営業力の大切さ

CARZYのCTOの民輪さんに紹介頂いて、営業会社の社長さんにお会いしてきました。

株式会社DRIVE LINE

社長の中井さんはまだお若いですが、相当な経験を積んでいる方で、こと営業という面では非常に泥臭い部分をこなす、ある意味特殊なスキルの持ち主です。私自身もリクルート出身でずっと営業マンですから、その凄さがよく分かります。

どんな優れたサービスも、売れなければ成果に繋がりません。どうも日本人は良いものさえ作っていれば自然に売れると思っているところがあって、売るということを軽視しがちな気がします。特にIT系の人はその傾向にあります。そこは私自身も反省するところが多々あります。自分のキャリア的に営業の大切さを分かっているつもりで、分かっていなかったんですね。成果を出すためには必ず必要な部分なので、頭を切り替えてしっかり営業にリソースを配分していこうと思っています。

少し昔の例ですが、成功した営業活動ということでは光通信が頭に浮かびます。一世を風靡したのはもう20年ほど前なので若い人は知らないかもしれませんが、携帯電話とレンタルサーバーの販売でブイブイ言わせていましたよね。確かに手法に少々乱暴なところはありましたが、それでも特別な技術的先進性を持たない企業が営業努力一本であそこまで成功できるというのは立派な事例だと思っています。光通信以降にこういう営業系の成功例をあまり聞かないのですが、(と書いてそういえばサイバーエージェントは営業系の成功例と言えますか、)そろそろそっち系の会社が登場してもいいと思います。なんだか大人しくて停滞している印象の日本をひっかき回して欲しいですね。ホリエモン・村上ファンドを潰し、Airbnb・Uberに規制をかけて成功させない日本社会。何を守っているのでしょうか。今こそ、老害を排して新しい血を入れるべきタイミングなんじゃないでしょうかね。このままだと、本当に日本は沈没しちゃいますよ。