「芝麻信用」の脅威



「信用」が中国人を変えるースマホ時代の中国版信用情報システムの「凄み」

一年前の記事ですが、読んでいて寒気がしてきます。中国という共産党一党独裁国家だからできる、できてしまう、情報管理国家の恐ろしさ。
点数が低いとホテルに泊まれず

中国で航空券や列車のチケットの購入に統一の身分証での番号登録が必要なので、芳しくない前歴があると航空機や高速鉄道などの利用が禁止され、移動には在来線やバスを利用しなければならない

新卒学生に対しても『芝麻信用』の評価点数を参考にする
点数が低いと新幹線(高速鉄道)に乗れないんですよ! これはさすがに他の先進国では受け入れられない仕組みだと思いますが、思いたいですが、実はAli payは既に日本で着々と浸透しつつあります。

試しにAli payのアプリを入れてみました。アカウント自体はすぐに作れますが、今のところ中国国内の銀行アカウントがないと紐付けてチャージができないみたいですね。AliExpressにも登録してみましたが、紐付けの方法が分からず断念。後でもう少しやってみます。

既に日本国内でAli payが使える場所は相当広がっています。コンビニ各社、百貨店、家電量販店、ドラッグストア、ユニクロなど。今のところは中国人観光客向けですが、インフラが行き渡ればこれを日本人向けに解放するのはすぐできます。知らないうちに世界がAli payの信用ネットワークに絡め取られていた、なんてことになれば悲劇です。

しかし、それを止められるのか? 自分の信用情報を中国企業に握られる。ローンの審査もAli payの信用次第。そんな未来は嫌だな…。