QRコード決済は普及するか?

ソフトバンク孫社長、QRコード決済のメリット語る

中国では完全に普及したQRコード決済ですが、日本ではまだ全く一般化していません。LINE Payが既に先行していますが、出足は鈍い模様です。孫さんが語るメリットは店舗側の負担が少ない点に集約されますが、果たしてそれで本当にこのサービスを普及させることができるのでしょうか。だって、LINE Payは既に決済手数料ゼロのキャンペーンを実施していますからね。それだけでは施策として弱いと思うのです。これは、どうして中国であれだけQRコード決済が普及したのかを振り返ると何が効果的か分かります。

中国でモバイル決済が普及した ”本当” の理由
1.中国ではパソコンの時代を飛び越えて一気にスマホの時代が到来し(=リープフロッグ現象)、それと時を同じくしてモバイル決済も始まったのでタイミングが良かった。
2.莫大なマーケティング費用が投下された。
3.決済手数料が安い

ソフトバンクとLINE Payの施策は、この三要素の中の3.の部分だけしかカバーしていません。1.のインフラ普及という面からすると、日本ではSuicaを代表とする交通系ICカードが利便性と普及度でリードしています。しかしこれも首都圏に偏在していて、関西・名古屋などの地方圏ではまだ全く導入が進んでいません。この主因は確かに孫さんが語る店舗側の負担なのです。私見ですが、これから地方にモバイル決済を普及させるには、2.のマーケティング費用をどれだけかけるか、で勝負が決まると思っています。技術のSuica、コストのQRコード決済、軍配はどちらにあがるでしょうか。

余談ですが、週末から回ってきた九州(大分・宮崎)は交通系ICカードどころか、クレジットカード決済すら普及度は低かったです。この状況を変えるのは、相当本気でかからないと難しいですよ。

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