M&Aの成否

Facebookの企業買収がまずいことになっている

Facebookは成果を出す企業です。株式市場はその姿勢を高く評価しており、Facebookの株価がそれを実証しています。世に、買収したもののその価値を自社の既存事業とうまくマージできず腐らせている企業は山ほどあります。それらに比べると、Facebook経営陣の手腕は見事と言えます。

しかしながらこの事実は、買収された側の企業からの視点では、印象が全く異なります。元々のサービスの価値が毀損され、ユーザーとのエンゲージメントが損なわれる。これは創業者には耐えられない仕打ちですよね。

幸せなバイアウトってどんなカタチなんだろうと考えます。単独で事業活動を継続するよりも大きな相乗効果が得られ、かつ個別の価値観を尊重する良い距離感がキープされる。そんな絶妙なバランス感覚を維持できるものでしょうか? お金は出すけど、口は出さない関係? そんなの幻想だよな、と思ってしまいます。結局のところは、資本の論理が優先されるのが当然です。その結果、買収したサービスの価値が毀損されてマズいと判断すれば、一定の許せる範囲の中で元々の価値観を尊重するだけの自由度を与える。そこは買収元企業の忖度です。

最後は経営者の器が試されるんでしょうね。

環境か遺伝かそれとも…

少し前にこんなことを考えました。「逆境をバネに踏ん張る人と、その逆境に負けてしまう人の差はどこから来るのか?」 例えば、とても貧乏で親がクズの過程に生まれたとします。子供が全員グレるわけではない。多くは不幸の再生産スパイラルから抜けられませんが、稀にハングリー精神を発揮してとてつもない成功を収める人がいる。ソフトバンクの孫さんとかがその典型例でしょうか。でも同じ家庭に育っても兄弟で全く違う人生を送ることはよくありますよね。その原因は何なのだろうかと疑問に思ったのです。皆さんはどうお考えになりますか?

私の結論は、魂の違い、です。

人の性質の多くは遺伝で決まり、環境や努力は大きな影響を与えないという論があります。正しいようにも思えますが、兄弟の差を説明できない。双子の兄弟でも全く違う性格で全然違う人生を贈るということ、よくありますものね。だからもっと本質的な原因があるに違いない。それは何なんだろう、と考えた末に行き着いたのが、魂の存在だったのです。私は魂の生まれ変わりを信じています。その人の特質や性格、考え方の多くは、前世から魂と共に受け継がれ、来生に繋がっていくのではないでしょうか。

だから、もし今苦しい状況に置かれている人がいたら、それはあなたが意図してそういう人生を選択したんですよ、何らかのトレーニングをしたくてわざとそういう環境下に生まれるようにあなたが選んですよ、と伝えたい。恐らく前世で学べなかった新しい気付きを得るために、今生の課題として自分が設定した結果が今なのです。だからシンドイ時に誰かを恨んだり、身の不運を嘆くのは間違っています。だって自分でわざとその状況を招いたんですから。そう考えれば、ツラい状況に前向きに立ち向かえませんか? 自分を鍛える学びの場にいるわけですからね。

自分の魂の声に耳を傾ければ、自然にやるべきことが見えてきます。やり残しのないように毎日を大切に過ごしましょう。一生死ぬまでこの世は学びの場なのですから。

ビジネスのセンターピン

元グッドウィルの折口雅博さんが、事業のセンターピンを外すな、とよく言っています。これは本当に的を射た表現で、センターピンを外しているとそのビジネスは絶対に発展しません。ではCARZYにおけるセンターピンとはなにか?

それは、信頼感と賑わい、の二つです。

メルカリと違って、扱うのが一千万円単位の高額な商品。そこの取引を妨げる心理的な障壁をどう下げるか。ここは信頼の置ける場だという印象を与えなければなりません。CARZYは西川淳さん他の著名ライターによる直接取材レポートと、エスクローサービスによって、クルマの品質と代金決済の不安を取り除こうとしています。まだ見せ方が不充分かもしれない。そこは改善していく必要があります。

もう一つ大事なのが、賑わい感。これをどう演出するか。サクラ物件が並んでいてもそんなものはすぐに見透かされますので、本当の売り物件を数集めなければならない。品質を高く保ったままで、数を集める。なかなか難易度高いですよね。これをどうクリアしていくかが当面の課題です。私は全国の有力な整備工場がキーになると思っているので、そこをネットワークしたいですね。

