「PayPal Maffia」

書評:Once You're Lucky, Twice You're Good



う〜ん、日本とアメリカのベンチャー創出風土は根本から何もかも違いますね〜。

まあ日本の良さは長期的な改善・改良にあると思いますから、アメリカにはせっせと種を生み出してもらうことにしましょうか。



にしても、最近Webの世界に革新的な出来事が少ない気がします…。

javari by Amazon

アマゾンが新サイト、シューズとバッグの「javari.jp」オープン



あのAmazonが乗り出したことなので勿論慎重な検討と勝算があるのでしょうが、正直意味不明です…。

ウチの女性スタッフに品揃えとか見てもらったんですが、特別魅力的というわけでも無し。

どうしてこのカテゴリーを外出ししようと思ったんでしょうか?

ファッション系のショップさんの大きな脅威になるかも、と思ったんですが、大した影響は無い、かな?

印刷・発送のアウトソーシング

ウチのカーナビEC店では、半年に一度カタログを発行して取引先にお送りしています。

最初は、Webショップに紙媒体は似つかわしくない思いを持っていましたが、実際に発行してみると効果は歴然。

やはり情報の保存形式として紙の有効性は失われていないのです。

それに、Webという媒体はプル型の性格なので、お店側から顧客側に積極的にプッシュ型販促を行うことが難しい面があります。

最近はパーミッションを取っているメールですら迷惑がられることが多いですから余計です。

そうなると、ボリュームのある印刷物という形でカタログを送付する、ということが販促上非常に大きな意味を持つのですね。



今までの悩みは印刷コストと発送の手間にありました。

知り合いの印刷屋さんに印刷をお願いして、スタッフが手分けして袋詰めと発送をしていたんですが、件数が数千件になると大ごとなのです。



で、今回新しい業者さんを探して、印刷と発送代行までアウトソーシングしてみることにしました。

印刷経費も削減できましたが、一番の驚きはその発送経費の安さ!

ウチも佐川さんに交渉してそれなりに値引き価格を出して頂いてたんですが、比べものにならない安さでした。

(この業者さんの価格は関西でトップ10のランクなのだとか)

発送の手間が無くなった上に安くなるんですから、お願いしない手はありませんよね。



良く考えると、このスキームはおちゃのこネットのご利用ショップさんにも充分適用出来ると思いますので、ご紹介できる仕組みを考えてみたいと思います。

今時は考え得る手段は何でも取り入れませんと、ね。

阪急西宮ガーデンズを訪問してきました

昨日、阪急西宮ガーデンズを訪問してきました。

正式には11/26(水)Openなのですが、近隣住民含めてプレオープン状態で誰でも入店できる状態なのでした。

訪問の目的は二つ。

おちゃのこネットで開業されている某ショップさんの訪問と、奈良の吉野でロアジを開業されていたレストランの新装開店のご挨拶と。

新ロアジである「Osteria Giulia」は探しあぐねたのですが、某おもちゃショップさんは無事発見してご挨拶など。

どちらも、やはりこういう心掛けのお店はちゃんと見ている人が居るのだな、と納得。



人は、思いの強い人が最終的に成功するんですよね。

どの世界でも。

真面目に努力する人が報いられる世の中であって欲しいと強く思った次第です。(^^)

銀聯カード

「ぎんれんカード」と読みますが、皆さんご存じでしたか?

恥ずかしながら私は今日初めて知りました…。



詳細はこちらをご覧頂くのが良いですが、ようするに中国で普及しているデビットカードですね。

中国ではクレジットカードを持てない層が多く、クレジットカードの発行枚数が1億枚に止まっている(それでも多いですが!)のに対し、何と銀聯カードの発行枚数は15億枚以上!

中国人旅行者は殆ど全員持っていると言っても過言ではない状況なので、中国人向けの店舗では決済用端末が用意されているかどうかが死活問題になっているとのこと。

未だに中国では外貨持ちだし制限があり(5,000ドルまで)、手元現金を残しておきたい旅行者にとっては便利なツールなのですね。

これも知りませんでしたが、日本政府による中国人観光客向けの観光ビザ発行条件が厳しく、4名以上の団体観光客にしかビザが発行されていなかったのだとか!

2008年の3月より家族観光ビザが発行されるようになり、個人観光旅行が増えたらしいです。

何だそれ、さっさと条件撤廃しろ、と思いますよね。



「銀聯カード」取り扱い急増中 「お金持ち」中国人観光客取り込み



しかし、中国パワーの増大振りはスゴイ…。



デビットカードですから、即時決済で手数料安価という非常にショップにとって嬉しい決済手段。

今はまだネットショップでは使えない様ですが、今後決済会社が対応を進めれば有力な決済方法になりそうですね。

ウチもその節には速やかに対応させて頂くつもりです。



今週は何だか決済ネタが多かった週でした。

では、皆さん良い週末を!

