農業の現場

三重の実家に知人を連れて視察に行ってきました。現場でないと分からないことが沢山ありました。驚いたのが、年間の農作業時間の7割が草刈りだと聞いたこと。帰ってから調べましたが、田んぼのあぜの草刈りを簡単にするイノベーションは確かに見当たらないのです。トラクターにアタッチメントを付けるのは田植えのあとは使えないし、ラジコンタイプは狭い斜面では使えない。相変わらず肩から草刈り機を下げて人が歩くしかないんですね。夏場は地獄です…。

想像以上に色んな工夫をしていて、米の品目だけでも7品種も作っていたり、売り先も農協は1/4程度で残りは民間流通市場だったり、設備投資もしっかりして、やることはやっている印象でした。ただ、見える化とか、標準化はされておらず、現場責任者の頭の中にしかスケジュールも手順書もありません。改善点は沢山ありそうです。

以前にお書きした通り、合理化で生産量を追っても幸せにはならないので、高付加価値路線を追求したいところ。それにはやはりマーケットのニーズを知らないとアイデアを出せないので、主婦目線、女性の視点が欠かせないのかなとも感じています。男性の職場になってしまってるので、女性活用が近道な気がしています。

何らかのイノベーションを起こしたいですね!

トラックバック

このエントリーのトラックバック URI を指定する

このリンクは、クリックされるのが目的ではありません。それは、このエントリー用のトラックバック URIを含んでいます。このエントリーにブログからトラックバックと ping を送信するにはこの URI を 使用することができます。このリンクをコピーするには、Internet Explorer の場合右クリックを、「ショートカットをコピー」を選択します。Mozilla の場合「リンクロケーションをコピー」を選択します。

トラックバックがありません

コメント

コメント表示形式 一覧 | スレッド

コメントの追加

送信されたコメントは表示する前にもでレーションされるでしょう。

アスタリスクで囲んだマークテキストはボールド (*強調文字*)になり、下線は _下線_ になります。
標準的な感情表現、 :-) や ;-) といったものは画像に変換します。

ロボットからの自動的なコメントスパムを防ぐために、画像の下の入力ボックスに適切な文字列を入力してください。文字列が一致する場合のみ、コメントが送信されるでしょう。ブラウザーが Cookie をサポートし、受け入れることを確認してください。さもなければ、コメントを正確に確認することができません。
CAPTCHA

アスタリスクで囲んだマークテキストはボールド (*強調文字*)になり、下線は _下線_ になります。
標準的な感情表現、 :-) や ;-) といったものは画像に変換します。