追い込み掛けてみました(嘘)



まんざら嘘でも無いのですが、とあるクライアントでレンタルサーバー代の支払が滞っていました。

督促メールを出したのですが返事がないので今日電話。

…と思ったんですが、「この電話番号はお客様の都合により只今通話が出来なくなっています…。」



……。

おーい。

…やられた…。



金額にすると10万円程度なんですが、そのままにしておくのも何ですので、取りあえずビルの管理事務所を探して電話。

私 「あのう、**社さんは通常通りに営業されてますか?」

管理事務所 「えーと、人の出入りはあるようです…。」



ん〜、限りなくアウトだけど、一応様子を見に行きました。

案の定裁判所の張り紙が。

はあ…。



嫌なもんです。

皆さん、頑張りましょうね…。

(ややブルー)

キノトロープ ワークショップ in デジタルハリウッド大阪校



昨日キノトロープ社のワークショップに参加してきました。

約100名強の参加者で盛況でした。

しかし、生田さんの話のどれだけを理解しているでしょうか。



個人的に生田さんとは数度お会いしています。

「キノトロープメソッド」と言うべきその完成度の高いワークフローが何故出来上がったのか、たっぷりお話をして頂きました。

根元的な理由は、"下請け"に甘んじたくない、という明快なものです。

まだ少人数で知名度もなくやっていた頃から、従来の下請け構造をいかに打破するか、河合さん(現キノトロープ副社長)と夜を徹して話し続けたそうです。

そして、クライアントと対等の立場で互していくにはロジックが必要だと痛感したそうです。

いわれのない納期直前の手直し、理不尽な改悪要求、そして原価に関わらず要求される低コスト。

これらは今でも世の沢山の制作者が直面している課題です。

しかし、その多くの制作者とキノトロープの違いは、その課題を打破するための方法論の模索をしたかどうか、です。

そう、世の制作者は努力していないのです。

「大人は分かってくれない、とよく高校生は不平を言いますが、違うでしょ。分かってもらえるようにしてないだけでしょ。制作者も同じだよね。」と生田さんは言います。



全く同感です。

そして、もう一つ重要なポイントがあります。

「ページ単価1万円のクライアントは絶対に2万円にはならない。」と生田さんは言います。

単価を上げるためにはクライアントを代えないとダメ、だと。

そう、そしてそれが出来るのは東京マーケットだからこそ、なのです。

地方の制作者は皆、分かっていても現実問題としてクライアントを選り好みしていては食べていけない現実を分かっているから耐えているだけなのですよね。



私の結論は、「良い仕事がしたければ東京に行くしかない。」ということです。

神戸でWebに携わって早7年。

上記の結論が間違っていない自信があります。

では、当社の対応は?

東京には行きたくない。

だから、自社のオリジナルサービスを開発する道を選択しました。

受託を全て断って。



残酷ですが、これが現実です。

地方の制作者の皆さん、早く行動に移さないと手遅れになりますよ!

異論が有る方はお申し出下さい。(^^)

休日モード



当社はFMを流しっぱなしにしているのですが、FM802の選曲は平日と休日では全く違います。

ぐっちー・刑部と三人で出勤していますが、今日はまったりモードです。



それにしても今年の夏は暑かったですね。

そして台風!

毎週来てた気がします。



そろそろ秋モードです。

今日は早く上がって本屋に寄って帰ろうと思います。

「13歳のハローワーク」村上龍(幻冬舎)



本屋で立ち読みしました。

昔から村上龍は好きで、彼の表現技術はスゴイと思っています。

JMMなんて活動を見ても、彼が従来の意味の小説家の枠を超えて活動しているのが分かります。



元々のテーマである、「大人の入り口の13歳の少年・少女が、人生を生き抜く武器としての職業意識を早くから持つ有利さ」という主張も共感しますが、面白いのは末尾の伊藤穰一氏(株式会社ネオテニー 代表取締役社長)との対談記事です。

「BLOGに代表されるCMSツールによって、従来のSEの仕事が何万人という単位で失われる」、という下りはまさにその通りでしょう。



私は常々システム業界の労働集約産業的な要素に疑問を感じていますので、これからは安価なASPサービスによって様々なITサービスが提供されていく流れになると思います。