金融界の生々しいお話し

GM救済はグリーン・ニューディールの目玉だったりする・・・(債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら)



TVのコメンテーターが奥歯に物が挟まったような説明してるのを聞くより、こういうBLOGを読んだ方が面白くて実感が持てます。

私の友人のワイフで、先週生まれて初めてウォールマートに行ったわ、というのがわざわざ電話してきて



「全然悪くなかったわ、なんでもっと早くいかなかったのかしら」、



とぬかした「ばかもの」がいましたが、ウォールストリートの連中のワイフなんてのはだいたいこんなもんです(笑)。実際彼女たちは元ヴォーグのモデルとかで、亭主の金回りが悪くなった瞬間雲散霧消する、と言われていたのですが、とりあえずがんばってウォールマートに行っているようです(爆)。



猫の餌が人間の飯より高い、という世界ですから(笑)。


なんて。



しかしこりゃビッグ3は助かりそうにありませんね。

日本車メーカーは現地雇用で貢献しているので、アメリカから感謝される事になるのかも知れません。

不景気の時は日本人の堅実さが頼もしく思えます。

頑張って乗り切りましょうね。

おちゃのこネットが150以上の通貨に対応しました

おちゃのこネットは従来、日本円・アメリカドル・ユーロ・ポンドの4通貨のみに対応でしたが、この度世界中の150以上の通貨をお使い頂けるようになりました!



海外通貨向けにクレジットカード決済を使うにはPayPal決済をご利用頂くのが最も多くの通貨に対応しています。

現在PayPalで決済できる通貨は16種類。(こちらを参照)

ターゲットとしている国の現地通貨を扱えることはショップにとって販路を拡大できる大きなチャンスです。



我々は当初、おちゃのこネットで扱える言語が英語だけである以上は上記の4通貨に対応していれば充分だろうと考えていたのですが、海外向けサービスを開始してから予想以上に現地通貨の設定機能をリクエスト頂きました。

アメリカ・イギリス・オーストラリアという当初想定国以外に、中国・香港・マレーシア・シンガポール・タイ・フィリピン・パキスタンといったアジア圏、更にイスラエル・リトアニア・ウクライナ・スイス・スペインといった広い欧州圏からカリブ海諸国まで想像以上に広い国でご利用が始まっています。

PayPal決済に対応していない国の通貨についてはローカルの銀行振込を中心とした扱いになりますが、ご利用ユーザーさんのリクエストにお応えして機能の拡張をしていきたいと思います。

何だかワクワクしますね。

PayPalさんを訪問しました

先日お知らせした通り、本日東京のPayPal日本法人さんをお尋ねしました。

まだ正式な日本法人がスタートして数ヶ月ということでしたが、精力的にプロモーション活動をされているご様子。

今日はアメリカ本社より上級副社長さん・アジアパシフィック担当役員・シンガポールMgr.さんも同席されており、ご一緒させて頂いたセラーの皆さん共々大変貴重で有意義な時間が持てました。

ありがとうございます。(^^)



今日再認識したのは、PayPalという仕組みのスゴさ、有益さですね。

既存のクレジットカード決済サービスと比較しても弱点が見当たりません。

決済料率の安さ、回収期間の短さ(だってリアルタイムですものね)。

唯一のハードルは、まだ日本マーケットに溶け込んでいないという心理的障壁でしょうか。

これから接点を増やして身近なサービスに感じられるようなプロモーションが展開されれば、きっと日本でも普及していくことと思います。

だって、良いサービスなんですから。

我々も出来るところからお手伝いしていきたいと思っています。

日本の生きる道

日本の家電はどうして高機能化一辺倒なのか(北米と比べて)



