W杯、終戦

残念ながら、パラグアイに負けちゃいましたね。

色々思うことはあるのですが、歴史は一夜では作れない、ということなのでしょう。

こうやって時間を掛けて、経験を蓄積して、レンガを一つ一つ積んでいく過程が必要なのだと思います。

今大会で、日本代表は大きく上積みをする事が出来ましたが、今後の4年間で必要なのは縦ではなく横に土台を拡げる事ですね。

日常の活動の場であるJリーグの活性化と、若手の育成。

時間は掛かりますが、楽な道はありません。



しかしこんなに多くの人が一つの事柄で気持ちを一つに出来て盛り上がれるというのは素晴らしいですね。

選手・スタッフ・監督、皆さん本当にお疲れ様でした。

たかがサッカー、されどサッカー。

パラグアイのバルテス選手が駒野に声を掛けてくれたのが一番印象に残るシーンです。

パラグアイの次戦は、旧宗主国のスペイン。

一発かましてやれ!

パラグアイ戰

さあ、あと一時間で始まります。

五分五分と思います。

気持ちが強い方が勝つかな。

Grouponに見るソーシャルショッピングの可能性

創業2年で売り上げ3.5億ドルへと急成長した企業Grouponの秘密



何だかGrouponがホットな様子ですね。

上記の分析が良くまとまっていると思いますので、会員登録が必要ですけどご一読をお勧めします。



TwitterとかFoursquareのようなソーシャルサービスは収益源の作り方が難しいです。

最も親和性が高くてお金を取りやすいのは、やはりEC周辺とくっつける事でしょうね。

クーポン系のサービスはネットの草創期から沢山あって珍しい切り口ではないのですが、ソーシャルメディアと繋がることで価値を再構築している例と言えるでしょう。



さて、ウチはどうしましょうか。

日本、GL突破

いやー、デンマークにも勝っちゃいましたね!

結果的に、2勝1敗でGL突破とは素晴らしい結果です。

正直W杯が始まる前の迷走振りを見ていれば心配したくなるのは当たり前だと思うので、本戦を前にした岡田監督の現実路線への転換が良い決断だったということなのでしょう。

仮に今回の大会をGL敗退していると、下手をするとアジア枠削減→次回は予選敗退、なんて事態も充分ありえたので、日本のサッカー界全体にとって大きな成果を挙げたと言えます。



次はパラグアイ。

GLではアフリカ・ヨーロッパの国としか対戦していないので、南米のスキルフルなチームにどこまで日本の戦術が通用するか楽しみです。

もうボーナスラウンドみたいなものなのですから、伸び伸びリラックスして立ち向かって欲しいですね。

自国の代表を決勝トーナメントで応援できるなんて、幸せなことです!

