成長しているのです。おどろくほどに。



・お客様からすれば、先が期待できないコンテンツではプレイしていってゲームの中で作り上げた資産がどうなってしまうのか不安に感じるはずです。そう思われないために、新しいサービス、新しいトレンドを盛り込んで充実させていく努力が絶対に必要なのです。サプライズを提供しつづけるということです。



・母数の拡大、自前のコンテンツのリリース、ワンソースマルチユース、という三つの戦略



・オンラインゲームというものは、メーカーがどんなにがんばってもそれだけでは成り立ちません。お客様の協力がなければ、何をやっても盛り上がれないのです。ガンホーは、お客様が最大のコンテンツだと常に思っています。


というところです。



お客様にサービスの未来への信頼感を醸成する事、ユーザー自身を巻き込む事。

忘れないようにしたいと思います。(^^)

野球とサッカー

阪神、負けちゃいましたね。

さすがにとどめを刺されたカンジです…。



少し前に驚いた記事がありました。

週刊東洋経済に、高校生のクラブ活動の統計があり、加入しているクラブの一位は今でも硬式野球でした。

二位はバスケット、サッカーは三位でした。

しかも、硬式野球部の部員数はここ20年間一貫して増えており、逆に二位以下はここ数年減るばかりなのだとか。



てっきりサッカーは部員数が増えていると思ってました!

落ち目だと思っていた野球部が部員数を伸ばしているとは!!

野球はこんなに日本に深く浸透しているんですねえ〜。



先入観に捕らわれてはいけないですね。(^^)

脱請負、自社サービス提供へ

今日は以前よりお世話になっているSさんがぶらっとご来社。

近況をお伺いすると、自前のCMSツールをASPで提供開始した、とのこと。

いやあ、良い事ですね!



日本はベンチャーが育たないと言われます。

中小企業の数は少なくないのに、新しいサービスが世に出てこないのは、ひとえにその大半が請け負い(=下請け)に甘んじているからです。

これでは、ただ規模が小さい会社、というだけでベンチャーではありません。

一番大事なリスクを負わずに無難にやっていこうという姿勢ですからね。



「そんな事言っても、資金がもたない」

その通り。

ウチも結局事業立ち上げ時期の資金は理解者(身内+社内スタッフ)に拠出してもらいました。

しかし、誤解を恐れずに言えば、結局は経営者のやる気次第だと思います。

資金提供者を納得させるだけの迫力・エネルギーがあるかどうか。



地方経済の停滞を言い訳にせずに、一社でも多く自社サービスにシフトして、日本を活気付けて欲しいですね。(^^)

mixi上場

明日はいよいよmixiの東証マザーズ上場ですね。



見回した限りでは、これが当面めぼしい最後のIT企業上場かも知れません。

多かれ少なかれ日本のIT企業はアメリカの後追いになりがちです。

mixiも例外ではなく、Friendsterの人気振りを見たフォロアーに過ぎません。

(greeの方がサービス開始は早かったのですが…)



現在アメリカの最大のSNSはご存じMySpace。

こちらのニュースによれば、一世を風靡したFriendsterは身売り先を探しているそうです。

栄枯盛衰の激しいIT業界で、10年後も残っているサービスはどこなのでしょうか…。

神戸活性化策

今日スタッフとお昼ご飯を食べてまして、「神戸って商業施設がイマイチ充実してないよね〜」という話しになりました。

以下、その会話を再現。



「だよねえ、やっぱり大丸神戸店の他に目玉が居るよね」

「旧さくら銀行の関西本部ビル(写真)って無駄じゃね?」

「あれ、追い出して何か他の施設入れようか?」

「じゃあ、何入れる?」







(しばし黙考…。お読みの方もお考え下さい。)







「若い人を集めた方が活気が出るよね」

「じゃあ、大学だ!」

「でもむさ苦しい男が集まってもねえ…」

「じゃあ、女子大で!」

「お〜、それは良いかも!」



(ここでひとひねり)



「いっそのことさ、慶應大学の関西キャンパス誘致なんてどうかね? 幼稚園から一貫で」

「おおーー、それは阪神間の奥様が飛びつきますな!」



なんて流れで盛り上がりました。(笑)



でも、これ意外とすごい活性化策じゃないですか?

