株式会社CARZY設立しました!

7/31付けで「株式会社CARZY」を設立しました。

●取締役:岡野幹生、西川淳、西本先生
●執行役員:刑部建志(アートディレクター)、民輪一博(CTO)

という経営陣でスタートします。

顧問の岡田君に、【誰】に【どんな価値】を提供するのか整理しろ、と言われています。いわゆる経営理念です。CARZYは【クルマ好き】に【遊ぶ愉しさ】を提供したいと思っています。「人生を遊ぼう!」を理念として掲げます。

CARZYが提供するサービスは、”コレクタブルカーの個人間売買サービス”です。クルマが発明されて一世紀が経ち、いまその存在意義が大きく変わろうとしている時代の変節点にあります。自動運転、EV、シェアリングと大きく変化の波が訪れていますが、それらの要素は実用性という側面がクローズアップされているにすぎません。実はもう一つ、趣味性という観点があるにもかかわらず、そちらからの議論は大きく欠けているのが現状です。トヨタの豊田章男社長がよく仰います。「モノに”愛”という言葉を付けて表現するのはクルマだけ」と。その通り。昔からどうしてこれだけ多くの人がクルマに血道を上げてきたか、クルマという機械にすぎない存在に恋い焦がれる人が後を絶たないのか、その価値が過小評価されていると感じます。それはただ動けばいい移動の道具ではなく、文化や価値観、ヒストリー、人の想い、そんな有形無形のものが積み重なった大切な存在なのです。壊れたから最新機種に買い換えるスマホや電化製品とはまったく異なる、感情移入のできる存在でありパートナー。それがクルマ好きにとっての”愛車”です。CARZYはそんな時代を超えて受け継がれる価値のあるクルマ、コレクタブルカーだけを対象にした、趣味のクルマの取引プラットフォームをご提供します。それはクルマ好きを繋ぐコミュニティの創造でもあるのです。

時代の流れには逆行しているかもしれません。遠くない将来にガソリンエンジン車は販売が禁止され、街中では人が運転することすら許されない時代が来るでしょう。それでもこのタイミングでCARZYを始める意味はどこにあるのか? それは、”楽しむために生きる時代”がようやく到来したことにあると考えています。有史以来、人は食べるために働いてきました。いわゆる労働は楽しいものでは全くなく、生活のため生きる術として仕方なくやるものでした。それは人が嫌がることや苦しい事が多かったはずです。仕事はシンドイのが当たり前、みんなそう言い聞かされて社会に順応してきましたよね。でもそれが大きく変わろうとしています。

今の時代、稼いでいる人は誰か考えてみて下さい。高額所得番付の上位は、歌手、映画俳優、タレント、スポーツ選手、作家、アーティストで占められているはず。一部の起業家を除けば、これらはみんな生きる上で必要不可欠の仕事ではありません。いうなら、人を愉しませる仕事、なのです。農業、工業、サービス産業と社会が高次化して生産効率が高まり、最低限の衣食住をまかなう以上の品物が溢れる世の中になりました。これがAIやロボット化でますます進展します。もう多くの人は食べるためのイヤな労働から解放されていい時代になりつつあるのです。その現れが先の高額所得者のリスト。この意識はすでに若い人の間では浸透しつつあり、もう楽しくない仕事には人が集まらないようになってしまっているのです。コンビニも飲食店も、外国人アルバイトがいなければ回りませんよね。若者は仕事にあぶれていても、そういう仕事は敬遠します。それが正しいのだと思います。もう楽しくない仕事はしない。楽しい仕事だけして生きていける。社会を構成する必要最低限の仕事は機械化してロボットにやらせ、人間はクリエイティブで面白いことだけを追求して生きる。ローマ時代の貴族階級と奴隷の役割分担が、人と機械で受け持たれつつある。ベーシックインカムが現実のものになる。そんな時代が来ているんじゃないでしょうか。エンジニアがリモートワークで働くトレンドにその兆しを感じています。

パンドラの箱に最後に残ったのは希望でした。人はどんなにツラい毎日でも、そこに希望があれば生きていけます。全ての人が、自分なりの希望と楽しみを見つけて、それを頼りに生きているのです。私たちはその愉しさにフォーカスをして、より皆さんに楽しんで頂ける、笑顔を増やすお手伝いをしたいと考えます。仮にガソリンエンジンのクルマが禁止されても、人は他に違う楽しみを見出すはずです。それでいい。その時はその時です。私は今許される楽しみを最大限に増やすことを考えます。だってこれだけ多くのクルマ好きが日本に、世界に存在するのですから。一人でも多くの方を笑顔にしたい。世界中のクルマ好きを繋いでみたい。そこはきっと楽しいワクワクする場になるはずなのです。

人生を遊ぼう!
Connect Car Crazies!

「おちゃのこサークル仙台」開催しました!


おちゃのこサークル

「おちゃのこサークル」の第三回目を仙台で開催させて頂きました。私にとっても久し振りの仙台訪問で、街の様子はもう震災の痛手を感じさせないレベルに賑わっていました。しかしながら、実際の所は目に見えないところでダメージは残っており、それは神戸も同じです。あれだけの被害がそう簡単に払拭できるわけはないんですよね。

クモノスー地域別上場企業情報サイト

こういう情報を見ても仙台に本社を置く上場企業というのは意外に少なくて、典型的な支店経済圏なんですね。でも街の印象はよくて、三連休前ということもあり相当な人出で賑わっていました。正直、神戸と比べるとどこに行っても政令指定都市レベルは発展してるんですけどね。

今回のサークルで聞かせて頂いたお話しでは、

・Googleの存在感低下が進行中
・InstagramやYouTubeでの検索が増えている
・お客さまとのリレーション作りではやはりメールによるプッシュが有効
・おちゃのこネットの強みであるステップメール機能を活用すべし
・独自性の高い商材開発が何よりのお店成功のカギ

といったところが印象的でした。いわゆる、月商100万円のカベ、を乗り越えられないお店さんが現実的には多く、どうやって売上を作っていけばいいのか摸索されています。正直なところ、ここに魔法のテクニックがあるわけではなく、それぞれのお店で創意工夫とトライ&エラーを繰り返すしかないんです。商売って、より努力したものが報われる世界なので、結果が出ずに消えていくお店が多いのはある意味致し方ないところがあります。私としては一人でも多くの方に成功して頂きたいので、参考になる成功例を目の前に提示してそこから何らかのヒントを掴んで頂くしかないと思っています。「結局、成功しているパネラーさんは努力されてるんですね」というひと言が印象的でした。

次は9月に博多で開催させて頂く予定です。また新たな出会いがありますことを楽しみにしております。