SNS的な機能を実装してコンテンツを増やそうかとも考えたのですが、それはあくまで傍流なので発想が間違っているのかもしれません。本筋はやはり売り物件のクルマの数そのもの。私のイメージは年間一万台規模の取引量なので、一日当たり30台換算。これだけの数が常時更新されていれば、余計なコンテンツがなくても毎日アプリを開く意味が出てきますものね。ここにフォーカスして集中突破しようと思います。

センターピンを倒しに行きます。

販促策の整理

大阪でばったりおちゃのこネットユーザーさんに出会いました。こんなことがあるんだなと思いながらあれこれ営業施策についてお話しをしていて、恥ずかしくなりました。ご指摘のプロモーション策をことごとくやっていないんですよね。改めて考えるまでもなく、至って当然の策ばかり。”銀の弾丸はない”とよく言いますが、地道な行動を積み上げるしかないんだなと反省しました。

・DM:いまやネット上に殆どの情報が公開されているわけなので、ターゲットリストを収集することはたやすい。そのリストへのアプローチは、メールではなくできれば郵送DMが望ましい。メールは簡単でローコストですが、そもそもDMなんて見ないからリーチしない。コストを掛けて郵送する意味はいまだに健在です。
・コンテンツサイトの制作:Lancersやクラウドワークスといった外部リソースの調達手段がありますから、ライターもデザイナーも安く調達することができます。質の問題もありますが、まずはコンテンツの量を用意することが必要です。
・動画プロモーション:多くのユーザーがスマホで動画を見ている時代。訴求するには印象に残る短時間CM動画が欲しい。これもイマドキは制作者を個人単位で調達できるので、ローコストで用意することができます。

何が有効か悩んでいるヒマがあったら、まずはやってみること。それも迅速に。思いつく事は全部やってみようと思います。やってから、上手くいかなければ修正すればいい。まずは行動です。

クルマ自慢

いま、クルマ好きはどんなサービスを使ってるんでしょうか。少し古い話になりますが、10年ほど前はmixiで趣味に関する交流が盛んに行われていました。当時から「みんカラ」(みんなのカーライフ)なんてサイトがありましたが、ここのUIが絶望的に使いにくい! なのでクルマ好きも今は殆どFacebookに流れてしまっているんですよね。ところがFacebookはクルマ好きだけのSNSではないので、ご飯行ったとか、誰それに会ったとか、日常の色んな話題が混ざってしまっている。本音では、クルマ好きはクルマに特化した使いやすいSNSを求めていると思うんですが、その候補が意外とないんですよね。

さて、CARZYでそこを作ろうかどうしようか。サービスの立ち位置とか色々難しい面もあるので、ちょっと腰を落として考えます。クルマ好きは、何を欲しているんだろうか?

商売センス

とあるマッサージ店にて。
私:予約の岡野です。宜しくお願いします。
店長:はい、お待ちしておりました。こちらがメニュー表です。どのコースになさいますか?
私:60分コースで、レフレクソロジー(足裏)と全身の組み合わせがいいです
店長:可能ですが、それはメンバー専用の組み合わせメニューなんです。メンバー登録はお済みでしょうか?
私:二回目なので済んでると思うのですが…
店長:お調べします。初回のご利用から二ヶ月以上経過していますので、有料登録になりますね。(二ヶ月有効の)優待券があればメンバー登録無料だったんですが。
私:えっ、メンバー登録は有料なんですか? (1,080円するらしい) 確かに優待期限は過ぎてますけど、無料適用できませんか?
店長:無理ですね。どなたにもこの条件でお願いしていますので。
ここで私は予約をキャンセルして帰りました。自分はクレーマーではないと思いたいですが(笑)、釈然としなかったんですね。まずメンバー登録におカネを取る仕組みが解せない。そこはどなたでも無料でWelcomeなんじゃないのかな。で、二ヶ月の無料優待を実施してるんだから、それが三カ月後であっても半年後であっても、無料でメンバーになってくれれば腹は立たないはずなんです。お店の持ち出しがあるわけでもなし。集客と顧客囲い込みのために用意した仕組みのはずなのに、それが顧客を遠ざける結果になってはなんのためにやっているのか意味がないんじゃないでしょうか。

お店のルールはあります。お店の都合で一定のサービス成約を設けて、合理化と収益性アップに努めるのは当然です。でもせっかく足を運んだお客さんが目の前にいるのに気分を害して帰らせてしまう現実に、何かおかしい、と感じるセンスが必要なんじゃないでしょうか。で、必要なら仕組みを改める。そこの裁量が現場に与えられているか、もしくは本部に正しくフィードバックされて改善されるフローがあるか。そこが大事。発想が膠着することは企業の老化の始まりです。柔軟性を維持できるお店が発展するんじゃないでしょうか。