おちゃのこネットはEC分野の先駆になると思っています。

今後、会計サービス・各種業務パッケージなどでも同様の安価なASPがスタートするでしょう。

請負業からの脱却が求められていると思います。

「井戸を掘った人の事は忘れない」



こちらに小泉首相がブラジルを訪問して感極まって落涙したという記事があります。

色々と揶揄される小泉首相ですが、彼のこういう率直な感情表現は好きです。



タイトルの言葉は田中角栄が訪中した時の中国側の迎え言葉ですが、こういう気持ちは忘れないようにしたいですね。

今日の自分があるのは誰かのお陰なのです。

恩義を忘れず、そして次の誰かを手助けする。

”Pay foward"ですね。(^^)

東京出張



今日はBOL伊藤さんと一緒に東京出張でした。

キノトロープさんと、某ブロバイダーさん向けプロジェクトの打ち合わせです。

早ければ来月にでも発表できると思います。



しかし朝一の新幹線は混んでますね…。

いつも三人掛けシートの真ん中です。



東京出張にも新鮮みが薄れてきたので、早いうちに海外出張とかしたいですな。

"garitto EURO"なんて設立の日が来ることを楽しみにしたいです。(^^)

(きっと来ますよ!)





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greeが10万人突破!



ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のgreeが参加者10万人突破目前だそうです。

SNSとは、既に参加しているメンバーからの招待が無いと入れない”閉じた”ネットサービスの事です。

アメリカのfriendster・Orkut、日本ではgree・mixiが有名です。

元々は「ただ面白いから」という理由で始まり、特に商用を目的としていません。

多くのSNSはボランティアの手によって運営されています。



興味深いのは、greeがたった一人の会社員の手で開発・運営されている点です。

開発者の田中良和さんは楽天の一社員で、業務ではなく全くのPrivateでgreeの開発に携わっているのです。

たった一人で10万人。

何か勇気が湧いてきますね。(^^)



P.S. ちなみにSNSに参加してみたいという方は私宛にメールを頂ければご招待しますよ。





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税務調査終了



たった今二日間の税務調査が終了しました。

結論から言うと、非常に良好な結果でした。



たしかに幾つか処理漏れの指摘があったものの、担当調査官の方がこの上なく良い方だったため諸々を好意的に解釈頂きました。

ウチは経理担当者がいないので私自身が経理処理をしているのですが、真面目にやっているのをご評価頂いた様です。



基本的に税務調査は所得隠しが無いかのチェックが主眼です。

売上と外注費などの経費を付き合わせて、ひも付きでない経費が無いかどうか、棚卸し資産などの過少申告が無いかとうか、気をまたがる仕掛かり計上漏れが無いかどうか、などを重点的にチェックしていきます。



売上が済んだら次は各経費です。

外注費・交際費・消耗品などを見て、人件費なども見ていきます。

大事なのは現金の出入りが通帳などの書面で確認できるかどうか。

追いかけることが出来ないとグレーな仕様用途があったのではないかと疑われますよね。

ウチはクリーンな処理をしているので、概ね問題ないと言って頂きました。



と言うわけで、悪質な所得隠しをしていたりずさんな経理処理をしていない限り、必要以上に警戒することは無いですね。

定期的に外部の目で経営チェックをしてもらう良い機会、と前向きに考えるのが良いんじゃないでしょうか。

創業以来の7年間の経営にお墨付きを頂いた様な気分で、ほっとしました。



さて、後は頑張って儲ける事に集中しよう。(^^)

