投稿者 岡野 幹生 日時
「シナジー効果」という言葉を良く使います。
概ね多角化経営を進める根拠とされますが、本当に相乗効果を発揮する局面は実際にどれほどあるのでしょうか?
ネット化が進むと、消費者側が情報を沢山持つようになります。
比較検討が容易になります。
昔と違って、「じゃあ、どうせならお宅でまとめて頼むよ。」という場面が確実に減っていくと思うのです。
そこで重視されるのは、一つ一つのサービスが選択するに値するか、というシンプルな原則です。
そう、それぞれが強いサービスの集合体でなければ、品目を追加する意味がないのです。
我々のコアコンピタンスは、「EC」。
これを補完できる周辺サービスのうち、我々が本気で取り組めて高いレベルのサービスを提供し続けられるのは何なのか。
自信が無い限り、いたずらに多角化はしません。
次のターゲットは、アフィリエイトです。
これも、本気でやりますよ。
投稿者 岡野 幹生 日時
久し振りに伊藤さんと二人で東京出張でした。
今回は新しい方と何人もお目に掛かれたので、刺激的で楽しい出張でした。
そう、やっぱり人が最大のコンテンツなのですね。
様々な場所でおちゃのこネットが注目を浴びつつある状況を感じて、感慨深いモノがあります。
今年は、おちゃのこネット本体の改造に加えて、周辺サービスを充実させることに注力したいですね。
往復の新幹線で、今週号の「
週刊東洋経済」を読みました。
孫さんのインタビューが面白いです。
・単なるパイプ屋は最後は価格競争に陥る
・大事なのはそのパイプに何を流すか。それは知恵と知識、つまりコンテンツとサービスです。
・1,000万回線の獲得にかかったコストとしてはNTTやKDDIと同じですよ。ただ、NTTは100年をかけたので100年で割り算し、KDDIは20年で割り算した。しかし、われわれは3年で割るので経費がドーンと出て真っ赤っかに見える。単に会計上の表現ですよ。獲得コストが収まればものすごい利益がでる。
・世界は単一のビジネスモデルを志向しているが、日本だけがメディアも、金融も、放送も、証券も、旅行ものみこみ、いわゆるネット閥を構築している、これを一言で言うとソフトバンクモデル。他国にこういう例は一社もない。
・こだわるのは一つだけ、それはネット革命を起こす、その一点だ。いろんな言われ方をするけれど、ボクの考え方、目指すもの、手法は全然ブレていない。
そう、日本のブロードバンド環境を世界一にしたのはこの人の功績。
「どちらかというと堀江君はボクよりも向こう見ず。三木谷君はボクよりも慎重。ボクはIT業界の中庸だと思ったりするんだけど。(笑)
と語る孫さんはやっぱり魅力的で、素晴らしいです。
志の高い人と一緒に仕事をするのは楽しいですね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
痛ましい事故が起こってしまいました。
謹んで事故に遭われた方のご冥福をお祈り致します。
原因がはっきりしない現段階でこういうことを書くのは尚早かも知れませんが、今回の事故の原因はJR西日本のシステムの不備だと思います。
新型のATSが配備されてあり、速度超過を防ぐ仕組みがあれば防げたのではないでしょうか。
メディアは運転士の個人的な過失に焦点を合わせたがっている様に見受けられますが、本質を外れていると思います。
スケープゴートを祭り上げて溜飲を下げる行動は、中国(の一部の人々)と同じです。
大人の分別を持ってもらいたいと思いますね。
仮に個人に問題があるとしても、それを全体で防ぐ仕組みが必要です。
置き石があったとしても、同様に防ぐ仕組みが必要でしょう。
いつもの平穏な朝が一瞬で様変わりです。
ご家族の気持ちを思うと、やり切れない思いですね…。
投稿者 岡野 幹生 日時
今日、すごく重要なことについて皆で話し合いました。
「自社ブランドを大事にして、システムを安易にOEM提供しないこと。」
これ、今後の指針として大事にしていこうと思います。
本当に小さい所帯で細々と始めたサービスなので、お声を掛けて頂けること自体に本当にありがたみを感じます。
そして、ビッグネームから接触があると、その影響力の大きさに甘んじたくなる気持ちもあったのです。
でも、所詮OEM供給は下請け。
先方の意向に左右され、本当にやりたいことに余計な縛りを与えます。
そう、我々が本当に大事にしなければならないのは、実際にサービスを使って頂くユーザーの方。
お客さんのためにベストでないなら、幾ら大企業のオファーでも敢然とNOと言えなくてはならないのです。
お客さんを軽視して栄えた例はありませんから。
志。
良い言葉ですね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
ややショッキングなニュースが。
AdobeがMacromediaを34億ドルで買収(ニュースソースはこちら)
Web制作に携わるものなら、皆何かしらの感慨を持つ出来事だと思います。
う〜ん、落ち目のAdobe、勢いづくMacromedia、という図式だと思っていたんですが、どういう内情なんですかね〜?