飲食業

今日はリクルート時代の元上司がお越しになり、新規事業へのアドバイスを求められました。

基本的には、飲食業向けBtoBサイトで、収益源はバナー広告とPR代行サービス。

大口広告主に依存すると怖いですが、上手く小口分散出来れば安定すると思います。

国内だけに囚われず、海外からインバウンド需要を取り込めれば面白いモデルが作れると思います。

しかし固定費が安いのは圧倒的に強みですね。

そりゃ紙媒体は大変ですわ。



ウチも地方で商売をしていて感じますが、サービス業として東京以外で成立するビジネスの筆頭が飲食業。

政令指定都市レベルではやり方次第で充分規模を追えますから、縮小する国内市場向けの商売としては今後も有力だと思います。

こういう新しいチャレンジ、素晴らしいですね。

成功をお祈りしています。

お通夜

嫁さん方の祖母が亡くなったので、通夜と告別式に参列するため京都の実家へ。

もう95歳だったから立派な大往生で湿っぽさは無いのだけど、やはり人生の終わりに立ち会う経験というのは荘厳な気持ちになります。

何時か来る自分自身の幕引きはどんなだろうか、その時子供たちや周囲の状況はどうなってるんだろうか、やり残したことは無いだろうか、なんて色々想像してみたりします。

もう何年か前に亡くなった祖父は、山形から画家を目指して京都に出てきて、祖母と知り合い、亡くなる直前まで染物工場を営んでいました。

年をとっても祖父と祖母は自分たちで身の回りの全てをやり繰りして、子供たちの手を借りずに生活していました。

入院したのも亡くなる直前だったし、90を超えているのに生活力は凄いと感心したものです。

東北って自分にとっては縁の無い地方だったので、細いけれども繋がりが持てたのはちょっと嬉しくて、出羽三山の事をちょっと調べてみたりしました。

今でも即身仏が拝めるなんて凄いですよね。

こういう時に、自分が永い人の繋がりの中で生まれて生かされているんだな、とルーツに思いを馳せて感慨深くなります。



さて、子供たちには何を残してあげようか。

お金や財産よりも、生き抜く力を持たせてあげるのが一番かな。

日本の良さ

「いい国に生まれたのだ」ということ

日本のパスポートは最強らしい



両方さとなおさんのコラムなのですが、日本は確かに「平和」と「健康」という二つの根源的欲求を高いレベルで満たしている貴重な国なんですよね。

こんなに恵まれた素晴らしい環境があるにも拘わらず、国民性がナイーブで慎重な性格な為に、浮かれてはしゃぐでもなくネガティブな要素に溜息をついて明日を憂いている状況でしょうか。

では何となく先の展望が開けない行き詰まり感を、どう打破すれば良いのでしょうか?



1.輸出型の製造業セクター

 これは答えは簡単。どんどん海外に事業進出して、現地工場を作り現地法人を構え利益を上げて頂く。で、日本には連結納税で利益を返して頂く。勿論国際的に競争力を維持できる税制水準の基で。これはとっくに各大手企業が適応を進めていますよね。国内雇用が多少失われるかも知れませんが、それよりも海外市場への進出で各企業が強い体質を作る方が先決だと思います。



2.国内型のサービスセクター

 問題はここですね。縮む人口動向には絶対に逆らえないので、パイの縮小を何らかの手段で補わないといけません。高額品にシフトするか、販売形態の企業/ショップなら海外向け貿易を手掛けるなどで新しい市場を開拓するかしないと展望が開けないと思います。しかし対面販売しか方法がないサービス業はどうするか。答えは海外からの観光客の誘致しかないと思います。国内の人口だけでは縮むパイを観光客で補う発想ですね。現実に秋葉原や北海道では一定の成果を収めつつあるので、政府に頼らずに民間が自助努力で観光客を集める努力をすべきでしょう。どれだけの観光地やお店が中国語の案内サイトを作っていますか? あなたのお店は「銀聯(ぎんれん)カード」でお買い物が出来ますか? 日本という国そのものが最強のコンテンツなのですから、活かさない手はありませんよ。



すべからく重要なのは、国境を越えた発想をすること、にあると思います。

ウチ(コンタクト)のクルマ関係の商売でも、かなりの割合で海外からの輸入商材がシェアを占めています。

いくら情報化が進展したと言っても、それぞれの国の文化は一朝一夕には同化しません。

国が違うと発想や価値観が異なりますから、思いがけない掘り出し物やニッチ商材が見つかったりするんですよね。



嘆く前に、行動しましょう!

代理店販売の是非

世の中色んな商売の形態があると思いますが、いわゆる代理店方式を採用している会社も多いと思います。

おちゃのこネットにも代理店の問い合わせを頻繁に頂きます。

しかしながら、現在に至るまで、また恐らく将来に渡っても、弊社が代理店制度を導入することは無いでしょう。



その理由は幾つかありますが、一番は弊社とお客様とのフラットな関係に複雑な要素を持ち込みたくないのです。

せっかく上手く運んでいる信頼関係が、中間に異なる立場と価値観を持つ第三者が介入する事で、事態が複雑化する懸念があるのです。

これは既に起こっていることで、システムの仕様や設定に関する了解事項を正しく伝達・共有出来ていない事で、不要なトラブルを招くケースが目立ちます。

弊社は代理店としてのシステム再販を許可していないのですが、お客様の了解の元に一定の権限を制作会社さんに委ねて運営をサポートしてもらっているケースはそれなりの件数あります。

ところが、これがトラブル多いんですよね…。



勿論、代理店制度には大きなメリットがある事も重々承知しているつもりです。

対面でお客様に説明やサポートが出来ることも安心感に繋がるでしょうし、より沢山の顧客を獲得できるチャンスも得られるでしょう。

それでも、私はお客様と直接繋がり、コミュニケート出来る今の関係の継続を望みます。

ネットがもたらすコミュニケーション革命って、そうあるべきだと思うからです。

東京に拠点を設けなかったり、間接販売チャンネルを使わなかったり、逆に海外向けに英語版サービスを提供してみたり、IPOはしないと決めたり、と色々逆張りで行っているんですが皆が同じ行動を取ってちゃ面白くないですからね。

一社くらい、変わった方針で行くのも良いんじゃないかと勝手に思ってます。(笑)

mixiの改善提案

押しも押されもしない日本を代表するSNSであるmixiですが、どうも最近行き詰まっている感があります。

ゲームで若年層から小銭を巻き上げるgreeやDeNAのビジネスモデルを参考にする必要は無いと思いますが、海外で伸びているFacebookとの勢いの違いは明白です。



何が問題か?