Google Newsのメディア論



カトラー氏のBLOGGoogle News日本版が開始されたことを踏まえてのテキストメディア論を展開しています。

カトラーさんは木村剛氏のBLOGで有名な方なのですが、その洞察と論理の展開は見事です。

こういう人の存在を目の当たりにすると、署名の無い陳腐なマスメディアの提灯記事など読む気が無くなります。



「ネットが世界を変える」という言葉を本気で信じていた熱気が崩壊して久しいのですが、いよいよ実現フェーズに来ている手応えを感じますね。

革命は静かに始まっているのです。



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ベンチャーということ



今日は某大手メーカーのS部長・N課長と久し振りに飲み会でした。

もう10年以上のお付き合いなんですよね。

今では直接の接点は薄くなっているのに、忌憚無い意見交換が出来るというのは素晴らしいことです。



実は中小・零細企業の中に、いわゆるベンチャー企業というのは殆どありません。

規模が小さいだけで、既存ビジネスと同じビジネスモデルを踏襲している企業が殆どだからです。

かくいう当社もそうでした。

ほんの数ヶ月前までは。



今は違います。

運転資金を調達し、自社サービス「おちゃのこネット」に勝負を賭けています。

年末までに目に見える成果が出なければ、当社は決断を迫られるでしょう。

しかし、必ず成功するとスタッフ一同信じています。

信じるに値するだけの夢を共有できることが重要なのです。



掲げる旗を見つけられなくて、どれほどの挫折が繰り返されたでしょう。

賭ける目標があることの幸せを感じます。



あなたは何のために働いていますか?

Bフレッツ回線障害



昨夜と今朝にNTT西日本のBフレッツ回線障害があったようです。

(訪問頂いて当社情報にアクセス出来なかった方ゴメンなさい。)



時間にすればほんの1〜2時間なのですが、いかに日常の仕事がネット中心になっているか分かりますね。

一言で言うと、「仕事にならん!」です。



一番頭に来たのは勝手に途中で電話を切るNTTマーケティングアクトの営業担当ですが、それは置いといて、”枯れた技術”ということも重要だな、と感じました。

良く考えると、電話回線が通じないということは日常まず無くなりましたよね。

でもこれ最近の話で、昔は回線が輻輳(ふくそう)したなんて話は良くあったのです。



私は阪神大震災も経験していますので、ライフラインが途絶えることの恐ろしさはよく分かっているつもりです。

企業経営にとって無くてはならない資源が使えない、なんてことはあってはならないのですね。

IP電話を導入しようと思ってましたが、時期尚早ですかね…。

(と思わせたNTTの罪は大きいですよ!)

上野隆司氏[SUCAMPO Pharmaceuticals Founder]



詳細は日経ビジネスの2004.08.30号を読んで頂きたい。

久し振りに胸のスカッとする思いです。

日本にこんな人が居るんだな。



簡単にご紹介。

 ・新薬発明家

 ・アメリカ在住

 ・祖父は上野製薬株式会社創業者



新薬というのは、一生のうち一つでも発明に関われればラッキーな存在なのだそうだ。

一人で2つの新薬を発明したという人は過去に何人かはいたらしい。

しかし、一人で3つの新薬を発明したのは恐らく上野氏ただ一人。



親子三代に渡る発明一家に生まれ、自宅にストラディバリが飾られ、パイプオルガンの披露にオリックスの宮内会長が呼ばれる環境で育つ。

しかし、発明家にありがちなストイックな空気が全くない。

本人はアメリカのワシントン内外に10軒以上の屋敷を持ち、趣味はクルマとカメラ。

10週間で11台のフェラーリ・ポルシェを買い、M型ライカを100台以上コレクション。

父親もロールス・ロイスの有名なコレクターだという。



第一に発明したのは緑内障の治療点眼薬。

今第二の発明、慢性便秘の治療薬の米国当局の承認待ちだという。

第三の薬も臨床試験中。

全ての薬が、前例のマイナーチェンジでなく、全く独創的な新薬というのが素晴らしい!



スケールの大きな人を抱える国としての懐の深さを日本も持ちたいモノだが…。



SUCAMPO社 (ラテン語で"上野"の意だそうだ)

税務調査



今日顧問税理士さんから電話がありました。

「岡野さん、とうとう税務調査が入ります。」とのことでした。

ウチは創業が1998年の1月ですが、実は今まで一度も税務調査が無かったのです。

要するに売上が大したこと無かったのです。



Webの受託開発は人件費商売ですから、売上はそれほど上がりませんが、カーナビの物販を始めたので売上金額が急に上がったのです。

まあ、後ろめたいことは何もしていませんが、何となく緊張しますね。



調査日は来週の9/9(木)・10(金)の二日間。

調査員は無駄な世間話はしないそうで、話の糸口から材料を探しているそうです。

当日が楽しみですね。



ちなみに、「 24時間闘う税理士!」さんの記事には驚きました。

それは税理士という保守的な職業なのに自分のミスによって生じた損害を弁償するという姿勢です。

勉強代以上の成果を得られたことと思います。



初めてのことで色々と勉強することがありそうです。

またご報告します。



http://tb.plaza.rakuten.co.jp/takashimakaikei/diary/200406190000/