気の利く店員



昨夜友人のお店「隠楽家 堂山店」の開店祝いを買いに北新地に花を買いに行きました。

ここの店員さんが気が利いている!



まず、小さな子供連れだったので、「お届けしましょうか?」の一言が嬉しかった。

子供抱いて花を抱えてだと大変だなと思っていたのです。

店員:「新地内なら大丈夫です。」

僕:「う〜ん、泉の広場なんだけど…。」

店員:「分かりました。OKです。でも自転車でお届けしますので、お客様を追い越すかも分かりませんよ。」

僕:「全〜然OK。」



店員:「ところでお届け先は?」

僕:あっ、案内のハガキ車に置いてきた。電話番号も住所も分からないよ。(汗)

店員:「あっ、店名さえ分かれば大丈夫です。104で番号調べますから。」



てきぱきと104へ。店の電話番号判明。

店員:「今日そちらへお花をお届けに上がるんですが、今日が開店日ですよね? えっ、違います?」



実は近所に同じ店名の店がもう一件既にオープンしているのだ。

良く一言気を利かせて聞いてくれたね。

間違って違う店に届けるとこだった。



このやり取りの前に店名の説明で、「隠居の隠です」という説明ですらすら漢字を書けた時点でこいつやるな、とは思ってました。

一連のやり取りで、彼が幾つもポイントを稼いでいるのがお分かり頂けると思います。

こんなスタッフがいるお店で買い物したいですよね。

ちなみにこのお店は、「北新地 花直 堂島店

とっても気分の良い夜でした。(^^)

弊社採用への応募について



ウチは今、会社の今後を左右する非常に重要なタイミングにある。

そのため、必要最小限の人員に陣容を押さえ、効率的なリソース配分を行っている。

今働いてくれているスタッフは皆数年来の同志的存在であり、非常に有能なスタッフ揃いである。



あまり積極的な採用活動は行っていないが、たまにひょっこり応募者が現れることがある。

どう対処するか、難問である。

「本当に有能なスタッフなら採用はしたい。しかし現在のバランスが崩れたり、本人のスキルの育成や会社の雰囲気に溶け込むのにあまりパワーが掛かるようならご遠慮願いたい。」というのが本音である。



私が一番気にする判断基準は、”腹が白くて、抜け目ない”かどうかである。

想像して頂きたい。

腹が黒くて抜け目ない人物は新聞やテレビでいくらでも見受けられる。(いわゆる悪人である。)

腹が白いが抜けている人物はビジネスに向かない。



そして、本人の情熱とやる気。

実はスキルはその後なのだ。

ただ、本気でこの業界で仕事したいならそれなりのスキルを身に付けてから応募してこい、とは言いたいが。



この様な思いを込めて、応募者には冷たく当たるようにしている。

特に応募に当たって給与や休みなどの条件面を気にする方には特にハードルを高く設ける。

選考の早い段階で断念する方は、その程度の思い入れしか無かったのだな、と判断している。

こうしないと、採用しても結局続かないのだ。

こちらに既にスタッフが複数いて会社の下地がある以上、会社という器に合わせてもらうしかない。

後から入社してくるスタッフの顔色を皆が伺わなければならないなんて事態は避けたい。





魅力的なサービスの提供を通じてウチの存在が有名になり、上記の私の思いを共有できる新しい出会いを待っている。