ウチがWeb制作を始めた1999年頃、まだMacromediaのツールはマイナーでした。
DirectorなんてCD-ROM制作ソフトは結構使われてましたが、DreamweaverやFireworksなんか使ってるのはまだマイナーで、昔からMacでDTPなんかやってたところは殆どIllistrator/PhotoshopというAdobe製品を使ってました。
ウチは当初からMacromedia製品を採用していたので、その後のFlashを使ったリッチコンテンツ制作の流れにもすんなり乗れ、特に愛着が深いのです。
健全な競争でお互いの製品が発展してきたと思うので、今回の買収には反対ですね。
MacromediaのサイトにAdobeのロゴなんて見たくなかった。
次のバージョンが心配です…。
(良い方向にベクトルが働くことを期待したいです。)
投稿者 岡野 幹生 日時
Googleが提供しているWeb Mailの「
gmail」ですが、いつの間にか日本語対応になっていました。
そして、こちらの記事によれば一部でRSSのフィードに対応とか。
見てみたかったけど、日本版ではまだ使えないようです。
Googleの施策には興味半分、先を越される恐怖感も半分。
どちらにしても要注意企業ですね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
納期が二転三転して気を揉みましたが、本日発注していたサーバー増強機材が一式揃いました。
朝から有本君・森岡君と三人でデータセンターに行って、セットアップ。
しかし、データセンターは寒い。
イスも無いし、座るところもない。
もう少し人間的な設備があっても良いのではないでしょうか?
だからライブドアがデータホテルをやるんですね。
この辺りは堀江さん、正しいです。
少し慎重にテストを行って、切替は来週中盤を予定しております。
宜しくお願い致します。
投稿者 岡野 幹生 日時
最近、中国が騒がしいです。
恐らく、騒いでいるのはごく一部の人だけで、大多数の国民は冷静なのでしょう。
しかし、こういう騒動が潜在的に悪印象を人々に植え付けているのは間違いないこと。
悲しいことです。
しかし、一党独裁のままで発展し続けられると共産党は思っているのだろうか…。
ナショナリズムを党存続の道具に使うのは止めて欲しい!
投稿者 岡野 幹生 日時
個人的に、最も対応が悪くて業務効率化が遅れている行政サービスは社会保険事務所だと思ってました。
本日所用があって、最寄りの社会保険事務所に寄ったところ、いきなりご案内係に呼び止められてビックリ。
「どちらにご用ですか?」
こんな一言以前は無かったですよね。
窓口も銀行みたいに順番カードを取って、並ぶ方式に変更。
「
サービススタンダード」なんてサービス基準も出来たみたいです。
やれば出来るジャン!
細かいことから改善することが大事だと思います。
職員は慣れないウチは大変でしょうが、これが民間の感覚です。
頑張れ! (^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
最近、ほぼ毎週のように、業務提携・OEM供給・代理店契約、といったオファーを頂戴しております。
まだ始めて1年経たない我々に注目して頂き、こんなお申し出を頂くこと大変感謝しております。
こういったお話しを頂戴した時、我々が重要視すべきはおちゃのこネット本来の良さが活きるお付き合いかどうか、という点だと思います。
断じて、金額の大小に左右されてはならいとも考えています。
その意味で、OEM供給で相手先ブランドでのご販売という形態は、ちょっと難しいかもと感じています。
我々のサービスのテイストや特徴が先方と上手くマッチすれば良いのですが、お互いに違う企業のことですから企業文化が近いということはなかなかありません。
私が良いな、と思うのは、やはりお互いが良い補完関係にあることですね。
例えば、現状のSo-netさん・ヤマトさん・NPさんとは、決済機能という我々が持たない機能を付加して頂いています。
ということで、ようやく軌道に乗ってきたビジネスですので、価値を見失わないように慎重にやっていきたいと再確認している今日この頃でした。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
フジテレビが、Yahoo!ブログを基にしたショートコメディドラマを作るらしいです。
その名も、「
ブログタイプ」。
今のテレビを面白くないと感じている人は多いはず。
ウチも自宅ではTVよりもネットの時間が長いです。
(私も家内も。)
このトレンドは、もう逆戻り出来ないと思います。
そのうちチャンネルが5つしかなかったなんて、昔話になるんでしょうね。
TV界の人は、ネットに飲み込まれるなんて実感全く無いんでしょうが、遠くない日に実現しそうです。
投稿者 岡野 幹生 日時
最近は遠ざかっていますが、実は将棋が趣味だったりします。
何事も、その道を極めた達人の言葉には奥深いモノがあり、他の世界でも通用する教訓が沢山あります。
「一度目のチャンスは見送る」
と言ったのは亡き大山名人。
名人の人生観と勝負術を如実に言い表しています。
私が最も好きなのは、これも亡くなった升田幸三名人の言葉です。
「新手一生」
そう、イノベーションに終わりはないのです。
攻めの気持ちを持ち続けることが、成功の秘訣でしょうね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
今日は、当社のもう一つのビジネスであるカーナビECサイトの仕事で九州に出張でした。
用件は、取り付けの仕事をお願いしているステーションの新規オープンのご挨拶。
滞りなく用向きが済んで、これで20番・21番目のステーションがオープンします。
考えてみると、2002年の11月にカーナビショップを始めたとき、今の業態は全く想定していませんでした。
必要に迫られ、他のネットショップと差別化できるポイントはどこか、皆で必死に考えて導き出した答えが取り付けまでの一貫サポートシステムでした。
同様に、今や何万とある競合ショップと差別化の糸口が見いだせずに悩んでいらっしゃるショップさんがきっと多いはず。
でも、きっとそのショップの強みはどこかにあるはず。
だって、オーナーさんは一人一人違う人間なのだから。
原点は、自分の強みを活かすこと。
弱みを補うのではなくて。
じゃないと、楽しくなりませんからね。(^^)
投稿者 岡野 幹生 日時
今日は、ウチがお世話になっている某データセンターさんと打ち合わせでした。
どうしてもウチが手薄なネットワークインフラ周りの運用について、色々とアドバイス頂ける様ご相談でした。
快いお返事を頂いたので、大変心強いです。
色々と準備は整えておりますので、サーバー増強までもうしばらくお待ち下さい。