UI表現のツボ

CARZYアプリを9/2にリリースしましたが、今のところトラクションを起こすことに苦労しています。そもそも狭い趣味のマーケット向けサービスですからいきなり爆発することは期待していませんでしたが、それでも反応が少なくて寂しい。ま、立ち上がりはこんなもん、という話もありますけど。

私はやはり最初は何らかの問い合わせから始まるんだろうなと思ってましたが、いきなり新規の車両出品審査申請が何台か来て驚きました。それもなかなかマニアックなクルマで。そこはちゃんと見て欲しい人に刺さったんだろうなと嬉しかったです。

その中で反省しているのは、サービスのUI表現についてです。当初はこんなもんかなと思って今のUIにしたんですが、改めて見直してみると堅い印象。このあたりの表現は世に溢れるマッチング系アプリの表現がやはりこなれています。全員の頭にあるのはFacebookのスタイルなんでしょうね。全ては”いいね”から始まる。こういう柔らかい表現を上手に取り入れたのがWantedlyなんだと思います。今までだったら”応募する”だったところを、”話を聞きに行きたい”ボタンにすることで、圧倒的に応募者の心理的ハードルを下げることに成功しました。こういうところを真似したい。

で、どう変えるか。色々考えましたが、ここも直接ユーザーさんに尋ねてみることにしました。悩んだら顧客に聞け、です。その意味でも、サービスの立ち上げ時にコアとなるターゲットユーザーを確保することは重要ですね。

マスターマインド・グループ

「思考は現実化する」の中に、”マスターマインド・グループ”という表現が出てきます。これは平たく言うと、一定以上のレベルで成功した人たちの集まり、です。このグループの中で共有される情報の質は非常に高く、得られるものは計り知れません。これをおちゃのこネットのユーザーの中で作りませんか、と提案されました。いいですね。そこで共有された情報は、可能な限り他のユーザーにもシェアしたいと思います。その情報を活かせる人はごく少数なのですが、それでも響く人には響くと信じたいですものね。

クラシックカー保険

Chubbクラシックカー保険

私が知る限り、世界で唯一のクラシックカー保険がこちらです。まあ、そもそも限られたニッチ向けのマーケットなんですが、クラシックカーの場合は毎日乗るクルマではないからフルタイムカバーの保険に割高感があるところに問題があります。スポットでイベントに参加する時だけ、もしくは単月で加入したいというニーズはあると思います。しかし保険会社側が対応できていない。結局のところ数が集まらないから商品開発もされないというジレンマなのですが、そこをCARZYで何とかしたいなと。

数さえ集まれば、他にも陸送や修理ネットワークやイベント企画など、できる事は沢山あるのです。専門化されたサービスならではのおもてなしを考えていきたいと思っていますので、ご期待ください!

iPhone Xs Max登場

事前リークが浸透してきてもう大したサプライズはないと分かっていながら、それでも気になるAppleの新製品発表会。ブランドパワーはまだまだ衰えていませんね。2018年モデルはiPhone Xの大型版。GalaxyNoteが登場した時は「こんなデカいスマホ誰が使うねん」と思ったものですが、今となっては慧眼でした。使っているとスクリーンサイズは大きいに越したことがないとよくわかります。片手で操作ができるか、ポケットに入るか、という大きさの制約もないことはないのですが、それよりも使い勝手の良さが上回ります。

個人的にはApple Watchの便利さがすっかり身に付いてしまったので、シリーズ4も買おうと思います。Suicaが使える場所がもっと増えてくれるといいのですが、これも時間の問題。未だにタクシーで使えない関西の後進性が嫌になりますが、そうやって業界の対応が遅れているといきなりUberが参入してきたりして、黒船襲来とオロオロするのが目に見えてます。変化できない企業は勝手に沈没すればいいんですよ。