私は、新しい出会いの無さ、に尽きると思っています。

当初無防備に日記を公開していたユーザーが、自身のチョンボを2ch等に晒される事例が相次ぎ、今はマイミク限定にしか情報を公開しないのがデフォルトになってしまっています。

これではせっかくコミュニティ等で興味のある人を見つけてもいきなりマイミク申請をするわけにも行かず、関係の進展が望めません。

mixiボイスの導入も裏目に出ている面があり、一番コアな機能である日記の希薄化をもたらしてしまっています。



では、どうするのが良いのか?

私なりに対案を考えてみました。



1.日記の公開範囲をmixi外にも設定可能にする

 これはmixiの基本コンセプトを逸脱している意味がありますので、ちょっと無理があるかも知れません。ただ、あまりにクローズドな関係性に閉じこもってしまっているので、外部との接続性を少し拡張しても良いのでは。



2.個人認証を厳密化する

 逆行している様に聞こえるかも知れませんが、元々安心して情報公開できるはずだった場が、荒れてしまった為に公開範囲を身内に限定したという流れがあります。基本に立ち返って、携帯メールアドレスなどで複数アカウント・捨てアカウントの取得を防止して認証を厳しくすることで匿名の悪質ユーザーを排除出来るかも知れません。これならクローズドな空間の良さが生きてくるので、ネット上のオアシスに戻れる可能性があります。



3.同窓会機能の強化

 コミュニケーションを活性化させる為に、mixi同級生機能が導入されていますよね。ここをもっと活用すると共に、機能を学校から昔在籍した会社や組織に拡張して同窓会ニーズを掘り起こします。最近身近で昔の同僚等が色んな口実で集まる機会が多いんですよ。皆年を取っても昔話に花が咲いて、とても楽しそうです。そういう交流活動を活性化させるのがSNSの本来の役割なので、きっと喜ばれるはず。



4.人材広告の活用

 これはmixiの収益化への提案ですが、せっかくFind Job!という優れた求人サービスがあるんですから、mixiとくっつけちゃえば良いんじゃないでしょうか。個人の興味・関心のあるカテゴリーの求人情報を閲覧出来れば、求人広告効果も高まるし、出稿企業もmixiも収益への貢献は大きいと思います。見たくない人は非表示にするだけですから、利用者も腹は立たないでしょう。



何かこのままだとFacebookにやられちゃいそうなので、手遅れになる前にもう一度成長ストーリーを練り直して欲しいです。

過信と絶望の間

サッカーを取り上げるテレビ番組を見ていて感じること、それは冷静さの喪失。

やたらはしゃいで浮かれている人が一杯。

皆この前までどうせダメなんだから、なんて悲観的だったのにね。

根拠のない過信と絶望の間に、常に現実は存在しているのだと思う。

喜怒哀楽を表現するのは良いけどさ、軸をしっかり持とうよね。

勝ちましたね!

いやいや、戦前の下馬評を覆して、日本代表がカメルーン代表に勝ちました。

実はF1を語る会というのがありまして、「W杯よりF1ぜよ!」を謳い文句に飲んでいたのですが、サッカーの吸引力に負けて皆でテレビの見れるお店に移動して観戦しておりました。(笑)



私がこの勝利に凄く意味があると思うのは、サッカー界が失いかけていた自信を取り戻してくれたからです。

サッカーの持つ意味は、世界共通言語であるという面が大きいと思います。

オリンピックを上回る全世界の視聴者数が現す通り世界レベルで最も影響力の大きいスポーツですから、各国の世情を色々な意味で反映してしまいます。

今でも盛んなのは主にヨーロッパで、イングランド・ドイツ・フランス・イタリア・スペインといった先進各国のリーグが莫大な放映権料をベースにビッグビジネスを構築しています。