まあ、慶應大学にその気があるかどうかが問題ですが。

ビジネス発想力トレーニングとしてはなかなか良いテーマだと思いました。(^^)

9.11

2001.9.11から早や5年。

年月の経つのは早いものです。

5年前、皆さんはどうされてましたか?



ウチは、まだおちゃのこネットの形も見えず。

伊藤さんと知り合う前の年なので、受託開発一辺倒で悩んでいた時期だったと思います。



その年に生まれた子が幼稚園に通うようになっているわけですから、時間の流れは偉大です。

さて、5年後、当社や皆さんはどうなっているのでしょうね?

怖さもありますが、先が読めないからこそ面白いとも言えます。

何せ、後悔だけはしたくないですね。

この日記をその時に読み返して、懐かしく振り返ってみたいと思います。(^^)

ブランディングビジネス

ディズニーが発売する子供向けデジタルカメラ



こういうのを見てると、自前のキャラクターを持っているのは強いなと思いますね。



というのも、つい最近DoCoMoがハイスピード対応携帯をリリースしまして、FOMAのスピードに我慢がならないので乗り換えても良いなと検討したんですよ。

ところが、実物を見てガッカリ。

中途半端にガンダムっぽくして、全然イケてない!

これだったら最初からバンダイとタイアップして、ガンダムシリーズで出した方がよっぽど売れると思います。



自社の商品やサービスに、他には無い価値を付ける事。

あなたのショップでは出来てますか?

ドロップシッピングの仕様検討

今日は夕方から社内でドロップシッピングに関するミーティング。

ご存じの通り、当社にはおちゃのこ8というアフィリエイトサービスがありますが、これを機能拡張してドロップシッピングに対応させる予定です。



ドロップシッピングって最近流行ですが、仕様を検討していくとどう考えてもショッピングカートと連動、というか結合されていないとまともなサービスにならない気がします。

だから他社さんは全部自社で仕入れして販売する形態になっているんですね。



当然ながらウチは純然たるシステム提供路線で行きます。

カートを自社提供している強みを活かしたいと思います。

殆どの課題はクリア出来る見込みが立っているので、乞うご期待です。(^^)

オシムという人柄

サッカー日本代表の試合があると、オシム監督のインタビュー記事が楽しみです。

(今回のイエメン戦の記事はこちら)



私はサッカーの本質に関して何も分かっていないかも知れませんが、オシム監督が得難い人材だという事は良く分かります。

経験があって、クレバーで、暖かい。

こういう人が現場で仕事をしてくれているのが何とも嬉しい。

普通、キャリアを積んで、年齢も上がると、部下に指示を出すだけで自分は何もしない管理職になってしまうじゃないですか。

でも彼は遠い異国の地に赴任して、試合がある度に行った事もない国に出掛けて、雨の中ずぶぬれになって選手と同じピッチに立つ。



私も、現場が好きです。

サポート宛のメールは全て読んでいますし、掲示板の返事を直接書くのは今後もずっと続けたいです。

お客さんの生の声に触れる事は、得難い経験であり、自分を律する鏡でもあります。

面と向かって厳しい事を言われる機会は、リアルではなかなかありませんからね。(笑)

女性の就業環境について

今日会社の女性スタッフと、出産後(仮定の話ですよ)の仕事について少し話しをしました。

実はウチは、社員13名中役員の男性3名を除くと、後は男性5名と女性5名。

丁度同数なのです。

女性の場合、結婚は問題なくても、出産・育児が働く事の大きな障害になり得ます。

経験のある有能な女性を確保し続ける事は会社としてもとても大切なテーマなので、出産後も仕事を継続出来る環境を整えたいと思っています。



で、一番問題になるのが就業時間です。

今は9時から概ね21時頃まで仕事をしてますので、これではとても無理。

育児期間中は10時から16時くらいの勤務時間で働ける様にしたいですね。

(ちなみに会社のすぐ近所に保育園があります。)



これからはこういう働く女性向けの施策があるかどうかが大事になると思います。

安心して、末永く仕事を続けて欲しいですね。(^^)