しかしスマホも通常進化のペースが安定軌道に入ってしまい、目新しいことがありませんね。ウェアラブルデバイスもウォッチが定着しつつあるだけで、一時もてはやされたGoogle Glassもヒットしません。音声応答のAlexaがボチボチ売れている程度で、IT業界の提案に勢いが感じられません。やっぱりSteve Jobsみたいな強烈なビジョナリーがリードしてくれないと新しいインパクトのあるものってなかなか出てこないんでしょうか。今の顔触れを見ているとそこを一番期待できるのはAmazonなのですが、あそこも体質が少々ブラックなところが気になります。その意味では今求められているのは革新性の高いハードウェアメーカーなのかも知れません。結局のところ本当に新しい提案はハードウェアとソフトウェアの両方が揃って始めてカタチになるわけですから。実はSONYの出番なのかもしれませんが、期待するのも無理がありますかね。ビジョナリーの登場を待ちましょうか。

Facebook広告

Facebook Blueprint

CARZYのアプリを宣伝するためにFacebookに広告を出しています。これがなかなかの複雑さで、厄介です。CARZYの場合はアプリのインストールという目的が明確なので、インプレッションを上げるよりもインストール数に直結する広告設定が望ましい。色々調べるとFacebook広告の仕組みは基本的にはクリック課金とインプレッション課金の二種類。これをインストール課金にする方法があるようなのですが、もう一つよく分からない。

徹底解剖!Facebook広告とは?種類・特徴・費用・効果まとめ!

eラーニングコンテンツをぼちぼち見ながら勉強中です。

イマドキのビジネスは、コンシューマーとのリレーションをどう構築するかがテーマですから、必然的に旬のメディアとの付き合い方をマスターしなければならない。SNSは性に合わないので…、なんて言い訳している暇はないのです。ビジネスオーナーが自分の手で現場を知ること、それが一番大事。私も手探りですけど、色々試してみようと思います。

経営者に求められるのは、人格か、業績か

私は、業績だと思っています。「人間として凄く尊敬できるけど、業績はイマイチ」「人としてはダメだけど、業績はいい」どちらが有能な経営者かといえば、後者ですよね。昔の経営者は人徳経営を志向するところがあり、松下幸之助、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫、稲盛和夫、あたりまではその流れだったと思います。しかしデジタル世紀を迎えるにあたって、そこの常識も変わってきたように思います。

スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグが人格的に褒められたものではないのは周知の事実。でも圧倒的な結果を残すことで栄誉に浴してきました。これはデジタル技術の特性にも関係があると思います。つまり、昔は一兆円企業を作ろうと思えば数十年の月日が必要でした。カタチのあるプロダクトを開発して、販売組織を作り、グローバルに規模を追うのにどうしてもそれだけの歳月が必要だったのです。それがいま、ヒットするプロダクトを作れば、非常に短期で世界を制覇することができてしまいます。Google、Facebook、Airbnb、Uber、全部そうですよね。こうなってくると、経営者として人格を磨くよりも、デジタルの特性を理解して適正なビジネスモデルを組み立て、マーケティングプランを実行できる有能さの方が大事になってくる。これは善悪ではなく、必然です。

日本ではまだここのデジタルのエコシステムがアメリカレベルには機能していないので、大成功した先例が少ないのです。メルカリが先鞭をつけてはくれていますが、まだ物足りない。サイバーエージェントや楽天は日本というローカル市場から出れていない。本当の意味でグローバルマーケットで評価される日本企業が不足しているのです。これがもっと沢山出現してくれば、日本にもシリコンバレー的なベンチャーを目指す若者経営層とそれを育成するエコシステムが整備されていくと思います。そのためには、誰かが先行事例を作らねばなりません。日本というある意味恵まれた小さなマーケットの成功に満足せず、本気で世界を目指す志が必要です。どこまできるか、私も挑戦してみたいのです。

AmazonPayがお使い頂けるようになりました!

Amazon Payのご案内

9/3(月)から、おちゃのこネットでAmazon Payがお使い頂けるようになりました! 先行して8月から申し込みだけ受け付けておりましたが、反響の大きさに皆さんの期待を感じます。やはりECの世界ではAmazonの存在感は別格。ネットショッピングする人でAmazonのアカウントを持っていない人はいないでしょうから、決済で自分のAmazonアカウントが使えるのはこの上なく便利ですね。

ショッピングモールと比較した場合、単体のショッピングカートサービスには致命的な弱点があります。それは集客導線の弱さとアドレス・決済情報入力の手間。集客導線は販売手数料とセットなので、手数料のかからない単体のショッピングカートサービスには裏返しのメリットがあるのですが、購入者/配送先アドレスと決済方法の入力だけはどうしようもないウィークポイントでした。それが普段からよく使っているAmazonのアカウントを使えるのであれば、普段はモールでしか買い物をしない層に対しても訴求できるので専門ショップとしては大きなメリットになるはずです。