アメリカだけが先進国としてはサッカーの存在感が低いのですが、これはアメフト・バスケ・NHL・MLBと他に沢山の選択肢がある特殊事情によるもの。

アメリカ・ロシア・中国は、強化が進みつつありますから必ず今後強国としてアピールする事になると思います。

中南米は経済の実力に比べると昔からサッカーのレベルが高いのですが、ブラジルは経済的にも成功を収めつつあり南米の地位は向上していくモノと思えます。

アフリカは、正直伸び悩みですね。

身体能力は高くポテンシャルは従前から評価されているものの、協会の体制が整わず国としてチームプレーを行えない弱点がなかなか克服されません。



こうやって各国の状況を見ると、日本でサッカーが盛り上がったこの10年ほどは経済的に行き詰まってしまった古い社会システムを打破してくれる新しい潮流の象徴として見られた面があったのではないかな、と思っています。

野球が中年層の支持を集めているのに対して、若者文化のシンボルとしてのサッカーという面がありましたよね。

だからこそ最近の日本代表に見られるメンタル面の弱さが、若者層の元気の無さを現している気がして非常に苛ただしく感じていました。

やれば出来るのに、やる前から結果を悪い方に予想して踏み出さない。

結果が出ないのを他人のせいにして、自分はリスクを負わない。

そんな風潮に活を入れるのに、実はスポーツ界の活躍というのは非常に効果的なんじゃないかな、と。

高度成長期の東京オリンピックの様に。



日本に足りないのは、自信と勇気ですよ。

奮起せよ、若者諸君!

日本、緒戦!

さあ、いよいよ緒戦のカメルーン戰です。

今日負けるとグループリーグ突破は無理だと思うので、いきなり正念場です。

落ちるところまで落ちたので、後は上がるだけ。

意地を見せてくれ〜

ワールドカップ開幕!

さあ、4年に一度の世界最大のお祭り、ワールドカップが開幕です。

日本代表の雲行きが怪しいので国内ではあまり盛り上がっておりませんが、世界中のスタープレイヤーが一堂に会して戦う大舞台。

真剣勝負でしか味わえないドラマの出現に期待したいと思います。



個人的な優勝予想を。



本命:ブラジル

対抗:ドイツ・イタリア

穴 :アルゼンチン



CLの結果を踏まえて、しばらく守備的に強いチームが勝つ流れが続くのでは、と予想。

スペインが勝ってくれる方が見てる方は盛り上がるんですが、なかなかそうは行かないのでは、と。

答えは一ヶ月後に!

日本市場への評価

なぜ日本市場が重要か: iPad騒動, クラウドコンピューティング, そしてソーシャルインテリジェンス



まずは上記の記事をご覧になってみて下さい。

そして、そこに溢れる日本市場への高い評価と愛情を感じる時、どうして当の日本人自身が自国のマーケットにポジティブになれないのか悲しくなります。

確かに日本には色々深刻な課題があります。

先の見えない構造改革、それに伴う不況の長期化・活力の低下、悪化する一方の財政、政治のリーダーシップ不足。

それでも日本は世界に冠たる経済大国であることは揺るぎない事実であり、もっと自信を持って良いはずなのです。

想像してみて下さい。

イタリアが今の日本と同等の経済力があったら、年中お祭りですよ。(笑)



背景には国民性もあると思います。

しかし、私はマスメディアのミスリードが一番罪が重いと思っています。

論点を整理して健全な批判と建設的な対案の提示を行う事が求められている役割のはずなのに、はっきりとしたポリシーも無しに気分だけで右往左往行き当たりばったりのバッシングばかり。

辟易している人は多いのです。

だからこそ、現在のWebを使った市民メディアがこれだけ活況を呈しているのでしょう。



けなすことは簡単です。

大切なのは、批判には必ず建設的な対案を出すこと。

そして、良いところを見つけて褒めることです。

Twitterを見ていると、良い方向に向かっていることが実感出来て嬉しくなります。

iOS 4

待ちきれなくて、入れちゃいました。

会社でDeveloperアカウント持っているので、iOS 4 GM seedを落として、iTunes9.2βを落として、データバックアップして、システムインストール、データ復旧。

約2時間強掛かりましたが、無事にアップデート完了。



感想は、

 ・主立ったUIはiPhone OS 3.1に比べて変わりありません

 ・日本語変換が賢くなってる

 ・フォルダー分け機能は良い

 ・バックグラウンドアプリの切り替え画面が分かり難い(ホームボタン・ダブルクリック)

 ・動作はまずまずだけど、ちょっと画面のスクロールで引っ掛かっている様な…

 ・今のところアプリは全て互換性あり

 ・「写真」の機能がアップしてますね(撮影地とか人認識とか)

 ・壁紙設定とかで随分雰囲気が変わります

くらいですかね。



来週早々には予約開始で再来週には発売ですから、あっという間ですね。

楽しみに待つことにしましょう。