香港の感想

香港に来たのは、数年前にAsia Payと決済の契約をする出張をして以来か。街なかはスペースが飽和状態なので特に変わった印象はないけど、郊外は確実に発展してる。香港空港の拡張、香港ーマカオ連絡橋の建設、マンション。ホテルは狭くて高い。香港ではスペースが貴重なんだな。そして街なかの人出が多くて、若者が目立つ。東京も人は多いけど、年齢が高めなんだよね。アジアの若さを感じる。

中国の成長がピークアウトするという説の根拠は、人口ボーナスフェーズの終了が最大の理由だったりする。ところが中国の統計情報は怪しいので、肝心の人口動態がそもそも信用できない。一人っ子政策のせいで正規の戸籍に登録はできない隠れ家族が凄い数いて、実は人口は既に20億人を超えているという話もある。まだインドが追いつくのは先の話かもね。

もう一つの懸念材料は、バブルの崩壊。確かに東京の二倍の地価と聞くといつまでも上がり続けることはないだろうと思うけれど、そこは共産党の一党独裁が続く特殊な国。経済発展を腰折れさせないように全力で政策を打つから、なかなか崩壊しないんだよね。その仕組みのベースは、行政の競争環境にある。つまり、全国に23の省と4つの直轄市(北京、上海、重慶、天津)、これに香港とマカオの特別行政区を加えた地方自治体がそれぞれ経済発展を競い合ってる。そこで成果を出した首長が抜擢されて共産党の上級幹部に登用されるシステムが、国の活力を生んでいる。日本が何をするにもあまりに時間がかかりすぎるのを見ていると、この差は拡がるばかりと嫌になる。

では日本人はどうすべきか。それは、国内に閉じこもってないで外に出ろ、に尽きる。分かってる奴はもうそうしてる。香港でもマレーシアでもシンガポールでも、必ず活躍してる日本人がいる。そのアグレッシヴさをこそ見習うべき。若い人にその意識を持たせることが私の世代の務め。そして現役の間はまだまだ世界を見て攻めようと思う。これからいま世界で最もアツい街、深センを見てきます。お楽しみに

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