ここに書かれている内容、正にその通りでしょうね。



同じ事はカーナビ業界にも言えると思います。

アルパインなんて北米でトップシェアのPNDを持っているのに、国内の高価格帯マーケットを守りたい一心で日本には同商品を投入せず。

で、日本メーカー各社の製品が高止まりしているのを尻目に続々と欧米/台湾メーカー等の安価なPNDが流入してきて、今や息も絶え絶えな状況な訳です。



世界マーケットにおいて、高機能・高価格な日本製品が支持される層は確実に存在する。

それに高機能帯にフォーカスしないと、日本メーカーの強みが生きないのも事実。

問題は安価なカウンターパート商品という選択肢が与えられないという歪んだマーケット状況にあります。

日本国民全てが高品質・高価格路線を支持しているわけでもありませんからね。



台湾メーカーのコスト競争力は脅威であり、同時に羨ましくもある昨今です。

昔の日本は価格破壊者だったのにね…。

PayPalから電話

所用で外出していたらスタッフから連絡があり、「PayPalから電話です。先方お急ぎのご様子ですので。」とのこと。

何事かと思ったら、「ショッピングカートASPとより緊密な情報交換をしたい」という嬉しいお申し出でした。

PayPalの日本法人って今年の夏に出来たばかりらしいですが、来週本社から幹部が来日するとのこと。

と言うわけで来週PayPalの中の人に会ってきます。

NHKの有料オンデマンド放送の詳細

NHKがオンデマンドネット配信サービスの料金を正式発表--1本105円から



かねてより準備中のNHKのオンラインアーカイブ配信サービスが、料金体系を決定したようです。

概ね一本315円で、月額定額の見放題コースが1,470円という設定。

本音は受信料(地上波のみで月額約1,300円程度)を払ってたら無料でアーカイブ受信させてほしいところですが、まあ妥当な料金設定と言えますか。



ネットに馴染んでくると、タイムテーブルに併せて試聴するのが非常に億劫なんですよね。

見たい時に見たいのです、YouTube的に。

その意味では大進歩。

【ホームオーディオ専門店コンタクト】をオープンしました

【ホームオーディオ専門店コンタクト】



今週より当社の二つ目のネットショップとして、上記のホームオーディオ専門店をオープン致しました。



2002年よりカーナビのネット販売を開始して早6年が経ちました。

カーナビという商材が普及期を迎え、当初不透明だったネット販売というチャネルも認知され、今や販売+取り付けまでのトータルサービスを提供するビジネスモデルが当然になっています。

ショップ開始直後は各メーカーの理解も得られず仕入れ交渉だけでも随分労力が必要でしたが、すっかり各販社さんの理解も得られて信頼関係が構築できました。

カーナビ自体も商品サイクルの変遷期を迎えており、市販優勢から純正優位に時代は動きつつあります。

ウチでもそろそろ次の商材を探そうと、かなり以前より様々な模索を続けておりました。



そして、出会ったのがタイムドメイン社のスピーカーでした。

カーナビ/カーオーディオを扱っていた経験から隣接エリアの商材ではあったのですが、より広い顧客層にアプローチできるホームオーディオ分野にまだまだ未開拓なマーケットが存在していることも分かり、この信頼できる商材との出会いが決め手となって取り扱いを決断しました。



衣食住という言い方をしますが、日本の一番改善をしなければならない分野は圧倒的に住空間です。

箱そのものは不動産業界関係者の努力を待ちたいと思いますが、手に入れた我が家を豊かにしてくれる大事なアイテムとしてオーディオというのは奥深い興味の対象だと思います。

家族でほっとくつろぐ時、独りでリラックスしたい時。

共に映像と音響が大事な要素となってくるはず。

映像は昨今の大型薄型TVの普及で欲求が満たされつつあると思いますが、音響に関しては皆さん商品選択に困っておられる状況だと思います。



普及型のミニコンポに飽き足らなかったら、その次は?

少し高級なオーディオが欲しいと思うと、いきなり底なしのハイエンドオーディオというブラックホールが待ち構えています。

えっ、左右のスピーカーがセットで1,000万円?

ケーブルだけで20万円以上?

もう絶句です。



もっと手頃な価格で、質への要求を満たしてくれる良いオーディオは無いのでしょうか。

我々の答えが、このタイムドメイン社のスピーカーです。

まだまだ知名度も低い商品ですが、何度もメーカー本社に足を運び、開発者である由井社長の話に耳を傾け、我々自身の耳であれこれ聴き比べた結果、これしかないという手応えを得たのです。



これから様々な取り組みを通じてこの商品の良さをお伝えしたいと思っています。

どうぞ宜しくお願い致します。

オマケの心理

車が売れないので半額で販売 → 売れない 通常価格に戻して1台買うともう1台プレゼント → 爆売れ



不景気ならではの話題ですが、これ重点的に販促を掛けて売り切りたい時の参考になりますね。

ウチのスタッフ曰く、「イギリスでは値引きよりもオマケを付ける方法が一般的」とのことなのでお国柄もあるかも知れませんが、普通の日本人の感覚では「使わないものを余計にもらうより安くしてもらった方が嬉しい」と思うのではないでしょうか。

でも上記の文中の

100万→50万だと50万の得

100万x2→100万だと100万の得


という指摘を見るとナルホドと思ったりもします。

確かにテレビショッピング等では、値引くよりもアイテムをオマケで追加する手法を多用していますものね。



こういうのって、ショップにとっての実利の観点では同じでも結果が大きく違ったりして面白いですね。

商売は心理戦です。

新時代の日米関係

CHANGEからCHANCEへ



他人と共感を覚えるのはどれだけお互いに共通の価値観があるかによると思いますので、オバマ世代に日本への親近感があるのなら期待したいですね。

戦後の日本って一方的にアメリカ的価値観の輸入に努めてきた感があり、恐らく上の世代の人は欧米コンプレックスを捨て切れていないと思います。

何だか新しい政権への期待が高まります。



しかし就任(2009.01.20)までまだ二ヶ月以上もあるんですね…。

イイハナシダナー

ヌクモリティ感じるコピペ貼ってけ



殺伐とした毎日が続きますが、週末のお供に。(^^)