Amazon Payの提供には諸条件がAmazon側から指定されており、注意が必要です。

・法人アカウントのみに限定:今のところ個人事業者は利用不可になっています。これはAmazon側の制約です。
・全体https対応必須:ショップをSSL対応にしておかないと、Amazon Payの設定ができません。これはChromeの警告表示の問題もありますので、対応はいまやネットショップの常識です。

実はこういうよく使われているモールアカウントを決済に使うパターンは、楽天ペイ・Yahoo!ウォレット決済もご用意があり、それぞれそれなりの数のご利用があるのですが、やはり今回のAmazon Payが反響としては圧倒的です。存在感の差は如何ともし難いですね。モールとしてのAmazonマーケットプレイスは、あまりいい評判を聞きませんが、外部のショッピングカートサービスでAmazon Payを使うというのは良いとこ取りの賢い選択なのではないでしょうか。

「おちゃのこサークル福岡」開催しました!

おちゃのこサークル福岡

3月からスタートした「おちゃのこサークル」も福岡で4回目。これで当初予定していた全国の開催地を一巡したことになります。そもそもは、大規模なセミナーではできない濃密な交流の場をご用意したいという主旨で始めたのですが、一定の効果はあったと思います。当日ご参加頂いた方のお店を個別にご紹介して、それぞれのお店の状況に応じたアドバイスをその場でパネラーさん含めて指摘し合ったり、それが後日の勉強会に繋がったり。ただ、参加人数があまり増えなかったのが誤算でしたね。例え3,000円でも有料なのが集客的にはハードルなのでしょうか。

なので、今後の展開については、いったん考え直して内容を組み立てようと思います。100人規模のセミナーとの組み合わせでもいいのかもしれませんし、ワールドカフェ風のワークショップスタイルの方が参加者の満足度があがるのかもしれません。ただ、二カ月に一度の開催ペースだけはキープしたいと思います。貴重なリアルでの触れ合い、出会いの場ですから、そこは大切にしていきます。

個人的にはいつもながら打ち上げの席が一番楽しいので、これを多くの方でシェアできないのがもったいない。実は各会場にずっとお越しの皆勤賞ショップさんが複数あられたりして、勉強熱心な方は違います。成果は黙って出るものではないのです。

今回は長崎の髪風船の内野さんのお話しが本当に面白かったです。
物販の数字ではなく、顧客数にフォーカスしなさい

活きた顧客リストの数が増えれば、必ずその数に応じて売上は伸びる

メルマガを出すことを恐れてはダメ。配信停止の手段は用意してあるのだから、頻度は高くても何の問題もない。最低、週に一回。できれば毎日配信しなさい

コンテンツは、過去のものを使い回しでOK。毎回オリジナルなコンテンツなんて書けない。タイトルと順番を変えて、少し手入れするだけで充分使える

BLOGを書きなさい。そこがコンテンツ作成の原点であり、集積場。これをメルマガやキャンペーンで再利用する

一番効果が出やすいのはLINE
こういうお話しを生で聞けるのは、そして個別に質問できるのは本当に価値のある機会なのです。ぜひ活かして頂きたいものです。

ではみなさん、次回は神戸でお目に掛かりましょう!

余命三年

と診断されたら、あなたならどうしますか?

実際に、私の親しい先輩に膵臓ガンが見つかりました。超早期発見なので余命診断などは無縁の話なのですが、仮にそうだとしてどうするかという話になったのです。

その先輩は、「やっぱり仕事するなぁ」と仰いました。それを聞いた別の先輩は、「俺は考えられん。余命三年なら目一杯遊び倒すぞ」と。あなたはどちらでしょうか?

私は、仕事派です。確かに家族との時間も大事にするし遊びもしたいですが、それでもやっぱり仕事が第一。何故なら、それ以上に楽しいこと、やるべきことが見当たらないからです。逆に言えば、余命三年と言われてそれならやらないよということを、今やっていてはダメなんじゃないでしょうか。それは人生の時間の使い方を間違っていると思うのです。

自分が目指すもの、登る山の頂きを定めて、そのために最優先のことから手を付ける。人生の持ち時間は有限であることに今一度思いを向けたほうがいいんじゃないでしょうか。

そんなことを、最近のセミナーでお伝えしました。大きな災害がある度に、こういうことを考えます。たまに自分の生き方を振り返ること、大事なことだと思います。